おかでら(りゅうがいじ)|真言宗豊山派|東光山
岡寺(龍蓋寺)奈良県 飛鳥駅
8:00〜17:00(12月〜2月 8:00〜16:30)
御朱印(5種類)
岡寺では、7種類の御朱印をいただけます。
そのなかからホトカミに投稿された5種類を紹介します。
西国三十三所 厄除大悲殿 草創1300年記念印
真ん中に厄除大悲殿と書かれ、右上に西國第七番の印、左上に西国三十三所草創1300年 岡寺の印、真ん中に梵字(如意輪観音)の火炎宝珠印、左に岡寺の文字、左下に昇り龍と下り龍に挟まれた龍蓋寺の印が押されています。
岡寺は、正式名を龍蓋寺(りゅうがいじ)といい、663年に創建されました。
本尊の如意輪観音は、日本最大の塑像で奈良時代に造立されました。
また岡寺は、日本で最初の厄除け霊場として日本全国からたくさんの厄除け祈願者が訪れます。
西国三十三所草創1300年記念印は、2016年から2022年3月31日までの期間中に押していただけます。
西国三十三所巡りで訪れました。京都もですが さすが古都のあった地。魅力的な寺社が多くありますね。
飛鳥の地は 飛鳥寺と石舞台に訪れたことがありましたので 2年ぶりになります。
仁王門をくぐると 山寺らしく 立体的に広がる境内になります。
すぐ目の前には蓮の花が 「双頭蓮」とあります。
双頭蓮は 50年から100年に1度あらわれるという大変珍しい蓮だそうで 良いことがおきる前兆や見ると幸せになれるなどの言い伝えがあるそうです。
ラッキー!!1本の茎に2つの花を咲かせていました。
石段を上がっていくと 大師堂や三重塔が目に入ってきます。
少し雨が降っていたので 開山堂で拝んで 本堂に向かいました。
内陣をしっかり撮っていないのですが(撮影禁止)ご本尊は日本最古の塑像(いわゆる泥など)の仏様でした。
本堂の前には池があります。この池は 開山した義淵が悪龍を封じ込めた池だそうで これが岡寺のもうひとつの名称「龍蓋寺」のいわれだそうです。義淵は東大寺の大仏造りに貢献した行基のお師匠様です。
三重の塔は少し小高くなった場所にあり そこからは下の里を眺めることができました。
山号は東光山 院号は真珠院(眞珠院) 宗旨宗派は新義真言宗豊山派 ご本尊は如意輪観音(重要文化財) 創建年は7世紀末頃 開山は伝・義淵です。
由緒については
天武天皇の皇子で27歳で早世した草壁皇子の住んだ岡宮の跡に義淵僧正が創建したとされる。
この時 同時に龍門寺なども建立された。
現在の寺域は明日香村の東にある岡山の中腹に位置するが 寺の西に隣接する治田神社(はるたじんじゃ)境内からは奈良時代前期にさかのぼる古瓦が発掘されており 創建当時の岡寺は現在の治田神社の位置にあったものと推定されている。
寺跡は2005年(平成17年)に「岡寺跡」として国の史跡に指定された。
また 義淵がこの地の民を苦しめていた悪龍を当寺の池(現、龍蓋池)に封印して石で蓋をし 悪龍の厄難を取り除いて以来 当寺は「日本最初のやくよけ霊場」となり 鎌倉時代にはすでにその信仰が広まっていた。
義淵僧正は日本の法相宗の祖であり その門下には東大寺創建に関わった良弁や行基などがいた。
それゆえ法相宗の興福寺の末寺であった。
江戸時代に長谷寺化主(住職)法住が入山して当寺を復興し 中興第一世となって以降 長谷寺の末寺となって真言宗豊山派に属する。
とありました。
大きくて立派な仁王門
双頭蓮
仁王門から見る全景
ビー玉の入った手水
こちらは書院で 誰も行かれていませんでした
庭も整えられています
こちらが本堂に続く石段
鐘楼
山の上だとまだアジサイがきれいです
楼門
開山堂
内陣
香炉
本堂
扁額などが立派
内陣をちらっと
本堂前に 龍盆池
奥に祠
悪龍を封じ込めた池だそうです
絵馬かけ
ちっちゃいおじぞうさまが ビー玉と白石に囲まれて
三重塔
下の里を眺める
大師堂
四国八十八か所霊場お砂踏
龍リョウの梅
西国三十三所、七番礼所です。花手水の入れ替え中でした。掛け軸に書いて頂きました。
掛け軸に書いて頂きました。
仁王門。
花手水の入れ替え中でした。
三重搭。
鐘桜堂。
本堂です。
大和国高市郡に子供に恵まれない夫婦がおり、彼等は日々観音様に子が授かるよう祈りを捧げていました。そんなある日の夜突然子供の泣き声がして、夫婦が表に出てみると柴垣の上に白い布に包まれた赤子がおり、中に連れて入ると馥郁たる香りが家の中に満ちました。というのが義淵僧正の出生伝説。その後この夫婦に養育されていましたが、その噂を聞いた天智天皇に観音様の申し子として引き取られ、岡宮で草壁皇子とともに育てられました。後に義淵僧正はこの地を与えられ、龍蓋寺を建立されました。
名称 | 岡寺(龍蓋寺) |
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読み方 | おかでら(りゅうがいじ) |
参拝時間 | 8:00〜17:00(12月〜2月 8:00〜16:30) |
参拝料 | 大人400円、高校生300円、中学生200円、小学生以下無料 |
御朱印 | あり 「厄除大悲殿」の墨書き、御詠歌の含む通常6種類の御朱印をいただけます。2020年12月31日までの限定で「奉納経 大悲宝楼閣 和州 岡寺」と墨書きされた江戸時代復刻御朱印を拝受できます。 |
限定御朱印 | あり |
御朱印帳 | あり |
電話番号 | 0744-54-2007 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | http://www.okadera3307.com/ |
お守り | あり |
絵馬 | あり |
SNS |
西国三十三所霊場 |
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ご本尊 | 如意輪観音 |
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山号 | 東光山 |
院号 | 真珠院 |
宗旨・宗派 | 真言宗豊山派 |
文化財 | 義淵僧正坐像(国宝/奈良国立博物館寄託)
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ご由緒 | 大和国高市郡に子供に恵まれない夫婦がおり、彼等は日々観音様に子が授かるよう祈りを捧げていました。そんなある日の夜突然子供の泣き声がして、夫婦が表に出てみると柴垣の上に白い布に包まれた赤子がおり、中に連れて入ると馥郁たる香りが家の中に満ちました。というのが義淵僧正の出生伝説。その後この夫婦に養育されていましたが、その噂を聞いた天智天皇に観音様の申し子として引き取られ、岡宮で草壁皇子とともに育てられました。後に義淵僧正はこの地を与えられ、龍蓋寺を建立されました。 |
体験 | 仏像重要文化財札所・七福神巡り伝説 |
Youtube | |
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