おんじょうじ(みいでら)|天台寺門宗|長等山
園城寺(三井寺)滋賀県 三井寺駅
8:00~17:00
御朱印(6種類)
園城寺(三井寺)では、「大悲殿」、「黄不動尊」、「釈迦如来」、「弥勒佛」、「無量寿」、「御詠歌」の6種類の御朱印をいただけます。
また、行事に合わせた御朱印が頒布されています。
大悲殿の御朱印
真ん中に大悲殿と書かれ、右上に西國十四番の印、真ん中に三井寺の文字が入った蓮華座に梵字(如意輪観音)の火焔宝珠印、左上に三井の晩鐘のイラストが入った西国三十三所草創一三〇〇年の三井寺記念印、左下に三井寺の文字、長等山三井寺の印が押されています。
如意輪観音坐像は西国三十三所観音霊場第十四番札所正法寺(三井寺観音堂)の本尊で、衆生に財宝を与え煩悩を破る仏として厚く信仰されてきました。
今年四回目の観音巡礼の旅、雨上がり京阪を乗り継ぎ三井寺に向かいます。
このお寺さんは子供の頃、遠足の終着点でした。何を思ったのかその遠足の数日後また同じ道を友達と来た記憶があります。
人生での回数でいえば5度目か6度目となります。
去年慰安旅行で訪ねた三尾神社が、通りがかりにあったので、ご挨拶。
三井寺は当たり前ですが、拝観料がいるのでしたね、子供の頃は入れたような。
石段を登ると琵琶湖にミシガンが見れます。あれも高校生の頃乗りましたが、10分もすると外輪にも飽きた記憶があります。
観音堂にて、納経。
移築されたという三重塔は三重目の瓦がたくさん見え少し重苦しい印象の屋根。
ただし軒が深いので全体的には軽やかなんだろうけど、空が途方もなく鉛色。
やっぱり重いか。
相輪はきっちりまとまっていて好印象。
今度来る時は観音様、晴れてくださいね。
あちらこちらのお堂で仏像を拝観。今ふと思い出すのはチラッと見た円空仏のみ。
三井寺といえば鐘かなと思いながらなんとなく撞くのをスルー。
来た道を引き返し次のお寺に向かいます。
西国三十三所巡りでお参りしました。滋賀県大津市にあるお寺で ようやくお参りできました。 のパート2です。
パート1では 中院と唐院を紹介させていただきましたので パート2では札所伽藍と南院を紹介させていただきます。
唐院から村雲橋を渡ると 南院です。
南院には勧学院と三井寺文化財収蔵庫といくつかの塔頭寺院があります。
ここらは少し割愛させていただいて 先に進むと 童地蔵が並ぶ道になり 衆宝観音が優しく微笑んでいらっしゃいます。
さらに進むと毘沙門堂(重要文化財)があります。
観音堂の麓にあるお堂で 元は別所・尾蔵寺の南勝坊境内に元和2年(1616年)に建立されたものを 1956年(昭和31年)に現在地に移築したそうです。
ここから先は 札所伽藍です。
階段を上がると百体観音堂と観音堂があります。
この観音堂は西国三十三所観音霊場の第14番札所で 御朱印が拝受できます。
こちらにお参りしないと 西国三十三所の御朱印はいただけないわけです。
現在の観音堂は元禄2年(1689年)に再建されたものです。
観音堂の前には 享和2年(1802年)再建の絵馬堂と 嘉永2年(1849年)建立の観月舞台があります。
こちらから見える景色は 琵琶湖を含み とてもすばらしいです。
観音堂の横には 文化11年(1814年)再建の鐘楼があります。
札所伽藍は 重要文化財こそ少ないものの 県指定有形文化財だらけで 歴史ある建物と観月舞台から見える景色には大満足です。
南院などに 10ほどの支院と五別所と呼ばれる別院もあり 今回はすべてを巡ることができませんでした。
すべてを写真に収めるには 3時間ほどはかかりそうですが 近いうちに再びお参りしたいと思いました。
村雲橋
三井古流 煎茶道本部
三井寺文化財収蔵庫
由縁
天台智者大師
由縁
童地蔵
衆宝観音
由縁
毘沙門堂
由縁
観音堂の碑
観音堂に続く階段
百体観音堂
観音堂
由緒書
由縁
観音堂鐘
内陣
観月舞台
由縁
水子地蔵尊
絵馬堂
中坂世継地蔵尊
景観スポットの看板
見える景色は 看板とは少し違いました
鐘楼
由縁
護法善神堂
唐門
由縁
本地堂
財林坊
西国三十三所巡りでお参りしました。
滋賀県大津市にあるお寺で ようやくお参りできました。
琵琶湖の湖西にあり 市役所の近くということもあり 車の往来も多いのですが 少し山に入るので 静かな時間が流れています。
あまりに有名な寺院ですので 期待値は最高! 写真を撮るためスマホのバッテリーを車でフル充電しました。
撮りすぎた感があるのですが パート1とパート2に分けさせてください。
大門(仁王門)をくぐると それはそれは広い境内に入ります。
入ってすぐ右手に 釈迦堂(重要文化財)があります。元和7年(1621年)に移築されたものだそうです。
釈迦堂でも御朱印を拝受できます。
すぐ横には弁財天社もあります。
正面階段を上ると 本堂である金堂(国宝)が見えてきます。
現在の金堂は 園城寺再興を許可した豊臣秀吉の遺志により 高台院が慶長4年(1599年)に寄進したものだそうです。
金堂でも御朱印を拝受できます。
金堂のすぐ横には鐘楼(重要文化財)があります。
慶長7年(1602年)再建にされたもので 近江八景の一つ「三井の晩鐘」で知られる梵鐘です。
金堂裏手には 閼伽井屋(重要文化財)があり 左甚五郎作の龍の彫刻が見られます。
井戸はきれいな水を湛えていました。
奥に進むと 弁慶の引きずり鐘(重要文化財)のある 霊鐘堂があります。
いっしょに弁慶の汁鍋も置かれています。こちらはだいぶ傷んでいます。
その先には一切経堂(重要文化財)があります。
毛利輝元の寄進により 慶長7年(1602年)に周防国山口の国清寺の経蔵を移築したものだそうです。
このあたりは 映画「るろうに剣心」のロケ地になったそうです。
そう言われても 写真を見なければ分かりませんでした。
一切経堂から橋を渡ると唐院です。橋までは中院と言います。
唐院には大師堂(重要文化財)と灌頂堂(重要文化財)と三重塔(重要文化財)と長日護摩堂があります。
大師堂は宗祖智証大師の廟所で 慶長3年(1598年)再建です。
長日護摩堂は 寛文6年(1666年)に後水尾上皇の寄進で再建されました。
四脚門(重要文化財)は唐院の正門で 寛永元年(1624年)再建です。
ここまで観てきた建物のほぼすべてが重要文化財で 見ごたえがありました。
こんなに重要文化財がたくさんある寺院 他には知りません。
で パート2に続きます。
大門(仁王門)
境内案内図
大門 由縁
御朱印も豊富
釈迦堂の看板
釈迦堂
由縁
弁財天社
紫式部と三井寺
手水舎
本堂(金堂)を見上げる
智証大師御遺誡
ユネスコ「世界の記憶」登録ののぼり
鐘楼
金堂の由縁
金堂の看板
金堂
堂前灯篭の由縁
閼伽井屋の由縁
閼伽井屋
左甚五郎の龍の彫刻
閼伽井屋の由縁
内側
智證大師像
小さな仏様
霊鐘堂
弁慶鐘
由縁
弁慶の汁鍋
由縁
霊鐘堂の由縁
お地蔵様
藤棚かな
一切経蔵
由縁
智証大師のお言葉
映画「るろうに剣心」ロケ地
一切経堂と霊鐘堂
三重塔
由縁
三重塔と灌頂堂
唐院唐門の由縁
唐院大師堂の由縁
灌頂堂と長日護摩堂
灌頂堂
由縁
智證大師御廟(大師堂)へ
四脚門
唐院四脚門由縁
朝ドラ「おちょやん」ロケ地
止観道場
667年に天智天皇により飛鳥から近江に都が移され、近江大津京が開かれました。
672年、前年の天智天皇の永眠後、大友皇子(天智天皇の子:弘文天皇)と大海人皇子(天智天皇の弟:天武天皇)が 皇位継承をめぐって争い、壬申の乱が勃発。 壬申の乱に敗れた大友皇子の皇子の大友与多王は父の霊を弔うために 「田園城邑(じょうゆう)」を寄進して寺を創建し、 天武天皇から「園城」という勅額を賜わったことが園城寺の始まりとされています。
勝利をおさめた大海人皇子は再び飛鳥に遷都し、近江大津京はわずか五年で廃都となりました。
三井寺と呼ばれるようになったのは、天智・天武・持統天皇の三帝の誕生の際に 御産湯に用いられたという霊泉があり「御井の寺」と呼ばれていたものを後に 智証大師円珍が当時の厳義・三部潅頂の法儀に用いたことに由来します。
現在、金堂西側にある「閼伽井屋」から湧き出ている清水が御井そのものとされています。
貞観年間(859~877)になって、智証大師円珍(ちしょうだいしえんちん)和尚が、 園城寺を天台別院として中興されてからは、 東大寺・興福寺・延暦寺と共に「本朝四箇大寺(しかたいじ)」の一つに数えられ、 南都北嶺の一翼を担ってきました。
円珍の死後、円珍門流と慈覚大師円仁門流の対立が激化し、 正暦四年(993)、円珍門下は比叡山を下り一斉に三井寺に入ります。 この時から延暦寺を山門、三井寺を寺門と称し天台宗は二分されました。
その後、両派の対立や源平の争乱、南北朝の争乱等による焼き討ちなど幾多の法難に遭遇しましたが、 智証大師への信仰に支えられた人々によって支えられ、その教法は今日に伝えられています。
名称 | 園城寺(三井寺) |
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読み方 | おんじょうじ(みいでら) |
通称 | 三井寺 |
参拝時間 | 8:00~17:00 |
参拝料 | 大人600円、中高生300円、小学生200円 |
トイレ | あり |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | あり |
御朱印帳 | あり |
電話番号 | 077-522-2238 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | http://miidera1200.jp |
おみくじ | あり |
お守り | あり |
絵馬 | あり |
SNS |
春の京阪・御朱印めぐり2021 | |
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近江西国三十三箇所 第5番 | 御本尊:如意輪観世音菩薩 御詠歌: 世々経ても 昔ながらの 山深く 仏の恵み 有明の月 |
神仏霊場巡拝の道 | |
西国三十三所霊場 | |
数珠巡礼 第68番 | |
びわ湖百八霊場 第6番 | 御本尊:如意輪観世音菩薩 |
近江湖西二十七名刹霊場 第6番 | 御本尊:如意輪観世音菩薩 |
ご本尊 | 弥勒菩薩 |
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山号 | 長等山 |
宗旨・宗派 | 天台寺門宗 |
創建時代 | 弘文元年(672) |
開山・開基 | 大友与多王 |
文化財 | 金堂(国宝)
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ご由緒 | 667年に天智天皇により飛鳥から近江に都が移され、近江大津京が開かれました。
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体験 | 仏像御朱印国宝重要文化財武将・サムライ札所・七福神巡り伝説 |
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