さるたひこじんじゃ
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神戸市兵庫区の住宅街の中に佇む小さな神社です。
創立不詳。
由緒書によると、
元矢田郡白川村に鎮祭されていたが、平清盛福原に都を定め、兵庫築港に際し七日七夜参籠し、祈願を込めたるところ、難事業に成功したので、後年、此の佐比江の地に奉遷したと伝えられている。
もともとはもっと大きな神社だったようですが戦災を受け、その後都市計画によって現在の社地になったとのこと。
社殿には、当時の日本画家・森月城、版画家・川西英等の絵画で天井が飾られています。
こじんまりとした境内
拝殿
拝殿の天井画
境内社 佐比江稲荷神社
手水鉢
佐比江町にある猿田彦神社。
JR神戸線とR2の間にある入り組んだ住宅街。
駐車場なし。
写真のまんまで、鳥居なしの小さな神社。
石灯篭の間を通り、正面すぐに朱色の拝殿。
左手に気持ち御手水と、社務所。
右手に小さなお稲荷さん。
社務所は無人のためお札とお砂が欲しかったら神社前の清水さんか高橋さんか前田さん家にお越しください、と書かれてる。ご丁寧にマップがあるが高橋さんの家が載ってない笑。
拝殿天井を覗くと綺麗なお花が描かれている。
日本画家・森月城や、版画家・川西英らの絵画だそうです。
川西英はこの辺出身で『神戸百景』とかで有名な版画家。
申し訳ないが、こんな小さな神社の天井画描いてるなんて何故?って感じがする。
お散歩ついでに参拝です。
ちなみに佐比江町は江戸時代頃の花街で、兵庫髷発祥の地だそうです。
今じゃ全然そんな名残がない古い住宅街です。
全体
拝殿
拝殿天井画
後ろから
歴史
当社は猿田彦の大神を奉斎している。
猿田彦大神は魁の神として常に神々の先頭に立って道案内を務められる神で、天孫降臨の時、皇孫瓊瓊杵尊を天八衢に立ち迎えて云々とあり、災難除けの信仰がある。
即ち海上では船霊神、陸上にあっては交通の守護神として衆庶の尊崇が厚い。
さて当社の創立は詳かではないが口碑によれば、元矢田郡白川村に鎮祭されていたが平清盛福原に都を定め、兵庫築港に際し七日七夜の参篭の後、祈願をこめたるところ難事業に成功したので、後年此の左比江の地に奉遷したと伝えられる。
往古は社殿宏壮にして境域も拡がりしが市街地の発展と共に狭隘となり、殊に先の大戦により戦災を受け、その後都市計画によって現今の社地となった。尚又昭和二十五年現在の社殿を造営し、その当時の日本画家森月城版画家川西英等の絵画で拝殿天井を飾り、更に本殿御扉の左右の羽目板は新谷秀夫の手になる彫刻など一見の価値がある。
明治六年六月村社に列せられたが、戦後は神社本庁所属の神社となった。
名称 | 猿田彦神社 |
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読み方 | さるたひこじんじゃ |
詳細情報
ご祭神 | 《主》猿田彦命 |
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ご由緒 | 当社は猿田彦の大神を奉斎している。
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