とうじ(きょうおうごこくじ)|東寺真言宗総本山|八幡山
東寺(教王護国寺)のお参りの記録一覧
【八幡山(はちまんさん)東寺(とうじ)・教王護国寺(きょうおうごこくじ)】
本尊:薬師如来
宗派:東寺真言宗
開基:桓武天皇
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第24番~
東寺は、京都市南区に位置する。第50代 桓武天皇(在位:781-806)の794(延暦13)年、平安遷都の際に、西寺(今はない)とともに朝廷の官寺として建立がはじめられた。第52代 嵯峨天皇(在位:809-823)は、823(弘仁14)年、この東寺を空海(弘法大師)(774-835)に託する。唐から戻った空海は、神護寺(当時は高雄山寺)に住み、真言密教の伝道者として注目を集めていた。そこで、託された東寺を密教の根本道場として完成させたいと考え、唐からもってきた一切の仏像、仏画、経典、密教法具を移している。825(天長2)年には講堂を建て、翌年には五重塔をつくりはじめる。一方、東寺を託される5年前に空海は、高野山に私寺とする寺院の造営をはじめている。空海は、東寺のすべてが完成する前、835(承和2)年に高野山で入定(にゅうじょう)する。その3年ほど前に空海は入定の時期を予感したかのように東寺を去っている。
~『百寺巡礼 第三巻 京都Ⅰ』五木寛之(講談社、2003)~
世界遺産「古都京都の文化財」。念願だった東寺を参拝。ライトアップされた五重塔が美しいです。翌朝、高野山奥の院と同じように「生身供」をされているとお聞きし、参加させていただきました。東寺の生身供は、信者の方の抑揚のある和讃で進行していきます。最後の方で、般若心経を唱えました。信者の方の息がぴったりで心地よい時間を共有することができました。夜明け前の6時開始から50分。終わったころにはすっかり明るくなっていました。清々しい気分で1日がはじまりました。
【五重塔】
国宝。
【講堂】
奥が金堂。
【金堂】
国宝。
【金堂】
~正面に祀られているのは薬師如来で、向かって右側に日光菩薩、左側に月光菩薩をしたがえている。薬師寺とおなじ配置で、それよりももっと大きくて堂々としている像だ。しかし、東寺は空海がつくった密教の寺で、真言密教の曼荼羅の世界を実現しているのではなかったかー。そうであれば、本尊は大日如来ではないのだろうか。(中略)寺院として最初に建てられたのが薬師三尊像を祀る金堂である。そのときこの寺は、まだ空海に下賜されておらず、したがって密教とは無関係だった。~
【金堂から見る五重塔】
【講堂】
国の重要文化財。
【講堂】
~金堂と違って、ここにはまさしく密教の世界があった。講堂内いっぱいに大小さまざまな仏像が安置されていて、圧倒される。密教の世界は華やかだと聞いていたが、実際に目で見るとその驚きは大きい。~
私のお気に入りは、大威徳明王(だいいとくみょうおう)です。国東の真木大堂で拝見してすっかりファンになりました。像の後ろをぐるっと巡ることができました。またがっている水牛のお尻がなんともいいです。
【講堂から見る五重塔】
【手水舎】
【夜明け前の東寺】
【勅使門】
この門の向こう側に、壬生通に出る門があります。蓮花門と呼ばれています。空海が東寺を去るときくぐったのが、蓮花門でした。
【朝の大師堂(御影堂)】
ここで生身供が行われます。
【鐘楼】
【大師堂(御影堂)】
国宝。
【大日堂】
【毘沙門堂】
【金堂】
【修行大師】
最後に、大師像に御挨拶して東寺を後にしました。
【世界遺産「古都京都の文化財」】
【御朱印】
京都旅行の折、駅近のホテルに宿泊していて、朝の時間を有効活用?しようと思い、早朝6時から行われる生身供(しょうじんく)に参加して来ました。毎朝、弘法大師さまにお膳をお供えする儀式で、国宝・大師堂の中で、地元信者の方々が唱える和讃を聞きながら、見よう見まねで拝み、礼拝。
呪術めいた和讃を聞いているうちに、何とも言えない不思議な感覚に包まれて来ました。最後の般若心経の部分のみ一緒に合唱。1時間弱とかなり長い時間でしたが、普通の観光では味わえない貴重な体験でした。緊張して少々疲れましたが、それもまた心地良かったです。
朝5時半過ぎの南大門
講堂。下から照明が当たっている。
金堂
食堂側から見た五重塔
生身供が行われる国宝・御影堂(大師堂)。お勤め中、内部は撮影禁止。
参拝記録
南大門
南大門
南大門 裏側
八島社
八島社
八幡宮
八幡宮
金堂
講堂
五重塔
五重塔
五重塔
食堂
食堂
勅使門
勅使門
御朱印 弘法大師
御朱印 薬師如来
御朱印 不動明王
蝉の鳴き声に元気をもらい、早めに家を出ました。風は冷たくありがたいです。近鉄東寺駅下車。南大門に向かいます。☀️🚶
"立体曼荼羅"空海が密教の教えを仏像を配置する
ことで伝えようとした手法。密教の教えは、文字では説明できず、図形や画像によってしか伝えられないというわけです。お堂(講堂)に入ると、ひんやりとした空気。整然と並んだ、でも一体一体の仏像の何かを伝えようとしているその熱量に圧倒されました。
ただ、私自身まだまだ勉強不足。中央に大日如来そして支える如来たち("如来部")右左に"菩薩部""明王部"。全ての仏の世界を守るため、四隅に多聞天、持国天、増長天、広目天。でも、帝釈天、梵天は何故ここに配置されているのだろう。🤔知りたい事まだまだあります!😅
山号:八幡山
宗派:東寺真言宗
御本尊:薬師如来
創建:796年(延暦15年)
【南大門】
【南大門】
正面。金堂が見えてきます。
背中がシャキーンとしてきます。
【金堂】
薬師如来を中尊とし、日光・月光菩薩が両脇に。十二神将が台座に配置されています
コロナ禍お寺さんの門が閉められた時、お堂の窓からお薬師さんのお顔が拝めるようにしていただいていました。🙏
【八島社】
南大門入って右。お参りします。🙏
【食堂】
こちらで御朱印をいただきます。
手前から、講堂、金堂と一列に並んでいます。
【金堂】
東寺の本堂。
【講堂】
立体曼荼羅。国宝の仏像が安置されています。
【五重塔】(国宝)
東寺の象徴として親しまれています。ベンチを設置していただいていますので、ひと休みできます。😌
蓮の池
【慶賀門(東門)】
近鉄東寺駅へ向かいます。
いただいた御朱印です。
今回は、「鎮守八幡宮」を書いていただきました。🙌
京都府のおすすめ2選🎍
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