こんごうさんまいいん|高野山真言宗|高野山
金剛三昧院のお参りの記録一覧
多宝塔は高野山に現存する最も古い建立物で、日本で二番目に古い。
世界遺産登録寺院であり、歴史を感じるところです。
表門
文政年間の建立。「毘張尊」はこの地を守護する天狗さまの名前。
本堂
四所明神社
多宝塔
経蔵
本坊・客殿・庫裏
金剛三昧院 参拝日 令和5年5月28日
仏塔古寺十八尊霊場第十一番と五智如来の御朱印を頂きました
多宝塔
多宝塔
表門
本坊・客殿
本坊・客殿
本堂
経蔵
六本杉
手水舎
仏塔古寺十八尊霊場第十一番の御朱印
五智如来の御朱印
数多い高野山のお寺さんの中で、ぜひ一度訪れたいと思っていたお寺です。
人通りの多いバス通りから緩やかな坂道をたどってゆくと、そこはもう森の中。
美しく歴史ある多宝塔など、みどころがたくさん。
いつか宿坊に泊めていただきたいな。
金剛三昧院さんへの小道
表門には「毘張尊」と書かれてあります。
この地を守護する天狗様のお名前だそうです。
表門。文政年間の建立。
本坊・庫裏
御朱印はこちらでいただきました。
美しい蹲
本坊から御本堂を見たところ
御本堂。
愛染明王様がお祀りされています。
源頼朝の御念持仏だそうな。
木立の中の経蔵
経蔵。
お大師様が書かれた書物や経典が残されているそうです。
本坊のお玄関から多宝塔を見たところ
多宝塔。
高野山に現存する最も古い建立物で、日本で二番目に古い多宝塔(1番は石山寺さんの多宝塔)
境内から表門を見たところ。
御本尊様の御朱印
《世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」その9》
雪景色の高野山金剛三昧院です。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一部です。
金剛三昧院は尼将軍北条政子が夫・源頼朝と息子・実朝の菩提を弔うために創建しました。
以後、将軍家の菩提寺となり、その後も北条・足利など有力武家の帰依が篤く、高野山内格式随一といわれるようになったそうです。
また、金剛三昧院は熊野へ向かう参詣道「小辺路」の玄関口でもあります。
番外編へ
https://hotokami.jp/area/nara/Hmgts/Hmgtstk/Dktyzm/125517/63069/
その10へ
https://hotokami.jp/area/wakayama/Hrttk/Hrttktr/Dkkapa/15904/63563/
現在の気温はマイナス3℃。
積もった雪はサラサラの粉雪です。
高野山は冬も赴きあってよい感じ。
《多宝塔》(国宝)
高野山に残る建築物の中で最も古いものです。
《経蔵》(重要文化財)
校倉造の倉庫。内部には「高野版」と呼ばれる経典が書かれた版木が500枚以上収められています。
《金剛三昧院入口》
入口の右側には道が続いていますが…
ここが熊野古道「小辺路」の入口です。
小辺路は高野~熊野を南北に一直線に結ぶ道。
大峯奥駈道を除けば最も険しい参詣道とされ1000m級の峰を三つも越えていかねばなりません。
これは果無峠付近の小辺路の様子。玉置神社参拝の際に立ち寄り撮影しました。小辺路は「天空の郷」と呼ばれる果無集落の中を抜けていきます。画面奥が高野山方面、画面手前が熊野方面です。
《寺務所》
《雪景色の庭園》
色のない世界。まるで水墨画のようです。
歴史ある建物には巨木が似合います。
《御朱印》
北条政子が、夫頼朝の菩提を弔うために建てた寺。
現存する高野山内の木造建築で、一番古いものがここの多宝塔。国宝指定されている。
本堂
客殿、台所(重文)
多宝塔(国宝)
多宝塔(国宝)
多宝塔(国宝)
経蔵(重文)
経蔵(重文)
四所明神社本殿(重文)
四所明神社本殿(重文)
#金剛三昧院
ご本尊は愛染明王。多宝塔の内部に五智如来を祀る。なお多宝塔は国宝で、高野山に現存する建造物では最古。国内の多宝塔の中では、石山寺(滋賀県大津市)のものに次いで2番目に古いとのこと。
#五智如来
写真の御朱印の種子からすれば、根本大塔と同じ金剛界五仏だと思う。すなわち、大日如来、アシュク如来、宝生如来、無量寿如来、不空成就如来の5尊。
大日如来を除き、聞き慣れない名前ではある。だが大塔か金堂の掲示物に、アシュク如来は薬師如来に、無量寿如来はアミダ如来に、不空成就如来は釈迦如来に同じだと書いてあったはず。特に無量寿如来とアミダ如来は意訳と音訳の関係で、梵語ではどちらもアミターユス。大概どの本も同じ仏様とする。また、宝生如来は多宝如来の別名らしい。日蓮宗の寺院だとお釈迦さまと隣同士に並んでいることが多い。
異説もあるところであり、ここ金剛三昧院がどういう立場をとっているかは知らない。が、大日如来、薬師如来、多宝如来、アミダ如来、釈迦如来の5尊だと思えば、多少は親しみが湧くような気もする。
#金剛三昧院
ご本尊は愛染明王。
#愛染明王
愛染明王の起源について、本の間でもけっこう見解が分かれている。
何の本か忘れたが、インドではなく中国起源だと書くものもあった。現存する経典で彼に言及するのは漢訳と称するものだけで、梵語やチベット語のものは一切のこっていないそうだ。
愛染明王という尊名だけは梵語に由来しないかもしれない。
大法輪閣編集部編で出ている本には、愛染明王と表記するのは瑜祇(ゆぎ)経という経典だけだが、これは中国で成立したものとある。
この本は金剛サッタ菩薩の変形したものが愛染明王の前身とする。金剛サッタには、4本の手に金剛杵・鈴・弓・矢を持つものがあるそうだ。愛染明王は6臂だが、上記の4つのアイテムは全て持物に含まれる。また、愛染明王の異名にタキ王があるが、本来これは4臂の金剛サッタの呼称だと。
そもそも、金剛サッタは梵語でヴァジュラサットヴァ。愛染明王の真言の中にバザラサトバという部分があるが、これはヴァジュラサットヴァの訛ったものだ。
密教大辞典も、愛染明王は金剛サッタの化身という。ただしタキ王が愛染明王の別名という点に関して、それは覚禅鈔という書物に書かれているが根拠不明と。
真言陀羅尼という書籍のみ、ダキニ天が前身だという。ダキニとタキは発音が近い気もする。ブリタニカは、インド神話の愛の神カーマをとり入れたものとする。
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