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正しいお寺のお参り作法とは?【気になる疑問も解決!】

最終更新:2023年10月17日(火)
公開:2017年12月09日(土)

「お参りの正しい作法が分からない...」
「お寺で柏手は打つの?」
など、お寺にお参りするとき、困ったことはありませんか?


今回は、お寺でお参りするときの作法や、
お参りするときの疑問などについて紹介していきます。

    目次

  1. お参りの作法
  2. 気になる疑問を解決
  3. おわりに

お参りの作法

山門をくぐる前に一礼

お寺に入るときは、山門の前で一礼してから入ります。

これは、ご本尊に敬意をあらわすためです。
そのため、帽子は門をくぐる前にとりましょう。

また、帰るときも山門を出たら本堂の方向へ礼をします。


手水舎で手・口を清める

手水舎(ちょうずや・てみずしゃ)で手と口を清めます。
手水舎は、仏様の領域に入るときに、罪や、体についた穢(けが)れを落とす場所です。

①手水舎の前で軽く一礼します。
②右手で柄杓(ひしゃく)をとり、左手を清めます。
③左手に柄杓を持ち替え、右手を清めます。
④右手に持ち替え、左手に水を受け、口をすすぎます。
⑤左手をもう一度清めます。
⑥両手で柄杓を持ち、水をすくう部分をあげて持ち手の部分も清めます。
⑦手水舎をでる時、軽く一礼します。


水は、はじめに多めにすくい、途中ですくい直さないようにしましょう。
また、柄杓には、口を直接つけないようにしましょう。


鐘をつく

鐘をついても大丈夫なお寺では、参拝の前に鐘をつきましょう。
参拝後は「戻り鐘」といって縁起がよくないという説もあります。

香閣(こうかく)で心を清める

大きなお寺には線香の煙をあびることのできる香閣(こうかく)があります。
手水舎で身を清めた後は心のお清めをしましょう。

香閣から立ちのぼる煙を身体の痛い部分や、具合の悪い箇所にあてると良いとされています。


ロウソクと線香を供える

本堂の前に着いたら、ロウソクと線香をお供えします。
火は自分で用意しましょう。
もらい火は他人の「業」も受けてしまうと言われています。

ロウソクは火を灯して、奥(ご本尊に近い方)から燭台に供えます。

線香は火を着けて、真ん中から香炉に供えます。

明確な決まりがあるわけではありませんが、次の人がお供えしやすいように配慮しましょう。

防火のため、献灯・献香ができないお寺もあります。


本堂への参拝

①本堂の前についたら、まず45~90度の礼をします。
②賽銭箱に喜捨をします。お賽銭は勢いよく投げず、そっといれるのが好ましいです。
③鰐口(わにぐち)を鳴らします。
④姿勢を正し、目を閉じて、静かに胸の前で手を合わせます(合掌)。
(数珠を持っている場合はこのときに手にかけます)
⑥お願い事を伝えます。
 寺院によっては、このときに題目や真言を唱えます。
⑦合掌したまま45~90度の礼を1回します。
⑧本堂を離れます。


大きなお寺には複数のお堂があり、ところによっては諸堂の方が信仰を集めていることもありますが、まずは本堂のご本尊に参拝しましょう。

仏様に対する敬意をもって参拝することが大切です。



気になる疑問を解決

お賽銭は金額が決まっているんですか?

特に決まりはありません。
お寺で決まっている場所はあるかもしれませんが、お賽銭はいくらでもそのまま入れていただいて構いません。


複数のお寺にお参りしていいの?

大丈夫です。


お守りは、いくつも持っていいの?

大丈夫です。複数のお寺にお参りしても大丈夫なように、お守りも祈願ごとに持っていても、怒られません。
しかし、一年ごとに新しいお守りを変えるのが良いとされています。


お寺の鐘はついた方がいいの?

お寺によっては、参拝者が自由に鐘をつくことができます。

鐘の音には煩悩を取り除くはたらきがあり、鐘をつくこと自体が供養・功徳になるとされています。
本堂に参拝する前につくことがおすすめです。

鐘楼への参拝者の立ち入りを禁止しているお寺もありますので、必ず確認してから鐘をつくようにしましょう。


お寺にお参りできない時間はあるの?

場所によりますが、お参りできない時間はあります。
開門・閉門の時間が決まっているのでその時間を確認しましょう。

24時間お参りできるお寺は多くありますが、御朱印やお守りを扱っている授与所(じゅよしょ)は時間が決まっているので、授与所が開いている時間帯にお参りしましょう。


ペットを連れてお参りしても大丈夫?

お参りしたいお寺に事前に確認しましょう。
ペット用のお守りを扱っているお寺もありますが、ペット同伴禁止のお寺も少なくありません。
ペットを連れていきたい場合は、お寺のホームページや電話で確認するのがベストです。


お参りするときの服装に決まりはあるの?

特に決まりはありません。

しかしお寺は聖域であり、敬意を表して参拝したいものです。
だらしない格好は仏様や祖霊に対して不謹慎であるため、
できるだけ清潔感のある格好で参拝しましょう。
爪を切っておく、不要なアクセサリーはつけないなどの配慮が望ましいです。

また、お参りする時はマフラーや帽子を外し、カバンを下ろして失礼のないようにお参りしましょう。

おわりに

いかがでしたか?

今回は、お寺でのお参りの作法について紹介しました。

作法は、宗派やお寺によって異なる場合があります。


いずれにせよ、仏様に敬意を表してお参りすることが大切です。
心をこめて参拝するようにしましょう!

《執筆=立﨑 理恵》




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