こぶなちょうやくもじんじゃ
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小舟町八雲神社は、神田明神の境内に所在し、江戸時代には「祇園牛頭天王社(二の宮)」と呼ばれていました。もともと江戸の守り神とされた神田明神の一部として、1616年に幕府から町の名主に管理が任されました。その後、八雲神社は魚問屋仲間が集住していた小舟町の人々に深く崇敬され、地域のシンボル的存在として現在に至っています。
● 小舟町天王祭と「団扇天王」の伝統
小舟町八雲神社の祭礼は「小舟町天王祭」として知られ、4年に1度行われます。この祭りの中心には大神輿の渡御があり、町に隣接する堀留町児童公園には壮大な御仮屋が建てられます。明治時代には、界隈に団扇問屋が多く存在していたため、旧暦6月10日から13日の天王祭では、多くの団扇がおひねり代わりに神輿へ投げられ、「団扇天王」と呼ばれるほどの賑わいを見せました。この独特な風習は地域の伝統を象徴するものです。
● 小舟町八雲神社の天水桶とその由来
小舟町八雲神社の境内には、一対の鉄製天水桶があります。この天水桶は1811年(文化8年)、江戸の魚問屋仲間である遠州屋新兵衛ほか10名によって奉納されたものです。鋳造を手がけたのは、深川大島(現在の江東区大島)に住む鋳物師・大田近江大掾藤原正次(通称「釜六」)で、彼は江戸時代を代表する鋳物師の家系に属していました。なお、天水桶の基壇と台座は石製で、その堅牢さが今も当時の技術の高さを伝えています。
● 天水桶の再建とその価値
天水桶は左右一対の構造を持ちますが、本殿左側のものは失われ、1857年(安政4年)に再建されました。この再建は、右側の銘文をもとに行われたもので、現在もその美しい姿を見ることができます。天水桶は、平成17年(2005年)に「千代田区指定有形民俗文化財」に指定され、歴史的価値と共に地域の文化を象徴する重要な存在となっています。
● 小舟町八雲神社と江戸三大祭
小舟町八雲神社の祭礼である小舟町天王祭は、「神田祭」「山王祭」と並ぶ江戸三大祭の一環として位置づけられています。この祭りは、江戸の活気と伝統を後世に伝える貴重な行事であり、町の人々が340年以上も継承してきた歴史が色濃く反映されています。
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