つるがおかはちまんぐう
鶴岡八幡宮
神奈川県 鎌倉駅
参拝時間:5:00~21:00(4月~9月)、6:00~21:00(10月~3月)
授与所・社務所:5:30~20:30(4月~9月)、6:30~20:30(10月~3月)
つるがおかはちまんぐう
神奈川県 鎌倉駅
参拝時間:5:00~21:00(4月~9月)、6:00~21:00(10月~3月)
授与所・社務所:5:30~20:30(4月~9月)、6:30~20:30(10月~3月)
2019.12.30.雨のち晴れ。
夫と二人、ひと足早い年納め、ということで久々に鎌倉へ行ってきました。鎌倉って、半年に一回くらいのサイクルで行きたくなるのは何故なんでしょう。
今回は鎌倉駅〜小町通り〜鶴岡八幡宮〜若宮通り〜豊島屋〜若宮通り〜鎌倉駅の鉄板コース。
11時45分くらいに鎌倉駅に着き、早速向かうは、今日鎌倉に来た目的の一つ、イワタコーヒー店。ホットケーキを夫と分け合い、私はホットドッグ、夫はピザトーストを注文。午前中悪天候だったこともあり、入店後すぐに座れた上、来店何度目かにしての初めてのテラス席。中庭のシクラメンがかわいかったのだけど、写真忘れました(T_T)オーダー時の夫との小さなすれ違いでチョット空気悪くなっちゃったこともありまして、その場ですぐ和解したものの、なんかそういう気分になれなくなり。今になって反省。コーヒーもホットケーキもホットドッグもコールスローもポテトサラダも全部美味しかったです。
イワタコーヒー店を出た後は、小雨がちらついたりやんだりしていたので、雨宿りがてら小町通りの店を冷やかしましたが、過去来た時とは随分とお店の顔ぶれが変わっていました。諸行無常の観光地。
そうこうするうち、鶴岡八幡宮に着く頃には、曇天ながらも雨は収まりつつありました。
明日は大晦日。境内にはりんご飴やらの露店が明日に備えて並んでいました。直近二度の鎌倉散歩では北鎌倉に重点を置いて、近くまで来ていながら八幡さまには顔を見せずに不義理を働いていたものですから、年内にご挨拶に来られてようやく心の澱が晴れました。
昨日一昨日と、自分の不注意とはいえ、少しツイていない出来事が立て続いたので、年末年始、無事に過ごせるようにと本宮にてお願いをしました。その後、授与所で新商品と思しき鳩笛(1000円也)を当然のように購入。
そしたら、そんな私を励ましてくださるかのような、素敵な出来事がその後神域で起きたのでした。
ここから詳しい話は、写真に添えて書こうと思います。
鎌倉小町通りの顔的存在。イワタコーヒー店。いつも素晴らしいサービスと食事なのです。
いつもながらのキングオブホットケーキ。小町通りに新しいパンケーキ屋さんができていて若い人たちが並んでいましたが、私は断然ここのこのホットケーキ。鎌倉に来る目的の半分はこのホットケーキといって過言ではないです。コーヒーもべらぼうに美味しくて文句なし。永遠の名店。
色々すっ飛ばしまして、鶴岡八幡宮の狛犬さまです。鶴岡八幡宮ほどの立派な神社なのに、狛犬さまのデザインはこんなに素朴なのがたまりません。なんともニヒルな笑顔でらっしゃる。リピーターのくせに、こんなにまじまじと狛犬さまをしっかり拝見したのはこれが初めてだと思います。
阿形の狛犬さま。良い意味で威厳がないといいますか、怖くないんですよね。ときめきが止まりません。こうして眺めていても、あー好きだなあと思います。
外国の方々が写真を撮っておられますがこちらも負けじ。明日の大晦日から元旦、その後しばらくはこの辺りも満員御礼でひしめき合うようになるのでしょう。大きな矢がかけられている様子は、年末年始ならではの光景でした。
本宮の参拝後、続いてこちらの境内社の丸山稲荷社へ…。階段を昇っていくと…。
なんと最後の一段を昇りきった瞬間、この祠の正面の廊下のところを、右から左に、タタターッとリスが駆け抜けて行ったのでした!あっという間の出来事で、写真はとても無理でしたが…。
普通ではない出来事が御神域で起きるのは、神様からのメッセージです。先刻私が本宮で述べた願いを聞いて、私を元気づけようと、励ましてくださったのです。
鶴岡八幡宮へは何度も来ていますが、こちらの丸山稲荷社へは、もしかしたらこれが初めてのご挨拶になるかもしれません。だのに、私を喜ばそうとしてくださった。神様のお優しい計らいに胸が熱くなり、泣きそうになりました。それにしても、こちらのご眷属の狛狐さんたちは、なんてクールでカッコいいのでしょうか!すっかりファンになりました。
大コーフンでウキウキしながら丸山稲荷社から大参道へ戻り、こちらの旗上弁財天さまへ向かう途中にも、大参道を右から左に、私たちの目の前をリスがタタターッと駆け抜けて行きました。くどいようですが、鶴岡八幡宮へは何度も来ていますが、一度の参拝で、リスを二度も目撃するなんて、本当に初めてのことです。
私があんまり丸山稲荷でカンタンに大喜びしたので、サービスしてくれたのかもしれません。しみじみと嬉しく、温かい気持ちになりました。
こちらの旗上弁財天さまでは、白鳩が迎えてくれました。まるで豊島屋の鳩サブレーの鳩、鳩三郎みたい。会えて嬉しかったです。
参拝最後にここでおみくじを引くと、結果は「吉」でした。「世に順応して自然に育って行く良運がある。(中略)おごらず誇らず勉強を続けなさい。」とのお言葉。「願望 慎み深く願えば必ず叶う」、「病気 軽い」とも。数日前に見た健診の結果も、思わぬ判定が出て不安になり、年明けにかかりつけ医に相談してみようと思っていたところだったので、少し気が楽になりました。気をつけなければいけないことは「交際 慎みを失えばそむかれます」。最近確かに少し対人関係に馴れが生じているような、気が緩んでいるような。調子に乗っていると、またしくじるぞと。ありがたいお告げなのでした。
若宮通りの大鳥居です。散歩の最後に撮りました。
こちらの狛犬さまは、流石に堂々たる立派なお姿でした。
けれどもお二方とも、なんだか笑っておられるような表情をしています。明るくおおらかな気持ちになる、どっしりとしたお顔です。
神社ではなく、屋敷神なので、こちらにさらに追記します。鳩サブレーの豊島屋本店店内左奥に鎮座しておられます大黒さま(多分)です。
そして、大黒さまの横にある裏口を出るとすぐ、豊島屋の屋敷稲荷の祠があります。初参拝です。
豊島屋にはいつもお世話になっております、本革鳩サブレークッションは我が家で元気に活躍しています。今日も沢山新製品の限定グッズで散財いたしました。大荷物ですがご容赦ください…。
ずいぶんお可愛らしい狛狐さまたちでした。
耳がたれ気味なところとか、鼻筋がふっくらしているところとか、優しい雰囲気。さすが豊島屋の狛狐です。
そのまま裏手にある、往年の憧れの店、八十小路へ。
窓際の席に座りました。
すべての卓に花が活けられている粋。
おしながきとおしぼり。おしぼりが可愛くて使えません…。
なんと、お冷は柚子の香り付けがされたフレーバーウォーターでした。感動〜。
季節の上生菓子「柚子」。煎茶つき。中はつぶしあんでした。細かいそぼろ(外側のほろほろ状の練り切り)にまた感銘。ゆったり過ごさせてもらいました。ようやっと臆せずこの店に入れるようになった、己の成長を感じます。やっと10年来の夢が叶いました〜。
鶴岡八幡宮にて購入した神鳩笛。袋のデザインも洒落ています。八の字が鳩!捨てられない…。
まっさらに白い小箱に入って。
尾っぽのところに口をつけて吹くと「ホー」と鳴きます。なんて愛らしい…!マットな質感でさらさらとした手ざわりです。この曲線美…ほうん。まるで彫刻のように美しい。
鶴岡八幡宮は、神奈川県鎌倉市にある神社。相模国一之宮。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。「鎌倉八幡宮」とも呼ばれる。鎌倉幕府の将軍家・源氏を含め、関東武士の信仰が篤かった。三大八幡宮の一つに数えられることもある。境内は国指定の史跡。
創建は1063年、河内源氏の源頼義が、前九年の役での戦勝を祈願した京都の石清水八幡宮を鎌倉由比郷鶴岡(現・鎌倉市材木座)に勧請し<鶴岡若宮>としたのが始まり。1180年に鎌倉に入った源頼朝が現在地に遷座、そののち20年に渡り社殿を中心に幕府の中枢施設を整備。鎌倉幕府衰退後には当社も衰退し、戦国時代には焼き討ちにあるなどするが北条氏綱が再建。江戸期には徳川幕府の庇護を受け神仏混淆の大神社へと発展した。現在でも境内は非常に広く、草木は少ないので広々とした印象。源頼朝が設定をした上下に分かれた社殿、上宮(本宮)、下宮(若宮)の造りが当社の特徴。
当社は、JR鎌倉駅から、鶴岡八幡宮の参道でもある若宮大路で1km弱。
参拝時はお昼時であったが、やはり鎌倉を代表する観光スポットということで、コロナ前につき、外国人観光客を含め参拝者は大勢いた。
※鎌倉強化合宿1日目、杉本寺、光触寺、明王院、浄妙寺、報国寺に続く6寺社目。ここで午前の部終了。
※この日はランチを予約していたため時間がなく、摂末社などを丁寧に参拝していない。要再参拝。
境内入口に立つ<三之鳥居>。由比ガ浜まで続く若宮大路の突き当り。鳥居の中央に上下に2つの赤い社(舞殿と本宮)が見えるのが鶴岡八幡宮の特徴。
JR鎌倉駅を東口に下りてすぐの場所に<二之鳥居>があって、ここから<三之鳥居>までは若宮大路の中央分離帯上に参道が伸びる。ちなみに、<一之鳥居>は白い石製で、<二之鳥居>よりも800m由比ガ浜寄りの若宮大路上に立っている。
<二之鳥居>から参道を歩いて、<三之鳥居>を望む。
三之鳥居をくぐってすぐにある<太鼓橋>。
太鼓橋の左側は<平家池>(逆サイド、右側は<源氏池>)。
参道を進む。コロナ前で日本人も外国人も観光客がたくさん。
鶴岡八幡宮専用御朱印帳のデザインにもなっている、上下2つの社。
左手の<手水舎>。写真右側の屋根が付いている方は使用中止で、左側の竹筒から流れる水で清める。
まず下の段の<舞殿>。
<舞殿>近く全体を広角レンズでとらえるとこんな感じ。舞殿の後ろの高いところに<本宮(上宮)>、舞殿の右手に<若宮(下宮)>、舞殿の左手には奉納酒の棚が見える。
舞殿の右手にある<若宮(下宮)>。御朱印はこちら。
舞殿の左手にある奉納酒の棚。さすが人気の神社、樽の数が半端ない。
<舞殿>と<本宮>。
そろそろ本宮への大石段を登ろうと思っていたところ、舞殿で神前結婚式が始まった。雅楽に合わせて祝詞を上げたり舞を奉納したりと厳かな雰囲気。
本宮に続く<大石段>。
大石段上の<随神門>。
随神門をくぐると<拝殿>。大勢の人で混み合っている。
拝殿の左脇。宝物殿入口。
随神門を出て右手にある授与所。
随神門から、由比ガ浜まで続く参道の方向を望む。
大石段を下って来ると、神前結婚式がクライマックスを迎えている。
奉納の巫女の舞。
参道を<太鼓橋>まで戻って、<源氏池>側にある<旗上弁財天社>入口。
<旗上弁財天社>は<源氏池>の浮島部にある。
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