しおふねかんのんじ|真言宗・醍醐派|大悲山
塩船観音寺のお参りの記録一覧(3ページ目)
関東88カ所霊場 第72番札所 塩船観音寺
雨☂️が降ったり止んだりしながらの参拝となったが、境内は広くて見所満載❗️残念なのは、つつじ、アジサイ、ハギがキレイで有名らしいのですが、全て季節外れだった😵
寺号標
仁王門
阿形の仁王さま
形の仁王さま吽
参道
阿弥陀堂
阿弥陀如来像
手水舎
薬師堂
唯一咲いていた花🌸
鐘楼
本堂
こちらで御朱印が頂けます
青石塔婆
絵馬
七社大権現鳥居 こちらのお寺も神仏習合が色濃く残っている
山岳信仰かな?
児玉稲荷社
招福の鐘🔔 1回100円で突く事ができます かなり音が大きく30秒くらい余韻がありました
塩船観音の参道
かなり大きな観音さま
塩船観音から見た眺望
つつじが咲いていたら…🌸
護摩堂
お不動さま
塩船観音寺は、青梅市にある真言宗醍醐派の別格本山の寺院。山号は大悲山。本尊は十一面千手千眼観世音菩薩。春のツツジで有名。関東八十八箇所72番、東国花の寺百ヶ寺・東京13番。
寺伝によると、飛鳥時代の大化年間(645年~650年)に若狭国の八百比丘尼(やおびくに)が、紫神の千手観音像を安置したことに始まる。奈良時代の天平年間(729年~749年)に行基が当地を訪れ、周囲が小丘に囲まれ船の形に似ていることから、仏が衆生を救おうとする大きな願いの船「弘誓の舟」になぞらえて「塩船観音寺」という寺名を付けたと伝わる。平安時代の貞観年間(859年~877年)には、僧・安然が12の坊舎を建てるなど興隆を極めた。鎌倉時代には、武蔵七党の流れを汲む金子氏の庇護を受け、室町時代には青梅・奥多摩周辺に勢力を持った三田氏の帰依を得て栄えた。
当寺は、JR青梅線・青梅駅の北東4kmの小丘の上にある。境内入口の山門前には広い駐車場があって、参道を徐々に登って行くとぱらぱらと伽藍が順次現れ、最後に本堂(観音堂)に到着する。普通の寺院だとこれで終わるところ、当寺では続きというかこの先にメインがあって、船形(馬蹄形)の峰に沿って登って行くと、頂上に巨大な観音像、船の内側に2万本とも言われるツツジの木と諸堂がある。緑のツツジは無数の<まりも>のように見えて壮観。観光地としてもおススメ。
参拝時は週末の午前中で、コロナ禍でも家族連れを中心に参拝者・観光客が多く来ていた。
境内南端で南東方向を向いて建つ<仁王門>。室町時代後期の建立。三間一戸八脚門。切妻造、茅葺。国指定の重要文化財。
阿形仁王像。ひのき材の寄木造りで、鎌倉時代に仏師定快によって造立されたと考えられている。
吽形仁王像。力強く魅力的。
仁王門をくぐったところ。参道を徐々に登って行く。
まず初めに現れるのが<阿弥陀堂>。室町時代後期の建立。桁行四間、梁間三間、一重、寄棟造妻入、茅葺形銅板葺。
<阿弥陀堂>正面。<無量寿>の扁額。聖観音菩薩立像が安置されている。
阿弥陀堂の左側の参道を進む。参道両側に<夫婦杉(大杉)>。左側の杉は幹回り5.7m、樹高43m、右側の杉は幹回り6.6m、樹高40m。
しばらく進むと踊り場に出る。参道左手にある<水屋>。
参道右手奥にある<薬師堂>。<ぼけ封じ薬師如来>の幟がたくさん立っている。
参道右手にある<大師堂>。
参道が少し右に曲がって、最後に階段を登る。
階段を登ったところにある<本堂>。室町時代後期の建立。桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、茅葺。国指定の重要文化財。
また、本堂内の厨子、本尊の十一面千手千眼観世音菩薩(千手観音)像、眷属の二十八部衆像についても国指定の重要文化財。
<本堂>正面。やはり、大きな茅葺屋根のお堂というだけでも古刹気分が盛り上がる。なお、有料で入堂することもできる(たった百円)。
本堂に向かって右後ろにある<納経所・御札所>。御朱印はこちら。その後ろにあるのは<板碑堂>。
本堂に向かって左手にあるのが<旧鐘楼>。銅鐘は江戸時代初期1641年の作。
<本堂>全景。全体として味があって美しい。屋根の上に草が生えているのが特に良い。
本堂の左側の坂道を上がって行くと、右側に<七社大権現>の扁額がある鳥居。奥に見えるのが、当山の鎮守である<山王七社権現>。
山王七社権現の横に鎮座する<稲荷大明神>。
参道左側には<鐘楼>。<開運・除災 招福の鐘>と呼んでいて、朝6時から夕方4時までは、奉納料百円で自由に撞くことができる。
参道左側を見下ろす。お堂の周りに、いきなり<まりも>。初めて見るとびっくりする。
参道左側前方を見ると、一番高いところに巨大な観音像が見える。
いやー、この<まりも>は何度も見てしまう。こんな景色は普通にはない。。。
歩くこと5分ほどで観音像の下に到着。正式名称は<塩船平和観音>。台座周りが見晴し台になっている。
見晴し台からの景色。遠くに町が見える。
舟型(すり鉢状)の底の部分に建っている<護摩堂弘誓閣>。右隣は本坊事務所。
<護摩堂弘誓閣>正面。
青梅市塩船にある真言宗醍醐派の寺院。本尊は十一面千手千眼観世音菩薩で、創建年は大化年間(645年 - 650年)。
東国花の寺百ヶ寺 東京13番
樹齢千年を越えた杉木立に囲まれた「花と歴史の寺」。約2万本の躑躅は都内随一の名所とも言われています。
過去の寺院の記録はこれで完了です。次は神社と新たな参拝の投稿になります。
山門
薬師堂
本堂
鐘楼
平和観音像
仁王像
平和観音像から見たつつじ群
ネット画像:つつじ祭り
御朱印
御朱印
常保寺さんで誕生日御朱印を頂いた後、せっかくなので塩船観音寺さんまで足を延ばしました。
前から行きたいと思っていたのですが、バスの本数が少ないので、なかなか行くタイミングが難しいのです。
御朱印の授与所は2か所あります。
本堂近くの授与所では、3種類授与頂けました。
通常の書入れ御朱印は、「大悲山圓通閣」と書かれたもの。
御本尊を表す揮毫でしょうね。
ページいっぱいにダイナミックに書き入れてくださいました。
本堂近くの授与所での書置きの御朱印は、月替りで3種類ありました。
1月、4月、7月、10月は毘沙門天。
2月、5月、8月、11月は薬師如来の「瑠璃殿」。
3月、6月、9月、12月は阿弥陀如来。
1月ですので、毘沙門天の御朱印を頂きました。
子年限定「千手観音」の御朱印のご用意があったので、頂きました。
護摩堂弘誓閣にある授与所でも、別の御朱印が頂けます。
通常の書入れ御朱印は、「白玉椿姫」。
このお寺を開山されたと言われる八百比丘尼の別称ですね。
顔は白玉の様に白く、とても美しい方だったとか。
八百比丘尼は人魚の肉を食べてしまい、800歳まで生きたといわれておりますね (°口°;)
護摩堂弘誓閣にある授与所でも、月替りの御朱印がありました。
1月、4月、7月、10月は不動明王の「明王院」。
2月、5月、8月、11月は塩船平和観音。
3月、6月、9月、12月は弘法大師の「南無遍照金剛」。
1月ですので、不動明王の御朱印を頂きました。
仁王門
仁王門をくぐると目の前にある阿弥陀堂
本堂。
秘仏の千手観音像様、本尊厨子の左右に不動明王像と毘沙門天像が安置されています。
山王七社大権現、児玉稲荷、鐘楼塔(招福の鐘)
小高い山の上にいらっしゃいます巨大な観音様
塩船観音寺は東国花の寺の一つで、つつじが有名です。
一番奥の観音様から見る風景。一斉につつじが咲いたら見事でしょうねぇ。
つつじにはカラスアゲハ等の黒いアゲハチョウがよく集まります。
5月に蝶の写真を撮りに行こうかな。
護摩堂・弘誓閣
こちらで御朱印を頂けます。
直ぐ側に普門閣と呼ばれる休憩所・お土産屋さんがあり、お食事ができます。
薬師堂
GW中、ツツジ祭り開催中に伺いました。広い敷地内に趣のある木造の茅葺きのお堂がありますし、ツツジが本当にきれいで、見るだけでも来た甲斐があるのですが、ちょうど特別な法要の日だったみたいで、山伏のような格好の正装したお坊さんが敷地内のお堂を順番に周り読経をしてから、最後本堂でも法要が行われ立ち会うことが出来ました。普段祈祷をお願いしない人は入れない所に上がることができ、ご本尊様方を間近で拝むことが出来て、超絶ありがたい気持ちになりました。
こちらは祈祷寺で、収入源が檀家さんから得られる訳ではないので、法要に立ち会えた感謝と寺院護持の気持ちを込めて、この期間限定のお守りと、御朱印を頂きました。
また、お参りしたいです(*^^*)
東京都のおすすめ2選🌸
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