ひえじんじゃ
日枝神社のお参りの記録一覧(22ページ目)
江戸三大祭の内の一つ「山王祭」を執り行い、東京十社の内の一つ「山王日枝神社」に参りました。
巨大な山王鳥居が出迎え、狛犬ならぬ狛猿が守護しております。
首相官邸、国会議事堂など政治の中心となっている永田町近くにあります。
猿田彦神社、山王稲荷神社なども境内にあり、猿のお守りも売ってました。
御朱印には神門に掲げられていた皇城之鎮の文字が書かれています。
ほかの東京十社も巡りたいですね。
山王鳥居と山王橋。
境内。立派な藤棚もありました。
社紋にあるフタバアオイが押されてました。
御朱印の先着でいただいた栞。猿のキャラクターが可愛い。
表参道、山王男坂。
入口にある壮大な鳥居に目を奪われます。山の上にお社があるのですが、階段は堪らないと思ったらエスカレーターがありました。都会の中のお社ですが、清々しいお社でした。
エスカレーターで山上へ
交差点脇の大鳥居
山上の案内板
社務所を抜けてお社へ
涼しげなお社
御朱印
社務所の建物を抜けるとお社が
《ミックジャギーの神社探訪 2》【鳥居クグルの憂鬱】の巻
...................
『もしもし?あの..ジャギーさん..』
「おお、どうした鳥居君」
『あの..僕、ジャギーさんに折り入ってご相談があるんです..』
「え、何なの、いきなり改まってさ」
『僕、真剣に悩んでるんで、神社で悩みを聞いてもらえませんか?』
「あ..あぁ、別にいいけど..」
『じゃあ、明日の朝、日枝神社でどうでしょうか』
「ああ、判ったよ」
『では、失礼致します。どうぞ宜しくお願い致します!』
「ああ..」
どうしちゃったんだ、あの青年は..
やけに深刻そうだったけど..
よっぽどの事があったんだな..
よし、じゃあ、人生の先輩として相談にのってやろう!
..................
「鳥居君、こちらは、官公庁が集まってる場所だから、独特の緊張感があるなぁ」
「....はい」
「どうしたっての?鳥居君。そんな深刻な顔してさ」
「あ、はい。事態はかなり深刻なんです..
これをご相談出来るのはジャギーさん、いや、ジャギー先生しかいないんです!」
「ジャギー先生か..
悪くないな..
じゃあ、俺がズバっと解決してやろう!」
「お願い致します、ジャギー先生!」
「で、その相談って、何なの?」
「じ、実は..あの、その..」
「..実は?」
「その、あの..」
「何なんだ?まさか、悩みが無いのが悩みなんですとか、昭和のギャグみたいな事言うんじゃないだろうな?」
「そんな、くだらない事言わないですよ!」
「じゃあ、どうしたんだ?」
「実は..」
「ああ、なんだ?」
「その..」
「その、なんなんだ?..」
「あの、ジャギー先生!僕のホトカミに投稿してるアカウントが極端にフォロワーが少ないんですよ!」
「ええっ!
くだらないよ!そんな事の為に俺を呼び出したのか、キミは!」
「いや、くだらなくないですよ!事態は深刻なんですよ!」
「どこが、深刻なんだよ!世の中、もっと大変な事、いっぱいあるだろうが!」
「僕にとっては、深刻な問題なんですよ!」
「....いや...百歩譲ってそうだとしても、俺にどうしろって言うんだよ」
「ジャギー先生って、よく胡散臭い、いや、素敵なキャッチコピーを投稿してるじゃないですか?あんな感じで僕のアカウントをアピールして下さいよ!」
「...そんな事、言われてもなぁ..」
「宜しくお願い致します、ジャギー先生!」
「..いや~...でも、何人かの方は、フォローしてくれてるんだろう?」
「はい。何人かは...皆さん女性ばかりです」
「えっ、何で女性って解るの?」
「いや、だって、名前とか、女性っぽい言葉づかいとか、全体的に女性らしい感じが..」
「それで決めつけるは良くないんじゃないか?
もしかしたら『自転車父さん』が女子高生の可能性もあるんだぜ」
「そんな訳ないでしょうが!そんなセンスの女子高生、イヤですよ!あの方は間違いなくお父さんですよ!」
「そうかなぁ..
あっ、まず、お邪魔しよう」
「そうですね」
「失礼します」「お邪魔致します」
「....と、鳥居君。ピンとした空気だなぁ」
「....ホ、ホントですね..」
「す、少し、緊張感あるなぁ」
「そ、そうですね..姿勢を正さないといけない感じしますね..」
「ほ、本当だな..」
「な、何だっだっけ?相談事って」
「あ、あの、僕の『鳥居クグルの神社写真』のフォロワーが少ない、っていう....
で、でも...何かこの雰囲気で、どうでも良くなってきました..」
「..確かに、悩み事の内にも入らない様な事だな..」
「..はい」
「素晴らしい..」
「ホントですね..」
「と、取り敢えず、手と口を清めよう」
「は、はい」
「..では、失礼します」
「...お邪魔します」
「...朝の新鮮な空気と相まって、心地良い緊張感だなぁ..」
「...本当ですね」
「...じゃあ、ご挨拶しよう」
「あ...はい」
「本日はお参りさせて頂きまして、有り難うございます」
「有り難うございます。宜しくお願い致します」
「...じゃあ、鳥居君。人気投稿者をマネるのはどう?」
「え?」
「『エム』さんをもじって、名前を『エヌ』にするとかさ..そしたら他の人が間違えてフォローしちゃうんじゃないの?」
「あ...........はい」
「『ジンジャー』さんと間違えるように
『ジソジャー』とかさ..」
「.........」
............
............
「あの、ジャギーさん。こちらに来て、はっきり解りましたよ。フォロワーが少ないなんて、とるに足らない事ですね。」
「あ、あぁ、そう。悩みが解決して良かったじゃない..」
「はい!有り難うございました!」
「ジャギーさん、こちらも心地良い空間ですね」
「本当だな」
「お邪魔しております!」「宜しくお願い致します」
「お、ジャギーさん、あちらに行ってみましょうよ!」
「そうだな」
「では、失礼します」「失礼致します」
「へえ、千本鳥居があるんだ..」
「本当ですね!」
「くぐってる間は話しちゃ駄目なんだっけ?」
「そうですかね?そんな感じしますね」
「では、失礼します」「失礼致します」
「あれっ?ジャギーさん、外に出ちゃいましたよ!」
「あ、ホントだ」
「どうしましょうか?」
「...どうするか..」
...................
「鳥居君。又、こちらから登って、降りて、帰りのご挨拶しよう」
「え?何か意味ない気がするんですけど..
まあ、しょうがないですね」
「お邪魔しました」「お邪魔致しました」
「いや、ジャギーさん、すっかり悩みも解決しましたよ!」
「あ、そうだ!『自転車父さん』にあやかって『自転車姉さん』ってどう?オジサン達に人気が出そうじゃない?」
「...もう、いいんですけど..」
【おしまい】
『この鳥居をくぐった先には、新たな未来が待ち受けてるかも...いや、それより、もしかしたらこちらが入口だったの..かな?』
撮影.ミックジャギー
『鳥居クグルの神社日記』はミックジャギーのプロフィールから行けますよ。
気が向いたら読んであげてね!
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