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かいりゅうおうじ|真言律宗佐保山

海龍王寺
公式奈良県 新大宮駅

通常 09:00~16:30
特別拝観 09:00~17:00
8月12日~17日、12月24日~31日はお寺の行事のため閉門いたしております。
悪天候時は、拝観をお休みさせていただくことがございます。

檀家以外の参拝
檀家以外の参拝
あり
歓迎
御朱印について御朱印
あり

直接書きはもちろんのこと、書き置きも、住職(イケ住)が直接書きいたしました御朱印でございます。 寺…

限定
あり
御朱印帳にお書き入れ
あり
御朱印帳
-
ありません
パーキング
駐車場
あり

あり
普通車10台
大型観光バス 要事前連絡

巡礼

その他の巡礼の情報

大和北部八十八ヶ所
第十九番
大和路秀麗八十八面観音巡礼

住職より

奈良時代、ここからすぐ西には天皇・皇后がおられる『皇居』があり日本を動かしていました。

海龍王寺は皇居(平城宮)の構成要素として宮廷仏教の寺院となり、聖武天皇・光明皇后をはじめとする皇族から篤い信仰を得ます。
玄昉が海龍王寺初代住持に就くと、聖武天皇により平城宮の内道場(勅願所)とされ、遣唐使の航海安全、国家安寧、天皇・皇后の身体護持の祈願を修します。
玄昉は、我が国最初の天皇の身体護持を祈願する護持僧とされました。

平城宮(跡)から海龍王寺の前を南北に伸びる道までの範囲は、奈良時代の『日本の中心地』であり、我が国の繁栄を象徴する地域です。
時を経て、日本および奈良の中心は東に移りましたが、古代より人々の願いを受け止め、宮廷の仏教、宮廷の祈りを伝える海龍王寺は我が国を代表する歴史文化遺産であり、現在まで果たしてきた役割を軽んじることはできません。

海龍王寺は信仰の場としてだけでなく、訪れる人々や、寺院・歴史について学ぶ人々に教育とインスピレーションを与え続ける文化的な灯台としても機能しており、歴史的背景と文化的意義から、観光客や研究者にとって重要な訪問地となっています。

ご祈祷

旅行・留学・渡航安全護摩祈祷

旅行・留学・渡航安全護摩祈祷

一座につき5,000円
護摩祈祷を一座修させていただきます

奈良時代、遣唐使の渡航の安全祈願を修したことに由来を持つご祈祷です。

護摩祈祷は、その方のためだけに一座、心を込めて修させていただきます。

ご祈祷を希望される方は、2週間ぐらい前にお問い合わせをいただき、祈祷日の調整をお願いいたします。

願望成就・身体健全・挑戦成功護摩祈祷

願望成就・身体健全・挑戦成功護摩祈祷

一座につき5,000円 (複数座祈願も可)
護摩祈祷を一座修させていただきます

奈良時代、遣唐使が唐(中国)に渡り、成功を収めて事を為す祈願を修しておりました。
現在も新たな方々に挑戦する方々の成功を祈願いたしております。

護摩祈祷は、その方のためだけに一座、心を込めて修させていただきます。

ご祈祷を希望される方は、2週間ぐらい前にお問い合わせをいただき、祈祷日の調整をお願いいたします。

上記ご祈祷につきましては、直接お見えになっていただかなくても修させていただきますので、
お寺までお気軽に連絡をいただければ幸いでございます。
その場合『祈祷之証』を送らせていただきます。
その他の祈願につきましても、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ

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授与品

《海龍王・特別祈願御守》

《海龍王・特別祈願御守》

1体 1,000円
おめでたい龍を文様にした御守袋に御神体を納めています

当初は角がなく、尾は細く、濁水に棲んでいる水霊とされているものが、五〇〇年を経て蛟龍となり、竜巻を興して天に昇る時、角を生じ、鋭い爪が生え、四足に迫力が生まれることから、勢いの良いめでたい龍を文様に表した生地を用いています。
御守を持たれた方が、蛟龍のように時機を得て、存分に活躍されることを願い、朝・夕の二座、
海龍王に特別祈願を修させていただいた御守です。

《旅行・留学・渡航安全御守》

《旅行・留学・渡航安全御守》

1体 500円
赤と紫の2種類

奈良時代、遣唐使の渡航安全祈願を修したことに由来する御守でございます。
旅行・留学・渡航の安全を願う方々がお求めになられます。

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行事

《 春季特別公開・十一面観音特別開帳 》(前期)

《 春季特別公開・十一面観音特別開帳 》(前期)

3月23日~4月7日 9時開門~17時閉門
拝観料 大人600円 中高生300円 小学生100円

・十一面観音特別開帳 鎌倉時代 重要文化財
・自在王菩薩経(五月十一日経)二巻 奈良時代
・弘法大師御筆 隅寺心経(般若心経写経)

《 春季特別公開・十一面観音特別開帳 》(後期)

《 春季特別公開・十一面観音特別開帳 》(後期)

5月1日~5月9日 9時開門~17時閉門
拝観料 大人600円 中高生300円 小学生100円

・十一面観音特別開帳 鎌倉時代 重要文化財
・自在王菩薩経(五月十一日経)二巻 奈良時代
(・海龍王経 奈良時代)
・弘法大師御筆 隅寺心経(般若心経写経)

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歴史

この地には飛鳥時代より土師氏の氏寺が在りました。平城遷都の後、一帯は藤原不比等の邸宅となりますが、お寺は邸宅の北東隅に存続したことから『隅寺・隅院』と称されることになり、天平三年(731年)光明皇后によって伽藍が整えられます。

天平六年(734年)第九次遣唐使として唐に渡っていた玄昉が帰国の途中、東シナ海で暴風雨に襲われますが、乗船に収められていた一切経五千余巻より『海龍王経』を一心に唱えたところ九死に一生を得て種子島に漂着。翌天平七年平城宮に帰朝し、海龍王寺・初代住持に任じられました。嵐の中、海龍王経を唱えて無事に帰朝したので遣唐使の渡唐安全祈願を修することになり、聖武天皇が寺号を『海龍王寺』と定め、勅額を賜ります。

同時期、玄昉による般若心経の講釈とともに般若心経の写経が盛んに行われ、現在も隅寺心経として珍重されています。
弘法大師空海も遣唐使として唐に渡る際、渡唐の無事を祈り般若心経を千巻書写して当寺に収められ、帰国の後、再度海龍王寺を訪れて毘沙門天の画像を奉納されました。

平安遷都以降、お寺は衰退しますが鎌倉時代、西大寺を復興した興正菩薩叡尊により諸堂の改修・仏像の造立が行われます。戒律の道場として繁栄したものの、応仁の乱の勃発により戦乱に巻き込まれ再び衰退。徳川幕府から知行を受け伽藍の維持管理、修復を行いますが明治の廃仏毀釈により大打撃を受け昭和二十八年まで荒廃に任されます。

同年、特任住職として着任した中興一世 松本重信大徳により復興がなされ現在に至ります。

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プロフィール

石川重元

いしかわじゅうげん

石川重元

役職:
住職(イケてる住職・イケ住)

経歴

昭和41年2月3日生まれ。
平成元年に種智院大学卒業後、京都仁和寺での修行を経て、
平成3年6月より海龍王寺住職を拝命。
イラストレーターのみうらじゅん氏より「イケ住」(イケてる住職)の称号を賜る。
平成15年、平城遷都1300年記念事業協会評議員に就任。
お寺が本来持つ姿勢を取り戻すべく、日々研鑚に励みながら「信仰と観光」とを両立できる観光について様々な提案をしている。
2019年~2024年まで「奈良県冬季誘客イベント 大立山まつり」の実行委員会会長。
平成31年~ 奈良県平城宮跡にぎわいづくり実行委員会委員に就き夏・秋の天平祭に参画。
令和2年「真言律宗・企画広報室室長」に就任。
同年「真言律宗宗議会議員」に選任。
2011年から、ならどっとFMでのDJ。
2010年よりツイッターやフェイスブックなど、時代の変化を受け入れた「新しい仏教のありかた」を探りつつ、力強い仏教活動を続けている。

神職・僧侶(スタッフ)になったきっかけ

お寺に生まれたことが第一ですが「真のお坊さんとは?真の住職とは?」を日々考えています。

神社・お寺の好きなところ

静かに風の音を聴き、花の声に和することができるところ。

参拝者に向けたメッセージ

よほどのことが無い限り、受付に出ておりますので「ホトカミを見ました」とお気軽にお声がけください。

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海龍王寺の基本情報

住所

奈良県奈良市法華寺町897

行き方

《公共交通機関を利用の場合》
◎ JR・近鉄奈良駅
    奈良交通、西大寺・航空自衛隊前行きバス15分「法華寺前」下車すぐ
◎ 近鉄 大和西大寺駅
    JR奈良駅・白土町行バス10分「法華寺」下車すぐ
※道路状況により遅延がございます。

《徒歩の場合》
◎ 近鉄 新大宮駅 徒歩 約20分
◎ 近鉄 大和西大寺駅 徒歩25分

《車の場合》
【大阪方面から】】
◎ 第二阪奈道路 宝来インター ~ 国道308号 約12分
【大阪・名古屋方面から】 
西名阪自動車道 郡山インター ~ 国道24号 約20分
【京都方面から】
京奈和自動車道 木津インター ~ 国道24号 約10分
※道路状況により時間を超過する場合がございます。

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名称

海龍王寺

読み方

かいりゅうおうじ

通称

すみでら

参拝時間

通常 09:00~16:30
特別拝観 09:00~17:00
8月12日~17日、12月24日~31日はお寺の行事のため閉門いたしております。
悪天候時は、拝観をお休みさせていただくことがございます。

参拝にかかる時間

約20分

参拝料

入山料 通常 大人500円・中高生200円・小学生100円 (特別拝観 大人600円・中高生300円・小学生100円)

トイレあり
御朱印あり

直接書きはもちろんのこと、書き置きも、住職(イケ住)が直接書きいたしました御朱印でございます。
寺務の関係で住職不在の場合がございます。
不在の場合は書置きでの対応もしくは用紙に書いたものを後送いたします。
直接書きをご所望の方は、念のため事前にお問い合わせください。

※イケ住 住職が、イラストレーターのみうらじゅん氏より「イケてる住職(イケ住)」と称されました。

限定御朱印あり
御朱印帳に直書きあり
御朱印の郵送対応なし
御朱印帳なし
電話番号0742-33-5765
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。
メールアドレスinfo@kairyuouji.jp
ホームページhttp://www.kairyuouji.jp/
絵馬

あり

SNS

巡礼の詳細情報

大和北部八十八ヶ所

詳細情報

ご本尊十一面観音菩薩立像
海龍王
山号

佐保山

院号

来迎院

宗旨・宗派真言律宗
創建時代

731年(天平3年)

開山・開基

光明皇后

文化財

五重小塔(国宝)西金堂・経蔵(重要文化財)
十一面観音菩薩立像・文殊菩薩像・寺門勅額(重要文化財)

ご由緒

この地には飛鳥時代より土師氏の氏寺が在りました。平城遷都の後、一帯は藤原不比等の邸宅となりますが、お寺は邸宅の北東隅に存続したことから『隅寺・隅院』と称されることになり、天平三年(731年)光明皇后によって伽藍が整えられます。

天平六年(734年)第九次遣唐使として唐に渡っていた玄昉が帰国の途中、東シナ海で暴風雨に襲われますが、乗船に収められていた一切経五千余巻より『海龍王経』を一心に唱えたところ九死に一生を得て種子島に漂着。翌天平七年平城宮に帰朝し、海龍王寺・初代住持に任じられました。嵐の中、海龍王経を唱えて無事に帰朝したので遣唐使の渡唐安全祈願を修することになり、聖武天皇が寺号を『海龍王寺』と定め、勅額を賜ります。

同時期、玄昉による般若心経の講釈とともに般若心経の写経が盛んに行われ、現在も隅寺心経として珍重されています。
弘法大師空海も遣唐使として唐に渡る際、渡唐の無事を祈り般若心経を千巻書写して当寺に収められ、帰国の後、再度海龍王寺を訪れて毘沙門天の画像を奉納されました。

平安遷都以降、お寺は衰退しますが鎌倉時代、西大寺を復興した興正菩薩叡尊により諸堂の改修・仏像の造立が行われます。戒律の道場として繁栄したものの、応仁の乱の勃発により戦乱に巻き込まれ再び衰退。徳川幕府から知行を受け伽藍の維持管理、修復を行いますが明治の廃仏毀釈により大打撃を受け昭和二十八年まで荒廃に任されます。

同年、特任住職として着任した中興一世 松本重信大徳により復興がなされ現在に至ります。

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