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初詣に行く前に!お参りの方法や歴史を復習しよう

最終更新:2020年10月31日(土)
公開:2017年12月14日(木)

「初詣に行くとお参りの仕方が分からなくて困る」
「いつまでに初詣をすればいいの?」

毎年行く初詣、実はよく知らないで慣習的にやっている方も多いのではないでしょうか?

今回ホトカミでは初詣に関する疑問を解決するべく、100人を超える方にアンケートを実施。
結果をもとに皆さんの疑問を徹底解説していきます!

この記事の書き手
ホトカミライター

立﨑 理恵


記事を読んだ皆さんが「日本っていいな」と思ってくださると嬉しいなあと思いながらライターをしています。白山神社のあじさいまつりが好きです。

    目次

  1. 初詣の歴史 ~初詣は明治時代に始まった~
  2. 132人に聞いた!新年の過ごし方
  3. あなたは大丈夫?お参りの仕方を解説
  4. 厄年とは?慎むべき年
  5. おみくじの引き方
  6. 初詣はどこに行くべき?
  7. 初詣Q&A
  8. おわりに

初詣の歴史 ~初詣は明治時代に始まった~

江戸時代までは、三が日に大きな神社やお寺に参拝するという風習はありませんでした。
現代の形での「初詣」が行われるようになったのは明治以降のことです。

江戸時代は年籠り・恵方詣・初縁日が主流

江戸時代の人々のお正月の過ごし方は現代とは違うものでした。

・大晦日の夜から神社お寺にこもって新年を迎える年籠り(としごもり)
・その年の縁起の良い方角にある神社お寺に参拝する恵方詣(えほうもうで)
・その年初めての縁日にあわせて神社お寺に参拝する初縁日(はつえんにち)

この三つが主流でした。


近所、もしくは縁起の良い方角にある神社お寺に参拝することが多かったようです。


鉄道会社によって広まった初詣

明治時代になると日本に鉄道が開通します。

汽車という目新しいものに乗ってお参りにいくことが人々の楽しみになりました。
しかし、恵方は毎年変わるため、集客力は安定しません。

そこで鉄道会社は、方角を限定せずに、新年に遠くの神社お寺に参拝する「初詣」を推奨したのです。

また、明治になると人々の休日は三が日に集中するようになります。
こうして三が日に多くの参拝客が大きな神社やお寺に押し寄せるようになりました。

これが現代の「初詣」が生まれるまでの歴史です。
現代の初詣のスタイルはここ100年ほどで確立されたものだったのです。

【初詣の歴史】知っていますか? 鉄道から始まる「初詣」の100年

132人に聞いた!新年の過ごし方

新年のはじめに大きな神社やお寺にお参りする現代の初詣は、明治期にはじまりました。
では、現代の人々は新年をどのように過ごしているのでしょう?


初詣はいつお参りすることが多いですか?

「ホトカミ」では2017年11月、ユーザーやその知人132人を対象に初詣に関するアンケート調査を実施しました。

その結果、初詣として複数回神社やお寺に参拝する人が多いことが分かりました。

多くの方が三が日のうちに初詣を済ませているようです。

複数回初詣をする人の中には、近所の神社お寺や氏神様にお参りし、
別の日に電車に乗って有名な神社やお寺に参拝するケースが多いようです。


年越しの瞬間、何をしていますか?

また、「年越しの瞬間、何をしていますか?」という質問には112人の回答を得、

1位 テレビを見ている(48人)
2位 境内にいる、初詣に向かう途中(14人)
3位 家族と団らんしている、家族と挨拶をする(11人)

という結果になりました。


回答者の73.5%がホトカミユーザーであることが結果に大きく影響していることは間違いないですが、
1位のテレビを見ている人の内訳は、『ゆく年くる年』が最も多く、
続いて『ジャニーズカウントダウン』『ガキの使いやあらへんで』『東急ジルベスターコンサート』と続きました。


また、回答者の一割は年明けとともに初詣をしていることがわかりました。

初詣のために、JRや私鉄各線もお正月は終夜運転を実施しています。
そのため近年では、大晦日の夜から行列に並び、お寺や神社で新年を迎える人も多くみられます。

これは年をまたぐため、二年参り年越参りと呼ばれ、有名な神社やお寺で盛んです。

明治期以降、多くの人が電車に乗って初詣に行くようになりました。
しかし、近くの神社やお寺・氏神様に参拝する方もまだまだ多くいらっしゃるようです。


今年は近くの神社やお寺に新年のご挨拶をしにお参りしても良いかもしれませんね!

【初詣はいつ行く?】日本全国132人に初詣の過ごし方を聞きました!


あなたは大丈夫?お参りの仕方を解説

年に一度、初詣のときしか神社やお寺を訪れない人も多いかもしれません。
初詣に行く前に、お参りの仕方を復習しましょう。

神社のお参りの仕方

①拝殿の前についたら、まず45度の礼をします。
②お賽銭をいれます。お賽銭は勢いよく投げず、そっといれるのが好ましいです。
③鈴を鳴らします。
④2回90度の礼をします。
⑤手を合わせるとき、右手を少し下げて2回拍手をします。
⑥お願い事を伝えます。
⑦1回90度の礼をします。
⑧45度の礼のあと、拝殿を離れます。


神社のお参りの仕方は二礼二拍手一礼と覚えましょう。
拍手は柏手(かしわで)と呼ばれ、手を打つことで神様への敬意を表します

こちらの記事でもっと詳しく説明しています。
正しい神社のお参り作法とは?【気になる疑問も解決!】

お寺のお参りの仕方

①本堂の前についたら、まず45~90度の礼をします。
②賽銭箱に喜捨をします。お賽銭は勢いよく投げず、そっといれるのが好ましいです。
③鰐口(わにぐち)を鳴らします。
④姿勢を正し、目を閉じて、静かに胸の前で手を合わせます。(合掌)
(数珠を持っている場合はこのときに手にかけます)
⑥お願い事を伝えます。
 寺院によっては、このときに題目や真言を唱えます。
⑦合掌したまま45~90度の礼を1回します。
⑧本堂を離れます。


お寺の場合、神社のように柏手は鳴らしません。
静かに手を合わせて祈りましょう。

こちらの記事でもっと詳しく説明しています。
正しいお寺のお参り作法とは?【気になる疑問も解決!】

厄年とは?慎むべき年

新年を迎えた人々の多くが気にすることに厄年があるのではないでしょうか。
厄年とは、災難を避けるために忌み慎むとよいとされる年齢のことです。

もとは陰陽道の考え方ですが、神道や仏教にも浸透しています。

大厄

厄年は人生の節目の年にあたり、
女性が 19才、33才、37才、44才、61才
男性が 25才、42才、44才、61才
とされています。

慎んで生活すべき年であり、災厄を神事や祈祷によって祓うことが一般的です。

大厄の前年は前厄、後年は後厄とよばれ、厄年に次いで慎むべき年となっています。

61才で最後の厄年が終わるため、62才は厄晴とされ、お礼参りをします。


小厄

実は厄年には前に紹介した大厄の他に、小厄とよばれるものがあることをご存知でしょうか?

小厄は男女関係なく3年おきに訪れます。
数え年で生まれたての1才から、三年ごとに小厄の年になるのです。

心配な方は小厄の年もご祈祷を受けると良いかもしれませんね。

おみくじの引き方

皆さま初詣におみくじはひきますか?
初詣に行く前に、「おみくじは結んで帰るべきか?」などの疑問を解決しておきましょう!

おみくじとは?

おみくじとは、決めごとをするとき、神様や仏様の意見を知るためにおこなう占いのひとつです。

奈良時代以前に、紙や木などでくじを作り、吉凶を占った短籍(ひねりぶみ)がもとになっていると考えられています。

おみくじは結ぶもの?引き直しても良い?

おみくじは結果にかかわらず、結んでも持ち帰ってもどちらでも構いません。
    大事なことは、おみくじに書いてある神様・仏様の言葉を読み、日々の暮らしに生かそうと心に留めておくことです。

また、結果が悪いからと引き直したくなる気持ちも分かりますが、1日1回か、1社1回にしましょう。

おみくじの順番は?小吉と末吉の違い、珍しいおみくじを解説!

初詣はどこに行くべき?

初詣参拝者数ランキング

日本中の人が神社やお寺にお参りするお正月。
いったいどれだけの人が、どこの神社やお寺に参拝しているのでしょうか?

日本全国の初詣参拝者数のランキングをご紹介します。

1位明治神宮(319万人)
2位 成田山新勝寺(298万人)
3位 川崎大師(平間寺)(296万人)
4位 伏見稲荷大社(277万人)
5位 鶴岡八幡宮(251万人)

初詣だけで300万人も訪れるとは驚きですね!
並ぶのが苦でなければ一度行ってみると良いかもしれません。

初詣ランキング【2019年版】


日本全国の初詣にオススメの神社・お寺

初詣にどこに参拝しようかと迷っている人に向けて、ホトカミは日本全国の大きな神社やお寺を地域ごとにまとめました!
お正月ならではの行事や授与品も紹介しています。

【北海道・東北】初詣にオススメの神社・お寺7選【2019】
【北関東甲信】初詣にオススメの神社・お寺5選【2019】
【東京】初詣にオススメの神社・お寺10選【2019】
【首都圏】初詣にオススメの神社・お寺7選【2019】
【東海】初詣にオススメの神社・お寺5選【2019】
【北陸】初詣にオススメの神社・お寺5選【2019】
【京都】初詣にオススメの神社・お寺10選【2019】
【奈良・大阪】初詣にオススメの神社・お寺10選【2019】

大きな神社やお寺の初詣は規模も大きくて楽しいですね。
是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?

また、大きな神社やお寺だけでなく、地元にいらっしゃる神様や仏様にも新年のご挨拶にうかがいましょう!


初詣Q&A

ここからは初詣アンケートで集まった疑問にお答えしていきます!

初詣はいつまでに行けばよいのですか?

明確な決まりはありません。
その年の初めてのお参りが初詣になります。

いつまでに行かなければいかないと決まってはいませんが、1月中には行った方がよいのかもしれません。


初詣は神社とお寺どちらに行けばよいのですか?

どちらでも大丈夫です。


喪中ですが初詣に行っても大丈夫ですか?

喪中は、神社・お寺どちらも一年間とする場合が多いですが、
親しい人の死の悲しみを乗り越えるまでの期間なので決まった日数はありません。
そのため、喪中でも初詣に行ってもよいです。

しかし、喪中とは別に、忌中(きちゅう)という期間があります。

忌中とは、家族など、身近なひとの死を悲しみ、慎む期間のことです。
お寺は家族が亡くなってから49日間が忌中です。
神社での忌中は最大50日間ですが、亡くなったひととの関係によって、日数が変わります。
この間は、お祭や結婚式などおめでたい行事になるべく参加せず、静かに暮らします。

喪中の期間はどちらも参拝出来ますが、忌中になると、神社とお寺で異なります。
神社では、忌中のあいだは参拝しないほうがよいとされています。
お寺では、忌中でもお参りは問題ないとされています。
これは、お正月には故人や先祖への新年の挨拶をするという考え方があるためです。

喪中に初詣はダメ?喪中とお参りの関係を解説!


初詣でお賽銭はいくら入れればよいですか?

気持ちがこもっていればいくらでも構いません。

一般的には1~500円の方が多いようです。

おわりに

いかがだったでしょうか?

初詣について、少しは詳しくなることができたでしょうか?


皆さまにとって素敵な一年となりますよう、お祈り申し上げます。

《執筆=立﨑 理恵》



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