御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方

横浜御朱印めぐり10/1から開始!オリジナル御朱印帳も先行販売中

最終更新:2020年9月28日 公開:2020年9月28日
横浜御朱印めぐりアイキャッチ

赤レンガ倉庫に中華街と、人気の観光スポットがいっぱいの横浜。
鎖国をしていた江戸時代末期に海外からの玄関口として開港されて以降、新しい文化を取り入れながら発展してきました。

異国情緒あふれる街並みが印象的な横浜ですが、実は市内には800以上もの神社お寺があるのをご存知でしょうか?

そんな横浜市内の神社お寺の魅力を再発見すべく、月間450万アクセスを超える神社お寺・御朱印の検索サイト「ホトカミ」が、「横浜御朱印めぐり」を企画しました。

この記事では、「横浜御朱印めぐり」について詳しくお伝えします。

記事の前半では、【横浜御朱印めぐりの詳細】について紹介。
1日乗車券の詳しい説明や、
オリジナル御朱印帳の入手方法
ホトカミ投稿キャンペーンなど、
「横浜御朱印めぐり」について知りたい方に向けた内容です。

横浜御朱印めぐりの詳細

横浜御朱印めぐりの詳細を見る >

続いて、【沿線の神社お寺15件の御朱印】を紹介します。
横浜市営地下鉄沿線にある御朱印をいただける15件の神社お寺の紹介です。
御朱印めぐりに行く前にチェックしましょう。

横浜市営地下鉄沿線の寺社

沿線の神社お寺15件の御朱印を見る >

記事の最後に、「たくさんの神社お寺があってどこへ行くか迷う」という方のために、
【4時間半でめぐるモデルコース】をお伝えします。

鎌倉時代から続くお寺の歴史なども分かりやすく解説しました。
「横浜の歴史を再発見」する旅に出かけましょう!

モデルコース

モデルコースと歴史紹介を見る >

    目次

  1. 「横浜御朱印めぐり」で横浜の歴史を再発見
  2. 横浜市営地下鉄沿線の神社お寺15件の御朱印を紹介
  3. 4時間半でめぐるモデルコース
  4. 注意事項
オリジナル御朱印帳の販売はこちら

「横浜御朱印めぐり」で横浜の歴史を再発見

    【横浜御朱印めぐり】
    ・1日乗車券をつかって横浜市内の神社お寺をめぐろう
    ・オリジナル御朱印帳を限定500冊で販売
    ・ホトカミに参拝記録を1投稿以上された方のなかから10名様に港デザインのオリジナル御朱印帳をプレゼント

    (期間:2020年10月1日〜11月30日)

開港都市として近代以降急速に発展した大都市・横浜。

開港する以前から横浜に存在したのが神社やお寺です。
神社やお寺は、開港以前の土地の記憶をとどめている場所ともいえます。

歴史ある神社やお寺にお参りし、看板や由緒を読んでみてはいかがでしょうか。
きっと横浜の歴史に触れられる1日となることでしょう。

1日乗車券を使うと、740円で市営地下鉄が乗り放題に

横浜の神社やお寺をめぐるのにおトクなのが横浜市営地下鉄の1日乗車券です。
券面に記載の一日に限り、横浜市営地下鉄ブルーラインとグリーンラインが乗り放題になります。

1日乗車券の見本
発売額 大人券740円、小児券370円
発売場所 地下鉄駅(事務室・案内所)
お客様サービスセンター(センター南駅、新横浜駅、横浜駅、上大岡駅)
詳細 1日乗車券|横浜市交通局公式サイト

たとえばモデルコースの寺社をめぐると約500円おトクになります。

ぜひ横浜市営地下鉄1日乗車券を使って、市内の神社お寺をめぐってみてください。

御朱印は、お参りの証にいただくもの

神社お寺にお参りしたとき、お参りの証としていただけるのが御朱印です。

御朱印の画像

かつてはお寺にお経を納めた証としていただけるものでしたが、
時代が下るにつれ、神社お寺にお参りした証に変化していきました。

お参りの証であるため、ただ境内に入っただけでいただけるものではありません。
御朱印をいただくときは、きちんと神さま仏さまに手を合わせましょう。

御朱印は御朱印帳に書いていただくものですが、
現在は新型コロナウイルスの接触感染防止のため、あらかじめ和紙に書いた御朱印のみを頒布しているところもあります。
無理に御朱印帳に書いていただこうとはせず、いただいたものを御朱印帳に貼り付けるようにしましょう。

また、今回の「横浜御朱印めぐり」に合わせ、オリジナル御朱印帳を販売します。
市内の神社お寺にお参りの際は、ぜひオリジナル御朱印帳をおともにお持ちください。

500冊限定販売!「横浜御朱印めぐり」オリジナル御朱印帳

横浜御朱印めぐりオリジナル御朱印帳の画像

「横浜御朱印めぐり」に合わせ、横浜市と市営地下鉄の魅力を詰め込んだオリジナル御朱印帳を販売します。

今からおよそ150年前、日本初の鉄道が新橋〜横浜間で開通しました。
横浜駅(現在の桜木町駅付近)は、日本で最初に鉄道が開通した特別な場所です。

この桜木町駅のある「みなとみらい」といえば、
観覧車やランドマークタワー、赤レンガなどが光輝く「夜景」が印象的。
夜景は日本の開国と共に発展してきた横浜のシンボルの一つです。

みなとみらいの夜景が描かれた御朱印帳を持ち、地下鉄に乗って歴史ある神社寺院で御朱印めぐりをすることで、
「過去にタイムスリップした気持ちで、横浜の歴史を再発見して欲しい」との想いから、
みなとみらいの夜景をデザインした御朱印帳を製作しました。
裏面に描かれている星座は、横浜市営地下鉄ブルーラインとグリーンラインの路線を表しています。

オリジナル御朱印帳と一緒に、
先人たちが残した横浜の歴史を探しに行きませんか?

発売額 3000円(税込・送料別)
発売場所 ホトカミ通販サイト

御朱印帳は、以下の通販サイトで販売します。
オリジナル御朱印帳を購入する >

ホトカミ投稿キャンペーン開催!投稿してオリジナル御朱印帳をもらおう

「横浜御朱印めぐり」の期間中、神社お寺・御朱印の検索サイト「ホトカミ」では投稿キャンペーンを開催します。
ホトカミは、お参りした思い出や感想を写真とともに投稿し、参拝記録を整理することができるWEBサービスです。
集まった情報をもとに、神社お寺や御朱印を検索することもできます。

ホトカミに「横浜御朱印めぐり」掲載寺社の投稿を1投稿以上した方のなかから10名様に、
幻の港デザインのオリジナル御朱印帳をプレゼント!


※御朱印の画像を投稿しなくても、1投稿にカウントされます。無理に御朱印をいただこうとしないようお願いします。

沿線の神社お寺15件の御朱印を見る >

港デザインの御朱印帳の画像

港デザインの御朱印帳は、「横浜御朱印めぐり」オリジナル御朱印帳の2つのデザイン案のうち、夜景のものと最後まで残った候補のデザインです。

販売にはいたらなかった御朱印帳ですが、特別に10冊を用意しました。

この幻の港デザインの御朱印帳を、10名様にプレゼントします。

応募方法は、「横浜御朱印めぐり」の神社お寺にお参りして、1投稿以上するだけ!

1投稿を1口として、抽選を行います。
投稿が多いほど当選確率も上がるので、ぜひたくさん投稿してください。

期間 10月1日~11月30日
応募方法 1.「横浜御朱印めぐり」掲載寺社にお参りする
2.お参りの思い出をホトカミに投稿
※1投稿以上で応募完了となります
プレゼント 「横浜御朱印めぐり」
港デザインの御朱印帳(非売品)
当選者数 10名
当選者発表方法 当選者の発表は、メールでのご連絡をもって代えさせていただきます
スケジュール ・2020年11月30日:キャンペーン期間終了
・2020年12月中旬:当選者決定、メールにて当選者に連絡
・2021年2月末:御朱印帳を当選者に送付
※12月31日までにお返事をいただけない場合、当選は無効となります
注意事項 ・御朱印をいただいていなくてもお参りをしていれば、大丈夫です。無理に御朱印をいただくことは控えましょう
・ホトカミの参拝記録1投稿を1口として抽選を行います。御朱印カメラは抽選対象になりません

ここまで「横浜御朱印めぐり」の概要についてお伝えしてきました。
ここからは市営地下鉄沿線の御朱印をいただける神社お寺を紹介します。

オリジナル御朱印帳の販売はこちら

横浜市営地下鉄沿線の神社お寺15件の御朱印を紹介

「横浜御朱印めぐり」は、
「1日乗車券をつかって地下鉄沿線の寺社をめぐり、御朱印をいただこう!」というキャンペーンです。

沿線の御朱印をいただける神社お寺を15寺社、紹介します。
横浜御朱印巡り対象寺社一覧

正覚寺(センター南駅)

正覚寺様の御朱印

正覚寺|公式ホームページ
正覚寺|ホトカミ

西方寺(新羽駅)

西方寺様の御朱印

西方寺|公式ホームページ
西方寺|ホトカミ

篠原八幡大神(新横浜駅)

篠原八幡大神様の御朱印

篠原八幡大神|公式ホームページ
篠原八幡大神|ホトカミページ

伊勢山皇大神宮(桜木町駅)

伊勢山皇大神宮様の御朱印

伊勢山皇大神宮|公式ホームページ
伊勢山皇大神宮|ホトカミページ

横浜成田山(桜木町駅)

横浜成田山様の御朱印

横浜成田山|公式ホームページ
横浜成田山|ホトカミページ

萬德寺(桜木町駅)

萬德寺様の御朱印

萬德寺|ホトカミページ

金刀比羅大鷲神社(阪東橋駅)

金刀比羅大鷲神社様の御朱印

金刀比羅大鷲神社|公式ホームページ
金刀比羅大鷲神社|ホトカミページ

お三の宮日枝神社(吉野町駅)

お三の宮日枝神社様の御朱印

お三の宮日枝神社|公式ホームページ
お三の宮日枝神社|ホトカミページ

弘誓院(吉野町駅)

篠原八幡大神様の御朱印

弘誓院|公式Facebook
弘誓院|ホトカミページ

無量寺(蒔田駅)

無量寺様の御朱印

無量寺|公式ホームページ
無量寺|ホトカミページ

太田杉山神社・横濱水天宮(蒔田駅)

太田杉山神社・横濱水天宮様の御朱印

太田杉山神社・横濱水天宮|公式ホームページ
太田杉山神社・横濱水天宮|ホトカミページ

若宮八幡宮(弘明寺駅)

若宮八幡宮様の御朱印

若宮八幡宮|ホトカミページ

自性院(上大岡駅)

自性院様の御朱印

期間終了につき、特別版の通常授与は終了しております。
詳細は公式ホームページをご覧下さい。

自性院|公式ホームページ
自性院|ホトカミページ

永谷天満宮(上永谷駅)

永谷天満宮様の御朱印

永谷天満宮|公式ホームページ
永谷天満宮|ホトカミページ

貞昌院(上永谷駅)

貞昌院様の御朱印

貞昌院|公式ホームページ
貞昌院|ホトカミページ

神社お寺にお参りして、神さま仏さまに手を合わせ、御朱印をいただきましょう。
お参りの際、境内の看板や碑文にも目を通してみてくださいね。

どの神社お寺も、お参りしたら必ず御朱印をいただけるわけではありません。
神社お寺の方がご不在のときもあれば、お忙しいときもあります。

決して無理を言って御朱印をいただこうとはしないでください。

神さま仏さま、神社お寺の方に敬意をもって、寺社めぐりを楽しみましょう。

オリジナル御朱印帳の販売はこちら

4時間半でめぐるモデルコース

横浜市営地下鉄沿線の神社お寺をめぐるといっても、どこに行こうか迷う人もいるのではないでしょうか。

そんな方のために、「横浜御朱印めぐり」モデルコースを紹介します。

横浜御朱印めぐりモデルコース

数百年続くお寺から、明治の文明開化期につくられた神社まで、3社3ヶ寺をめぐるモデルコースです。

途中の横浜駅での休憩を含め、4時間半ほどでめぐれます。

移動にかかる電車賃は本来1,238円。
740円の1日乗車券を使うことで、約500円もおトクです。

横浜市営地下鉄に揺られながら、横浜の歴史に想いをはせる旅にでかけませんか?

上永谷駅(かみながやえき)

御朱印めぐりのスタートは横浜市営地下鉄ブルーライン上永谷駅。
ここに日本独自の文化である神仏習合の歴史を感じることのできる神社とお寺があります。

江戸時代以前の日本には、神さまと仏さまを同一視する神仏習合(しんぶつしゅうごう)の考え方があり、神道と仏教の境はあいまいでした。
神社の境内に建てられ、神社の管理などを担ったお寺を別当寺院
(べっとうじいん)といいます。

これからお参りする神社とお寺も、別当寺院の関係性があるところ。
それではさっそくめぐっていきましょう!

👣徒歩5分

永谷天満宮(ながやてんまんぐう)

    歴史を発見🔍
    ・学問の神さまとして有名な菅原道真自作の像をおまつりする
    ・道真の息子 淳茂ゆかりの菅秀塚が残る
永谷天満宮の本殿

菅原道真自作の像をまつる天満宮

永谷天満宮は、学問の神さまとして有名な菅原道真をまつる神社です。

平安時代に学者・政治家として活躍した道真は901年、政敵の策略によって大宰府に左遷されてしまいます。

左遷の翌年、道真は自身の姿を刻んだ像を3体彫り、うち1体は息子の淳茂(あつしげ)の手に渡りました。

父親の左遷の影響で播磨国(現在の兵庫県)に流刑となっていた淳茂は、やがて関東に移り、永谷の地に住んだと伝わります。
淳茂は朝に夕に天神山の山頂に立ち、遠く九州大宰府の父を想いました。

時代が下って1493年、淳茂の道真像を所有していた藤原乗国(ふじわらのりくに)の夢のおつげをきっかけに、天神山の麓(ふもと)に社殿が建てられ、道真像を御神体としてまつりました。

淳茂が足繫く通った山の頂上には、現在も菅秀塚(かんしゅうづか)があり、淳茂の遺髪を埋めたと伝わります。

御朱印受付時間
9時~16時

日本三躰(にほんさんたい)とは、菅原道真が自身の姿を刻んだ像をまつる3つの天満宮を指す。
ほかに大阪の道明寺、福岡の安楽寺が数えられる。

永谷天満宮の御朱印

境内のみどころ👀
学業成就や子供の無事の成長を祈願し、神牛像の鼻をなでる参拝者が多く訪れる。
ご本殿裏にひろがる天神山には、季節になると桜や紫陽花が咲き誇る。

永谷天満宮の神牛像

貞昌院(ていしょういん)

    歴史を発見🔍
    ・菅原道真の息子 淳茂が暮らしたとされる永谷の地に開かれたお寺
    ・ご本尊は十一面観世音菩薩像(伝 ・行基作)と釈迦牟尼佛像
    ・永谷天満宮の別当寺院であり、明治初期まで住職が神主を兼ねていた
貞昌院の本殿

永谷天満宮の別当寺院

むかし永谷の地には、菅原道真の息子・淳茂が暮らしていたと伝わる天性院(てんしょういん)という、天台宗の宿坊がありました。

室町時代以降、天性院は廃寺となりますが、1582年に明堂文龍(みょうどうぶんりゅう)という曹洞宗の僧侶が、永谷天満宮の別当寺院として貞昌院を開きます。
もとは永谷天満宮と山を挟んだ、現在の上永谷駅付近にありましたが、1817年に現在の永谷天満宮の隣接地に移転しました。

永谷天満宮の御神体である道真像は、2009年まで貞昌院に安置されていましたが、現在は永谷天満宮に遷移されています。

貞昌院のご本尊は奥之院にまつられる十一面観世音菩薩像と、本堂にまつられる釈迦牟尼仏像です。
十一面観世音菩薩像は奈良時代の僧・行基の作と伝わります。
火災や震災により本堂は何度か被災していますが、十一面観世音菩薩像は檀信徒の手によって救い出されたため、創建当初から現在にいたるまで貞昌院のご本尊として信仰されています。

御朱印受付時間
9時~17時

南無とは、仏さまを信仰しその教えに従うことを表明する言葉。
曹洞宗ではお釈迦さまをご本尊としており、釈迦牟尼
(しゃかむに)はお釈迦さまのことを指す。
貞昌院の釈迦牟尼仏像は彫刻家・長谷川雅宣氏の最期の作で、1991年に開眼供養が行われた。

貞昌院の御朱印

境内のみどころ👀
鐘楼堂には京浜急行電鉄・大師線で使われていた重さ約500キロのレールや枕木が展示されている。
これは、2011年に行われた東日本大震災で被災した三陸鉄道復興チャリティーで落札したもので、同年末に設置された。

貞昌院のレールと枕木

👣徒歩5分
🚃上永谷駅から電車で11分

吉野町駅

続いてやってきたのは吉野町駅。
一帯は江戸時代まで海でしたが、大規模な新田開発が行われました。

その新田の守り神となったのが続いての目的地、お三の宮日枝神社。
それでは行ってみましょう。

👣徒歩3分

お三の宮日枝神社(おさんのみやひえじんじゃ)

    歴史を発見🔍
    ・昔は海だったが、江戸時代の新田開発で干拓された
    ・新田地域の守り神として建てられた神社
お三の宮日枝神社の本殿

横浜開拓の守護神

吉野町駅から伊勢佐木長者町駅にかけての地域には、江戸時代まで釣り鐘形の浅い海が広がっていました。

1656年から、吉田勘兵衛(よしだかんべえ)という商人が、海を干拓して新田開発を行います。
こうして1667年に吉田新田が完成しました。

この吉田新田に流れ込む川の分岐点に、新田に住む人々の幸福や五穀豊穣を願って建てられたのがお三の宮日枝神社です。
1673年、江戸の山王社(現 東京赤坂の日枝神社)より、山の神さまである大山咋命(おおやまくいのみこと)をお迎えし、創建されました。

明治時代以降、都市開発が進み、周辺は田んぼから市街地へと変化。
都市へと様変わりしましたが、今でも地図を見ると、川と根岸線に囲まれた釣り鐘型の土地になっていると分かります。

境内横には大岡川が流れ、かつての新田開発事業に想いを馳せることができるでしょう。

御朱印受付時間
9時~16時半

日枝神社では、猿を神の使いとしている。
神猿
(まさる)の音から「勝る」「魔が去る」が連想されるため、厄除け・勝運・商売繁盛のご利益があると考えられている。
また、猿は分娩が軽く、家族や子供への愛情が強いことから、安産・子宝・夫婦円満・家内繁栄のご利益もあるとされる。

お三の宮日枝神社の御朱印

境内のみどころ👀
明治時代に奉納された、溶岩にそびえる狛犬が特徴的。
手水舎は、創建当時の手水舎(石が残っています)と最新型の手水舎(センサー式)が隣り合っている。
鳥居は山王鳥居といい、日枝神社に見られる特徴ある形。

お三の宮日枝神社の狛犬

👣徒歩3分
🚃吉野町駅から電車で7分

桜木町駅

日本で一番最初に開通した鉄道は新橋-横浜間を走りました。
当時の横浜駅が建てられたのが、現在の桜木町駅付近。
日本の鉄道の原点ともいえる場所です。

桜木町駅から向かうのは伊勢山皇大神宮。
明治の文明開化のまっただなかに創建され、開港都市・横浜の発展とともにある神社です。

👣徒歩10分

伊勢山皇大神宮(いせやまこうたいじんぐう)

    歴史を発見🔍
    ・明治の文明開化まっただなかに、神奈川県知事の発案で創建
    ・急速に発展する横浜の人々の心のよりどころとなる神社として建てられた
    ・現在のご本殿は、伊勢神宮のご社殿を2018年に移築したもの
伊勢山皇大神宮の本殿

横濱総鎮守・関東のお伊勢さま

1853年のペリー来航をきっかけに鎖国の終了へと向かった江戸幕府は、1859年、海外との玄関口として横浜に港を開きます。
それまで農村・漁村であった横浜は、開港以降急速に発展。

当時の県知事・井関盛艮(いぜきもりとめ)
「急速な近代化・西洋化の流れの中でも、横浜の人々が日本の国柄を見失わない為に、人々の心の拠り所、また横浜の象徴となるものとして、国家を鎮護する天照皇大神をまつる荘厳な神殿を築く」と、
横浜の人々の心のよりどころとなる神社の創建を求めました。

明治の文明開化が花開く1870年、港を一望できる丘の上に伊勢山皇大神宮が建てられました。
現在のご本殿は創建150年奉祝事業の一環として2018年に建て替えられたもの。
伊勢神宮の内宮・皇大神宮の西宝殿として、2013年まで用いられていたお宮を移築したものです。
「関東のお伊勢さま」にふさわしい、伊勢神宮との密接な関係がうかがえます。

御朱印受付時間
9時~18時半

2020年は伊勢山皇大神宮の創建150年の年にあたる。
社紋は桜であり、伊勢山は横浜の桜の名所として知られた。
明治時代には高い建物がなかったため、境内に咲くソメイヨシノと大鳥居が、横浜港に入る外国船からもよく見えたと伝わる。

伊勢山皇大神宮の御朱印

境内のみどころ👀
照四海(しょうしかい)は、大正15年に建立された高さ6メートルの常夜灯。
「四海を照らす」の名の通り、伊勢山皇大神宮が横浜港の守り神であることの象徴となっている。
関東大震災で倒壊した初代の照四海(明治15年建立)は、実際に航海する船の目印にされたという。

伊勢山皇大神宮の常夜灯

👣徒歩10分
🚃桜木町駅から電車で3分

横浜駅

ここでちょっとひとやすみ。
たくさん歩いたあとは横浜駅でエネルギーをチャージしましょう。

横浜駅には、高島屋やそごう、アソビルに加えて、
2020年に新しくできたNEWMANや横浜ポルタなど、ご飯やおしゃれなスイーツを食べられるところがたくさん!


お昼を食べるもよし、おやつを食べるもよし、美味しいものでお腹を満たしましょう。

🚃横浜駅から電車で15分

新羽駅(にっぱえき)

美味しいものを食べたあとはふたたび寺社めぐりの旅へ。
続いて向かうは鎌倉時代から続く歴史あるお寺・西方寺です。

👣徒歩5分

西方寺(さいほうじ)

    歴史を発見🔍
    ・鎌倉時代に鎌倉で創建、2度の移転を経て現在の地に
    ・ご本尊の阿弥陀如来坐像は平安時代後期の作であり、県指定重要文化財
    ・茅葺きの本堂・山門・鐘楼は江戸時代に建てられ、市指定文化財
西方寺の本堂

鎌倉時代から続く古刹

西方寺は建久年間(1190~1199年)、鎌倉の地に創建されました。

その後、鎌倉幕府の執権・北条泰時(ほうじょうやすとき)の弟である重時(しげとき)によって創建された極楽寺に移されます。
当時の極楽寺は金堂や講堂のほか、49の塔頭(たっちゅう)からなる大寺院であり、西方寺も塔頭の一つでした。
※塔頭・・・大寺院の境内に建つ寺院のこと

さらに室町時代には、現在の新羽の地に移されました。
近くには鶴見川が流れ、米がよくとれたこと、海を通じて鎌倉との交流が行われたことから、新羽は豊かな土地であったと考えられます。

ご本尊の阿弥陀如来坐像は平安時代後期の作であり、県の重要文化財に、
茅葺きの本堂・山門・鐘楼は江戸時代に建てられ、市の文化財に指定されています。

御朱印受付時間
9時~17時

黒阿弥陀とは、ご本尊の阿弥陀如来坐像のこと。
むかしは金色に輝く仏さまであったが、あまりの輝きのために海の魚が恐れて水中深く潜り、魚が捕れなくなる。
困った漁師たちは筆で経文を書き、仏さまを黒く塗りつぶしてしまったとの言い伝えが残る。

西方寺の御朱印

境内のみどころ👀
西方寺は、長い参道が特徴的。
秋には彼岸花が咲き、長い参道を歩くと山門に至る前に心が整う。
山門を抜けると、横浜とは思えないほど静かな空間があり、茅葺きの本堂が迎えてくれる。

西方寺の彼岸花が咲き乱れる参道

👣徒歩5分
🚃新羽駅から電車で6分

センター南駅

旅の最後に降り立つは、センター南駅。
この辺りは港北ニュータウンとよばれ、戦後急速に発展した地域です。
かつては田畑が広がる丘陵地でしたが、高度経済成長期に宅地化が進むと、横浜市は無計画な住宅開発を防ぐため、ニュータウン開発を計画しました。

横浜市のなかでも最近開発された街を抜け、旅の最終地点・正覚寺に向かいましょう。

👣徒歩8分

正覚寺(しょうがくじ)

    歴史を発見🔍
    ・安土桃山時代に開山
    ・高度経済成長期以降のニュータウン開発のなかで昔の姿をとどめる場所
    ・境内には戦時中の学童疎開でつかわれた井戸が残る
正覚寺の本堂

ニュータウンにたたずむ花の寺

正覚寺は安土桃山時代にあたる1593年、快栄上人(かいえいしょうにん)によって開かれました。

ご本尊は知恵の仏さまとして知られる虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
数え年で13歳になった子供が、虚空蔵菩薩から知恵と福徳をいただくためにお参りする「十三参り」が毎年春に行われます。
また、脇本尊として薬師如来がまつられており、都筑橘樹(つづきたちばな)薬師霊場の第七番札所です。

本堂は文化年中に焼失し文化8年に再建されましたが、関東大震災で半壊し、大正14年に修復されました。
以降、改修を重ねながら今日まで維持されています。

戦時中、正覚寺では学童疎開が行われ、多くの子供たちが戦火を逃れ境内の防空壕で過ごしました。
境内には、当時使用されていた井戸が残っています。

御朱印受付時間
9時~17時

虚空蔵菩薩は、大空(宇宙)のように広大無限の知恵と功徳を持つ菩薩さま。
虚空蔵菩薩の縁日が13日であることから、「十三参り」の風習がうまれた。

正覚寺の御朱印

境内のみどころ👀
銀杏の大木や紅葉に彩られた参道は、例年11月下旬~12月上旬に見頃を迎える。
境内にある大鷲
(おおとり)神社は、山王日吉神社と合わせてまつられており、毎年「二の酉」の日にはこの神社の祭礼として酉の市が催される。(今年は11月14日)

秋の正覚寺の境内

「横浜御朱印めぐり」のモデルコースの神社お寺とその歴史を紹介しました。

このように、神社とお寺は深く長い歴史をもっています。
お参りの際には、境内にある看板やパンフレットにじっくりと目を通してみてください。
きっと多くの学びが得られることでしょう。

オリジナル御朱印帳の販売はこちら

注意事項

「横浜御朱印めぐり」には、以下の注意事項をよく読んだうえでご参加ください。

新型コロナウイルス感染防止対策について

・マスクのご着用や手指の消毒など、感染防止対策にご協力をお願いします。
・体温が37.5度以上ある場合や、身近に感染の疑いがある方がいらっしゃる場合はお参りをご遠慮ください。
・境内で列をつくるときは前の人との間隔を開けてお並びください。
・接触感染防止のため、御朱印を書き置き(御朱印帳に書き入れるのではなく、紙に書く御朱印)のみで対応している神社お寺もあります。ご了承ください。

参拝マナーについて

・神社やお寺では、必ず手を合わせてお参りしましょう。
・神社お寺ごとに御朱印をいただける時間は異なります。
・神社お寺の方がご不在のときやお忙しいときは、御朱印をいただけません。無理にいただこうとはしないようにしましょう。
・神社お寺の方に御朱印帳をお渡しする場合、通常の大きさのものをお渡ししてください。また、ノートやメモ帳などにいただくのはおやめください。

マナーを守って気持ちよくお参りしましょう。

おわりに

ここまで「横浜御朱印めぐり」についてお伝えしてきました。

    【横浜御朱印めぐり】
    ・1日乗車券をつかって横浜市内の神社お寺をめぐろう
    ・オリジナル御朱印帳を限定500冊で販売
    ・ホトカミに参拝記録を1投稿以上された方のなかから10名様に港デザインのオリジナル御朱印帳をプレゼント

    (期間:2020年10月1日〜11月30日)

1日乗車券で横浜の寺社をめぐり、歴史に想いを馳せてはいかがでしょうか。
あなたのご参加をお待ちしています!

オリジナル御朱印帳の販売はこちら

「横浜御朱印めぐり」運営元
・株式会社DO THE SAMURAI
https://dothesamurai.com/

お問い合わせ
お問い合わせフォーム までお願いします。