いせのくに してんのうじ|曹洞宗|塔世山
伊勢の国 四天王寺
公式三重県 津駅
参拝可能時間:午前7時~午後5時(通年)
対応できる時間:午前9時~午後4時
御朱印受付時間:午前9時~午後4時
昨日も100名以上の大変多くの皆様にお参りいただき、正午より世界平和の祈願法要を執り行いました。
法要後の倉島住職の法話では、
「『和』の一文字写経ハガキに、
最近ではウクライナの平和や、世界の平和の願いを込めて下さる方が増えています。どうぞ救世観音さまに手を合わせてお参り下さい。」とのお話がありました。
(四天王寺 広報より)
本日5月22日は聖徳太子様の月命日です✨
先日、本堂前にフォトスポットも作りました📷
ぜひ、お参りの記念に撮影してみてください。
ハッシュタグは、#三重四天王寺 です。
また、5月限定「藤の花と観音さま」限定御朱印には、
金文字で【聖徳太子】とお書き入れ、
特別な金印【聖徳太子 月命日】を押します。
12時より本堂で世界平和祈願法要も勤めますので、
どうぞご自由にお参りください。
※コロナウィルス感染対策としてマスクの着用をよろしくお願いします。
22日にお申し込みの方のみ、郵送でも対応しております。
納経所は、9時から16時。
郵送対応は24時間受け付けております。
(四天王寺 広報より)
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🎏5月限定「藤の花と観音さま」
🌱初夏限定「新緑の青もみじと三面大黒天」
聖徳太子1400年限定御朱印(郵送対応あり)は以下より📮
https://features.hotokami.jp/mie_shitennoji
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倉島住職が、試行錯誤のうち、
生まれました📷
大黒さまの郵送対応は、
本日で終了となります。
四天王寺は、三重県津市にある曹洞宗の寺院。山号は塔世山。
本堂にある木造薬師如来像、絹本著色聖徳太子像、絹本著色藤堂高虎像・同夫人像(掛け軸)は国指定の重要文化財。
寺伝によると、推古天皇の勅願により聖徳太子が建立。聖徳太子が守屋大連軍に3度敗れ、4度目の戦陣中で四天王像を刻み勝利を祈願。結果勝利し、請願どおり4つの四天王寺を建立したうちの一つであるとのこと。
その後、奈良・平安時代には繁栄するも、つづく兵乱や戦火で焼失と復興を繰り返した。
江戸時代には、津藩主となった藤堂高虎が本堂を改築し、2代藩主・藤堂高次が寺領を寄進して寺勢を取り戻した。ただ、1945年の米軍による津大空襲で伽藍を焼失、戦後、托鉢行で再興した。
当寺は、JR紀勢本線・津駅、近鉄名古屋線・津駅の南方700mに位置していて、公共交通機関だと国道23号線上にある塔世橋バス停から徒歩すぐ。津市街地を流れる安濃川の北岸にあって、南北に長い境内は300mほどに及ぶ。幹線道路の国道23号線から1本入ったところの住宅街の中にあるので街中でも静かな環境。歩いて回った範囲は境内と墓地が半々の印象。墓地には織田信長・信包兄弟生母の墓や、藤堂高虎正室の墓などがある。
事前調査で津市内の人気寺院ということで参拝することに。参拝時は平日の午後、土砂降りの雨の中だったが、参拝の常連のご老人衆が5名ほど来ていた。御朱印を依頼したところ、本堂で仏像の説明を受けるとともに、お茶と受け菓子を出してもらい、丁寧な対応をいただいた。さらに国指定の重要文化財となっている掛け軸も拝見し感激した。
※旅行サイト<じゃらん>において、津市で2番目に人気がある(口コミ数が多い)寺社仏閣。
寺院入口の<総門>。戦争時の米軍空襲を逃れた数少ない建物の一つ。江戸時代前期の1641年建立、後期の1788年改修。
総門には<塔世山>の扁額。参道の先には歴史を感じさせてくれる古い門があり、参道両側には綺麗に掃き清められた庭園がのぞく。
総門をくぐって、参道を進むと<中雀門>。こちらも空襲を逃れた建物。江戸時代の建立。
総門をくぐってすぐ右手にある<稲荷神社>。
中雀門の右手にある<鐘楼>。こちらも空襲を逃れた江戸時代の建物。
中雀門の左手にあった案内板。美術展の紹介のようにセンスが良い。(あまりにセンスが良いので、最初はお寺の紹介だとは思わず、お寺が協賛するイベントのコマーシャルと勘違いした。)
中雀門をくぐって、本堂を望む。本堂は現代的な建物。写真右手の巨大な蘇鉄とマッチしている。
本堂全景。非常に間口が大きい。
本堂正面。常連と思しきご老人衆が集まっていた。
見た目も美しい本堂内。(撮影OKと書いてあったので、思わずパチリ。)
中央には本尊の<阿弥陀如来像>(と説明されたような記憶)、右側には国指定の重要文化財の<薬師如来像>、左側には織田信長が祈願したという<三面大黒像>を祀る。
ここから本堂に向かって左側に進む。こちらは、不動明王を祀る<不動堂>。
さらに進むと<目洗い地蔵>。眼病の治癒に御利益があった言い伝えがある。
ここから本堂を望む。木々の新緑が目に優しい。庭がかなり綺麗にしてある。
本堂向かって右手にある<寺務所>。御朱印はこちら。
御朱印をお願いすると、本堂に上がって参拝することを勧められる。
本堂右側にあるのは、国指定の重要文化財である<木造薬師如来像>。ガラス越しに見える形で安置されている。戦前は貴重な仏像を多数有していたが、米軍空襲でほとんどを焼失し、この薬師如来は奇跡的に難を逃れたとのこと。
お茶と茶菓子を頂戴し、まず感激。
この後、本堂の右隣の和室に通され、国指定の重要文化財である①絹本著色聖徳太子像、②絹本著色藤堂高虎像・③同夫人像の3本の掛け軸を拝見した。これでさらに感激。
境内の外の道沿いにある<芭蕉翁文塚>。江戸中期1737年に津の俳人・二日坊が建立。
四天王寺さんの『聖徳太子1400年大遠忌記念』のクラファンに支援させていただき、2月22日の救世観音様の開眼法要に参加させていただきました😄
私が支援させていただいたのは『台座側面にお名前』のリターンで、自分の名前も確認してきました。
この名前が100年先、1000年先まで残るのかと思うと、なんかワクワクします😆
彫刻を担当された仏師さんや、装飾を担当された鍛金作家さんが、それぞれどのような思いを込めて制作されたのかのお話も大変素晴らしかったです!
法要後の山口春奈さんの音楽コンサートも拝見させていただいたのですが、とても澄んだお声で耳心地が良く、心が洗われるような素敵な歌声に感動しました🎶
御朱印もしていただいたのですが、ちゃんと御朱印撮影用のスペースが設けてある事に驚きました😯
御朱印のみ訪れている方もたくさんいらっしゃいましたよ!
クラファンのリターンでいただいたブレンドティーも大変美味しかったです。
御朱印の際はほうじ茶もいただきました😆
#三重四天王寺
クラファンリターン品のブレンドティー
御朱印の際にいただいたほうじ茶
お伊勢さんからの帰りは、いつもなら伊勢道・東名阪道で帰宅するのですが、ホトカミ飛脚通信に四天王寺さんの特別御朱印の事が書かれていたため、伊勢から津市まで高速道路はやめて国道23号を走って参拝してきました。
聖徳太子が建立したと云われる四天王寺ですのでかなりの歴史であり、立派な山門を始め、広目の境内ですが、大戦でかなり焼失したそうで残念です。
真新しい本堂には薬師三尊像(壇が高くて観辛いですが、御朱印が医王殿なので薬師如来)、右手に過去国宝指定だった薬師如来坐像(アクリル板が反射してちと観辛い)、左手には三面大黒天が祀られていました。
(※過去国宝指定だった薬師如来像は焼失したのかも知れません。不確かな情報でした。2/12追記)
特別御朱印は書き置きのみの場合が多いため基本頂かないのですが、御朱印帳に書いて頂けるとの事でしたので、本尊御朱印と特別御朱印を頂きました。
特別御朱印
本尊御朱印
山門
総門
鐘楼
芭蕉文塚
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