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雪景色が美しい全国の神社お寺8選

最終更新:2019年02月01日(金)
公開:2019年02月01日(金)


2月は冬と春の分かれ目の季節。
2月3日の「節分」で豆まきをして鬼(邪気)を払ったら、その翌日が「立春」です。

※節分祭についての記事はコチラ!
「節分祭って?由来や2019年芸能人が豆まきをする神社・お寺を紹介!」

旧暦では、立春から1年が始まるといわれていたので、お正月にゆっくりできなかった人は、2月に神社やお寺にお参りにいって、1年の計画をたてるのもいいかもしれませんね。

そこで、2月のお参りに是非おすすめしたい、雪景色が似合う神社とお寺を選んでみました。
まだまだ寒い日が続きますので、しっかり防寒対策をしてお出かけください。

この記事の書き手
ホトカミライター

重久 直子


最近は宿坊に泊まって、朝のお勤めを体験するのがお気に入り。イケメンの仏像をめで、イケボのお坊さんのお経や神主さんの祝詞(のりと)を聞くのが密かな楽しみ。

    目次

  1. 真山神社(秋田県)
  2. 瑞巌寺(宮城県)
  3. 日光東照宮(栃木県)
  4. 北口本宮冨士浅間神社(山梨県)
  5. 弥彦神社(新潟県)
  6. 永平寺(福井県)
  7. 高野山金剛峯寺(和歌山県)
  8. 出雲大社(島根県)


1.なまはげの聖地・真山(しんざん)神社【秋田県男鹿市】


古くからの修験道(しゅげんどう)の霊場。
山門をくぐって本殿へと続く石段を登ると、雪に包まれた老杉と本殿がしずかにご鎮座しています。

前庭には慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)お手植えの、樹齢千年を超えるご神木の榧(かや)の木が。
その見事な枝ぶりに雪が加わると、さらに神秘的な姿に。

毎年2月の豪雪期には、男鹿の冬を代表する冬まつり、「なまはげ柴灯祭り(せどまつり)」が行われます。
このお祭りは神事の「柴灯祭(せどまつり)」と、民族行事の「なまはげ」を合わせたもの。

雪の山を、たいまつを掲げながら次々と降りてくるなまはげ達の光景は、きっと忘れられない思い出になることでしょう。

近くにはなまはげについて学べる「なまはげ館」と「男鹿真山伝承館」があります。

真山神社|ホトカミ
真山神社|公式HP
住所:秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢97
祭神:《主》瓊瓊杵命、武甕槌命《合》天照大御神、豊受大神、豊玉毘女神、少彦名神、大山咋神、大名持神、塞神三柱神

2.伊達政宗の高い美意識を感じる・瑞厳寺(ずいがんじ)【宮城県松島町】


日本三景・松島に隣接する東北随一の禅寺です。

平安時代に慈覚大師円仁が建立し、江戸時代初期に伊達政宗によって復興、仙台伊達家の菩提寺になりました。

雪の杉並木の奥に現れる本堂は、東日本大震災を乗り越え、約10年に及ぶ「平成の大修理」を終えたばかり。
政宗の男らしく華麗な美的センスをあらわした意匠が、創建当時の輝きを取り戻しました。

本殿前庭の臥龍梅(がりゅうばい)と呼ばれる紅白二本の梅は、政宗が文禄2年(1593)の朝鮮出兵の折に持ち帰ったもの。

松島に浮かぶ小島には、松島のシンボルといわれる五大堂が。
雪の中の五大堂の風情はまた格別です。


瑞厳寺|ホトカミ
瑞厳寺|公式HP
住所:宮城県宮城郡松島町松島町内91番地
宗派:臨済宗妙心寺派

3.徳川の威光が伝わる・日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)【栃木県日光市】




日本を代表する世界遺産。江戸時代を開いた徳川家康をお祀りしています。

雪の杉木立の中に、徳川将軍家の繁栄を伝える、国宝8棟、重要文化財34棟を含む、55棟ものきらびやかな建造物が建ち並ぶ光景は圧巻。

特に国宝でもある「陽明門(ようめいもん)」は大修理を終えたばかり。
雪景色の中、江戸の文化の集大成といわれる豪華絢爛さがひときわ際立ちます。


日光東照宮|ホトカミ
日光東照宮|公式HP
住所:栃木県日光市山内2301
祭神:徳川家康

4.富士山の神霊を感じる・北口本宮冨士浅間神社(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)【山梨県富士吉田市】



今から約1900年前、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)がこの地に立ち寄り、
「北方に美しく広がる裾野をもつ富士は、この地より拝すべし」とおっしゃり、富士山の女神・木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)」をまつったといわれる神社です。

雪と氷の中、杉の巨木がそびえる広大な境内を歩いていると、富士山からの神霊が伝わってくるようです。
特に本殿の前にそびえる「富士太郎杉」と「富士夫婦檜」のご神木のパワーは圧巻です。

北口本宮冨士浅間神社|ホトカミ
北口本宮冨士浅間神社|公式HP
住所:山梨県富士吉田市上吉田5558
祭神:木花開耶姫命、彦火瓊瓊杵尊、大山祇神

5.越後の国一宮・彌彦神社(いやひこじんじゃ)【新潟県弥彦村】


広大な越後平野の中央にそびえる弥彦山、そのふもとにご鎮座する新潟地方を代表する神社。

新潟地方の文化・産業の祖神で、万葉の時代より「おやひこさま」と慕われる天香山命(アマノカグヤマノミコト)をおまつりしています。

雪の杉林の中に伸びる参道を進むと、弥彦山を背にした荘厳なお社が、杉木立に包まれ静かにご鎮座しています。

弥彦山山頂には奥之院があり、ロープウェイで行くことができます。
天気の良い日は、雄大な越後平野や越後の山々、日本海に浮かぶ佐渡ヶ島まで一望できます。

弥彦神社|ホトカミ
弥彦神社|公式HP
住所:新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2887-2
祭神:伊夜日子大神、御名 天香山命

6.修行僧の声明に心洗われる・永平寺(えいへいじ)【福井県永平寺町】


鎌倉時代に曹洞宗の開祖・道元によって開創された、総持寺と並ぶ日本曹洞宗の大本山。

今も約200名の雲水(うんすい)と呼ばれる修行僧が、日夜厳しい修行に励んでいます。
三方を山に囲まれた約10万坪に及ぶ境内には、七堂伽藍(しちどうがらん)を中心とした大小70余棟の殿堂楼閣が建ち並び、冬は樹齢700年といわれる老杉に雪が積もり、威厳と風格がさらに際立ちます。

一般の方も修行体験を行うことができ、禅に造詣の深いスティーブ・ジョブス(アップル社の共同設立者の一人)も永平寺で修行することを望んでいたといわれています。

永平寺|ホトカミ
永平寺|公式HP
住所:福井県吉田郡永平寺町志比5-15
宗派:曹洞宗

7.空海の存在を感じる・高野山金剛峯寺(こうやさんこんごうぶじ)【和歌山県高野町】


平安時代に弘法大師空海によって開かれた日本仏教の聖地。
1200年続く祈りのパワーが高野山全体を包みます。

壇上伽藍(だんじょうがらん)の根本大塔の朱色と金堂が、雪の白さでさらにその色を際立てます。
奥の院に入ると老杉の木立の中、雪をかぶった20万基を超える供養塔が、尚一層の風情を感じさせます。

歴代の偉人たちが眠る供養塔をみながら、一の橋と中の橋を過ぎると、やがて御廟橋(ごびょうばし)が。
この橋を渡ると、今も弘法大師が禅定されている大師御廟のある聖域です。

服装を正し、一礼し、清らかな気持ちで足を踏み入れてください。

高野山金剛峯寺|ホトカミ
高野山金剛峯寺|公式HP
住所:和歌山県伊都郡高野町高野山132
宗派:高野山真言宗

8.神々の国の中心・出雲大社(いずもたいしゃ)【島根県出雲市】


神々の国として知られる出雲の国。
その中心に厳かにご鎮座するのが出雲大社です。

御祭神は、縁結びの神として知られる大国主命(オオクニヌシノミコト)。
11月は全国の神々が出雲大社に集まり、人々の良縁を結ぶことから神無月といいますが、出雲地方では神在月と呼びます。

本殿の背後には神域の八雲山があり、そこから神聖な空気が流れてくるのを感じます。

雪の舞う八雲山をバックにしたお社のお姿は、さらに神聖さが増すように感じます。

出雲大社|ホトカミ
出雲大社|公式HP
住所:島根県出雲市大社町杵築東195
祭神:《主》大国主大神

おわりに

立春は春の始まりとはいえ、1年でもっとも寒く、雪も多い季節です。
寒くて外出がおっくうになるかもしれませんが、人の少ない季節だからこそ、自分のペースで心ゆくまでお参りができます。

キリリと冷たい空気の中でお参りすると、より身も心も引き締まります。
そこに雪まで降ってきたら・・・、それまでの風景が一変、きっと忘れられない雪景色の中でのお参りになることでしょう。

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