9月の限定御朱印6選!お月見とは何か、お供え物も紹介します【2019年版】
2020年9月の限定御朱印はこちらの記事で紹介しています。
9月の限定御朱印11選!御朱印でお月見や重陽の節句を楽しみませんか?【2020年】
こんにちは。
日本最大の神社お寺のお参りの記録投稿サイト「ホトカミ」編集部の立﨑です。
9月に入り、だんだんと秋めいてきましたね。
涼しくなって散歩にでかけたくなる9月は、御朱印めぐりにはぴったりの季節です。
「9月の限定御朱印の情報を知りたい」
「お月見の御朱印はあるかな?」
と気になる方もいるのではないでしょうか。
9月は、お月見や重陽の節句など、秋の伝統的な風習がたくさんあります。
この記事では、ホトカミおすすめの9月の限定御朱印とお月見について紹介します!
ホトカミ編集部
立﨑 理恵
記事を読んだ皆さんが「日本っていいな」と思ってくださると嬉しいなあと思いながらライターをしています。白山神社のあじさいまつりが好きです。
9月の限定御朱印6選
お月見の限定御朱印
伏木香取神社(茨城県)
まんまるの満月とすすきや栗が描かれた可愛らしい御朱印です。
伏木香取神社では新月と満月の日に「月詣り」として限定御朱印をいただけるんですよ♪
限定御朱印をいただける日
9月13日(金) 10月11日(金)
9時~20時
住所
茨城県猿島郡境町伏木1
アクセス
圏央道 境古河ICから車で10分
伏木香取神社 | ホトカミ
伏木香取神社 | 公式サイト
林天神社(滋賀県)
4日(水) 、16日(月祝) 、21日(土) 、27日(金)
何れも 10:00~16:00 です。
上記以外の日時は、神社も授与所も閉まっておりますのでご注意ください。
林天神社では月に数回だけ御朱印をいただくことができます。
9月は「名月」の御朱印の他に、「秋声」の御朱印があります。
秋の夜長に月を眺め虫の声を聴きながら御朱印帳を見返してはいかがでしょうか。
限定御朱印をいただける日
9月4日(水) 16日(月祝) 21日(土) 27日(金)
住所
滋賀県東近江市林町637
アクセス
JR能登川駅から徒歩5分
名神高速 八日市から車で30分
林天神社 | ホトカミ
その他の限定御朱印
厳島神社(北海道)
御朱印には大輪の菊の花を描いております。
御朱印を受けられた方には着せ綿のお守りをお分かち致します。
9月9日は重陽の節句です。
厳島神社では毎年9月9日に病気平癒・健康祈願祭がおこなわれます。
このお祭りに参列すると、北海道指定有形文化財の「円空仏」を拝観できるそうです。
限定御朱印をいただける日
9月9日(月) ~9月30日(月)
住所
北海道釧路市米町1丁目3番18号
アクセス
JR釧路駅からバスで7分、米町公園前下車
厳島神社 | ホトカミ
厳島神社 | 公式サイト
横浜御嶽神社(神奈川県)
宜しければお越しください。
横浜御嶽神社では毎月1、9、15日に限定御朱印が頒布されています。
毎月月の名前の色が変わるこの御朱印、9月(長月)は黄色とオレンジで書かれています。
満月をイメージしたような鮮やかな御朱印です。
限定御朱印をいただける日
9月1日(日) 9日(月) 15日(日)
住所
神奈川県横浜市栄区上郷町1314
アクセス
港南台駅から神奈中バス港36・40で20分、中島下車
横浜御嶽神社 | ホトカミ
西方山極楽寺(岐阜県)
ここまでは私(住職の妻)がしています。
そこに、住職が文字を書き、押印します。
印刷をしている紙は、印刷面はツルツルしていますが、裏面は和紙の手触りです。透かし和紙なので、光に透かすと模様が出る素敵な美濃和紙です✨
色鮮やかな御朱印をいただける西方山極楽寺。
この秋は、紅葉の柄の御朱印がいただけるそうです。
ご住職と奥様の工夫が凝らされたすてきな御朱印です。
限定御朱印をいただける日
9月1日(日)~11月30日(土)※要予約
住所
岐阜県岐阜市白菊町3-22
アクセス
JR岐阜駅岐阜バス南柿ヶ瀬行き乗車、萱場口(かやばぐち)下車
西方山極楽寺 | ホトカミ
西方山極楽寺 | 公式サイト
賀茂別雷神社(栃木県)
五節句の1つで、邪気を祓い長寿を願って菊を飾ったりします。
また、当社のご神紋は三つ割り菊でもあります。
皆様のお越しをお待ちしております。
9月9日の重陽の節句までの3日間、限定御朱印をいただけます。
また、9月と10月の間は奉祝御大礼 悠紀地方栃木県の御朱印もいただけます。
これは、大嘗祭(だいじょうさい)のお米に栃木県のお米が選ばれたことを記念した御朱印です。
※天皇陛下のご即位後はじめて行われる新嘗祭(にいなめさい)のことを大嘗祭といいます。天皇陛下がその年に獲れたお米を神さまにお供えし、天皇陛下自身もお米を召し上がります。
限定御朱印をいただける日
9月7日(土)~9日(月)
住所
栃木県栃木県佐野市多田町1506
アクセス
北関東自動車道、佐野田沼インターから車で5分
多田駅から徒歩8分
賀茂別雷神社 | ホトカミ
賀茂別雷神社 | 公式サイト
以上がホトカミオススメの9月の限定御朱印になります。
マナーを守って、楽しく御朱印集めをしてくださいね!
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参拝マナー
- 必ず神さま仏さまにご挨拶(お参り)をしてから、御朱印をいただく
- 御朱印はお参りの証なので、お参りした人だけがいただく(どんなにすてきな御朱印でも人に渡さない、頼まない、売らない、買わない)
- 神さま仏さま、神社お寺の方への感謝と敬意を忘れない(御朱印は神社やお寺の方が一枚一枚心をこめて書いて下さっているものです)
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今年のお月見は9月13日!何をすればいいの?
ここまで、お月見の御朱印をはじめとした9月の限定御朱印を紹介してきました。
2019年のお月見は9月13日(金)です。
ところで、お月見は何をする行事かご存知でしょうか。
「満月を眺めるんだよね?」
「すすきやお団子をお供えしていた気がする」
いえいえ、実はお月見って満月の夜とは限らないんですよ!
ここからはお月見とは何か、お供え物を含めて紹介します。
お月見とは?なぜ秋の月だけ特別なの?
お月見とは、月を眺めて楽しむことです。
一般的にお月見というと、旧暦の8月15日(現在の9月頃)に月を眺める行事のことをいいます。
日本では江戸時代まで、月の満ち欠けを基準とした旧暦を使っていました。
月の満ち欠けを基準としているので、1日が新月、15日が満月となり、15日の夜を十五夜(じゅうごや)とよびます。
また、旧暦では、7、8、9月が秋でした。
秋の真ん中にあたる8月を中秋(ちゅうしゅう)といい、旧暦8月15日のお月さまを中秋の名月とよんだのです。
しかし、月の満ち欠けの周期はぴったり30日で一周するわけではありません。
新月から次の新月までの期間は、約29.5日だそうです。
そのため、十五夜と満月の夜がずれてしまうことがあります。
2019年のお月見(十五夜)は9月13日(金)ですが、
満月は9月14日(土)の夜になります。
「満月も見たい!」
という人は、お月見の次の日も月を眺めるとよいですね♪
では、なぜ秋の月だけが特別、大切にされているのでしょう。
月は毎月見ることができるのに、秋だけお月見をするなんて不思議なものです。
秋の月が特別な理由は、空気のきれいさと月の高さに関係しています。
秋の空気は他の季節とくらべ乾燥しており、空気中に水蒸気が少ないです。
そのため、月の光がまっすぐ届きます。
また、秋の月は高さがちょうどよく、見上げるのに適しています。
気温も暑すぎず寒すぎないことから、外で月を眺めるのにぴったりの季節なんです。
秋の月はくっきりとして見やすく、
また外で見上げるのにちょうどよい季節だったことから、お月見といえば秋になったようです。
お月見のお供え物は?お月見団子の数は?
ここまで、お月見とは何か紹介してきました。
お月見は月をめでるだけでなく、お供え物をします。
ではいったい何をお供えすればよいのでしょうか。
地方によって異なりますが、一般的にお月見にお供えするのはこちらです。
・お月見団子
・すすき
・芋
ここからはお月見の3つのお供え物について、紹介します。
お月見団子
お月見といえばお団子!
ピラミッド型のお団子をイメージする人も多いのではないでしょうか?
お月見では丸い形のお団子を15個積み上げてお供えします。
(※地方によって異なります)
家に三方(さんぽう)がある場合は三方に、
ない場合はお盆やお皿の上にお供えしましょう。
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お月見にお団子を供える風習は中国に由来します。
昔、中国の宮廷では、秋の満月を観賞する行事が行われていました。
今でもその風習が残っていて、中国では満月の夜に、月餅(げっぺい)という月に見立てた丸いお菓子や、丸い果物をお供えするようです。
この風習が日本に伝わり、お月見のときに丸いお団子をお供えするようになりました。
すすき
お団子とともにお月見に欠かせないのが、すすきです。
お月見はもともと、月を眺めて宴会をもよおす貴族の風習と、その年の収穫に感謝する民間の風習があわさったものです。
しかし、多くの地域ではお月見の時期はまだ稲刈りが終わっていません。
そのため、すすきの穂を稲穂に見立てて飾るようになったのです。
また、すすきには神さまが宿ると考えられていたことも影響しています。
お月見では月に見立てたお団子と、稲に見立てたすすきをお供えしましょう。
芋
その年に収穫したサトイモやサツマイモをお月さまにお供えします。
お月見の時期はサトイモの収穫時期と重なることから、中秋の名月は別名芋名月(いもめいげつ)ともよばれます。
昔は月の満ち欠けを基準にした旧暦を使っていて、お月さまは農耕と密接に関わっていました。
月の満ち欠けから作物の収穫の時期を判断していたんですよ。
そのため、お月さまは偉大な存在でした。
特に満月は欠けるところがないため、豊穣の象徴とされていました。
お月見はその年の収穫に感謝する収穫祭の意味もこめていることから、獲れたばかりのサトイモをお供えするようになったようです。
このことから芋名月とよばれ、サトイモやサツマイモをお供えしています。
ここまでお月見のお供え物を紹介してきました。
お月見にはお団子、すすき、芋をお供えします。
この他にも、秋の七草や秋の果物をお供えすることも多いです。
ちなみに、お供え物は子供たちが盗んで食べて良いとされています。
お供え物がなくなっていたら、「お月さまが食べてくれた」と喜ぶのです。
収穫した作物を供え、みんなで分かち合うことで、豊かな恵みがもたらされると考えられていました。
今年のお月見は9月13日(金)!
お供え物を用意して、きれいな月を眺めてみてくださいね。
十五夜だけじゃない!?もう一つのお月見、十三夜
旧暦8月15日の十五夜を芋名月とよぶのに対し、
9月13日の十三夜を豆名月(まめめいげつ)または栗名月(くりめいげつ)とよびます。
芋名月と同じく、昔の9月13日がちょうど豆や栗の収穫の時期に重なっていたことに由来します。
実は日本には十三夜といって、旧暦9月13日にも月をめでる風習があるのです。
2019年の十三夜は10月11日(金)です。
十五夜か十三夜、どちらか一方のみ月見をすることを、片月見(かたつきみ)といいます。
片月見は縁起が悪いこととされ、避けられていました。
片月見を縁起が悪いとする考えは江戸時代の吉原で、お客さんを再び来させるための口実として使われたようです。
十五夜が15個のお団子をお供えするのに対し、十三夜は13個のお団子をお供えします。
近年、十三夜の月見をする人は少なくなってしまいましたが、
ぜひ十三夜も月を見て、お団子やすすき、その年に獲れた豆や栗などをお供えしてくださいね。
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おわりに
ここまで9月の限定御朱印とお月見の風習について紹介してきました。
夏も終わりすずしくなってきて過ごしやすいこの季節は、御朱印めぐりにもお月見にもぴったりです。
ぜひ神社やお寺にお参りして秋を感じてみてください。
また、神社の中には観月祭(かんげつさい)といって、月を眺め舞や演芸を奉納するお祭りが行われるところがあります。
9月から10月の夜に行われるところが多いので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
実りあるこの季節が、この記事を読んでくれたあなたにとっても実りの多いものとなりますようお祈りします♪
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今年の仲秋名月(旧8月15日)は、9月13日となります。
この日は、「月詣り」と「名月バージョン」の御朱印を頒布いたします。
また、その後の十三夜(旧9月13日)「後の名月」「栗名月」の日である10月11日も「名月バージョン」の御朱印を頒布します。