絵馬マニアのT. Takauraさんに聞く!絵馬の魅力

最終更新:2017年12月07日 公開:2017年12月07日
  

絵馬の面白さって何でしょう?


神社やお寺で必ずと言ってよいほど目にする絵馬。
実は絵馬の世界は深く、芸術としても発展していることをご存知でしょうか?

今回は、絵馬マニアのT. Takauraさんに、絵馬の魅力について語っていただきました!

今回お話をうかがったホトカミユーザーさん
“T.
絵馬マニア

T. Takauraさん


インタビュアー
ホトカミライター

立﨑 理恵

絵馬って「唯一無二の形のキャンバス」

まずは絵馬にハマったきっかけを教えていただきました。

“T.
今の奥さんとお付き合いする前、お互いご朱印と寺社仏閣巡りが好きで盛り上がりました。
その頃横浜関内に住んでいて、近くのギャラリーで絵馬をキャンバスとしたあらゆるアーティストの絵馬を買う事の出来る「絵馬展」と出会い、プレゼントとして1枚、自分用として1枚買いました。
その後一緒に住むようになり、2つの絵馬が一緒に飾られる様になるとふと、絵馬って「芸術性高い作品」で「唯一無二の形のキャンバス」であると思い、趣味の寺社仏閣巡りと相まってお気に入りの絵馬を集める癖がここに創られたという訳です。

こちらがその絵馬だそうです!

“絵馬直売展の絵馬”

奥様との共通の趣味が寺社仏閣巡りとは、なんて素敵な話なのでしょう…!

絵馬は「芸術性の高い作品」「唯一無二の形のキャンバス」とのこと。
詳しくうかがいたいものです!


次に、T. Takauraさんからみる絵馬の魅力をうかがいました。

“T.
絵馬という小さな五角形のキャンバスにそのお社の特徴や歴史、デフォルメされたキャラなど精一杯詰め込まれている玉手箱の様な存在が魅力です。
しかも安価で思い出にもなるしね。

玉手箱のような存在。

神社やお寺の歴史だけでなく、それぞれの神社やお寺に訪れたときの思い出までもがぎゅっと詰まっているのですね。


そんな玉手箱のような絵馬の世界を覗いてみたくありませんか?



絵馬の楽しみ方

初心者に向けて、T. Takauraさんなりの絵馬の楽しみ方を教えていただきました。

“T.
願い事を書いて境内に吊るすのが本当の使い方なのでしょうが、社務所の方も「お書きになりますか?お持ち帰りしますか?」と聞いて下さるので、神妙にお願い致しましょう。

本来は神様仏様に願い事を聞いていただくためのもの。
ありがたく丁重に持って帰ることが大切ですね。

“T.
次にどこにでもありがちな絵馬(干支や御祭神の絵など)よりは、オリジナリティー溢れる図柄や素材。
私は絵馬はあの五角形こそと思っておりますが、変わった形の絵馬も面白いと思います。

オリジナリティー溢れる図柄や素材とは具体的にどのようなものなのでしょう?

“現代作家の絵馬” “切り絵作家の絵馬”
“T.
稲毛神社のチャリティオークションで落札した現代画家さんの作品と切り絵作家さんの作品です。
普通の絵馬の4倍程の大きさです。

まさに芸術としての絵馬ですね!
ここまで美しい絵馬があるとは驚きです。

“T.
年に一回年始に「有名人慈善絵馬展」を行う小田原の報徳二宮神社や川崎の稲毛神社に行くと、とても楽しめると思います。

各界の著名な方や芸能人などの奉納した絵馬を見ることができるようです。

元旦から一週間ほど開催されているようなので、是非来年訪れてみてはいかがでしょうか?



様々な絵馬

最後に、絵馬マニアのT. Takauraさんに絵馬について語っていただきました。

形の変わった「異形」種

“T.
余り好きでは無いとは言いましたが「異形」種。
伏見稲荷大社の「鳥居形」や高尾山薬王院の「下駄形」に代表されますが、釜蓋神社の「釜蓋形」なんて良いですね。
“伏見稲荷大社の絵馬” “薬王院の絵馬” “射楯兵主神社の絵馬”

いろいろな形の絵馬があるんですね。
千本鳥居や天狗の鉄下駄などのその神社の特色や、「釜の蓋を頭の上に乗せて鳥居から拝殿まで歩くことができれば願いが叶う」といった風習を活かした絵馬がいただけます。



木の板じゃない?「異素材」種

“T.
単なる木ではなく「異素材」種。
天津神社の「備前焼」や陶山神社の「有田焼」、箱根神社の「寄木細工」も素敵でしたが、盛久神社の「屋久杉」の絵馬も堪りません。
“天津神社の絵馬” “陶山神社の絵馬” “箱根神社の絵馬” “盛久神社の絵馬”

その地域の名産品が絵馬となっているところもあるようです。
木材以外のものから作られた絵馬も多くあるんですね!



絵馬が飛び出た!?「立体形」種

“T.
遂には飛び出る「立体形」種。
天岩戸神社の「手力男命と天鈿女命」や宇佐神宮の「天狗」もかなり良い出来ですが、個人的には秩父神社の左甚五郎作「つなぎの龍」は、クオリティ高いですね。
“天岩戸神社の絵馬” “宇佐神宮の絵馬” “秩父神社の絵馬”

もはや“絵”馬ではなくなってきましたね!
彫刻や人形のような絵馬があるなんて驚きです!



おわりに

今回はホトカミユーザーである、絵馬マニアのT. Takauraさんにお話をうかがいました。

授与品の域を脱し、芸術にまで昇華した絵馬があるということを知りました。
絵馬の世界は想像以上に奥が深いようです。


皆さんも、神社やお寺に訪れた際は絵馬にも注目してみてくださいね!
その神社やお寺の歴史が分かったり、新たな発見があるかもしれません!


T. Takauraさん、インタビューへのご協力ありがとうございました。

《執筆=立﨑 理恵》



「ホトカミ」の絵馬に関連する記事一覧
絵馬とは?意外と知らない絵馬の由来と書き方
ラブライブにごちうさも!神田明神の絵馬がアツい!
【神主さんに聞く】絵馬の書き方を徹底解説!【9の質問】

「ホトカミ」とは?

みんなでつくる神社お寺の投稿サイトです。
・登録から投稿まで3分
・画像無しでも大丈夫
・日付も入力できる
(過去のお参りの記録の整理にも)

歴史に詳しい必要はありません。
みなさんの個人的な思い出や、お参りの記録の投稿で日本中の神社お寺を応援しよう!

 

神社お寺の画像一覧