しおふねかんのんじ|真言宗・醍醐派|大悲山
塩船観音寺のお参りの記録一覧(4ページ目)
#観音寺 #塩船観音寺
ご本尊は千手観音。左右に眷属の二十八部衆も祀る。
#十一面千手千眼観自在菩薩
二十八部衆に言及する経典は複数あって、メンバーの顔触れもまちまちらしい。密教大辞典は2通りの組み合わせを載せる。ここ塩船観音寺と同じよく知られた陣容と、千手観音造次第法儀軌という書物の掲げるものだ。
千手観音造次第法儀軌は複数の仏様を一括して1尊とカウントし、総数は28よりもずっと多い。
一般に、二十八部衆にはナンダ龍王、サガラ龍王、コンピラ王、サンシ大将、満善車(まんぜんしゃ)王が入る。ナンダ龍王とサガラ龍王は八大龍王のメンバー。コンピラ王は薬師十二神将のクビラ大将に同じ。サンシ大将はビシャモン天の眷属・八大ヤシャ大将の1尊だ。蓮華王院(京都市東山区)によれば、満善車王は同じく八大ヤシャ大将の満賢(まんけん)大将のこと。
千手観音造次第法儀軌は彼らの大半に加え、バツナンダ、シンダラ、マニバダラ、弗羅婆を挙げる。
バツナンダ龍王はナンダ龍王の弟で、同じく八大龍王の1尊。シンダラ大将はクビラ大将と共に、薬師十二神将に名を連ねる。
マニバダラは八大ヤシャ大将の宝賢(ほうけん)大将。蓮華王院は、かつて金大王と呼んでいた像を現在はマニバダラと表記する。
蓮華王院が満善車王を満賢大将と同定したのに対し、密教大辞典は弗羅婆を満賢大将に当てる。
「やおびくにちゃん」という可愛らしいキャラクターが以前から気になっていた、塩船観音寺さんにお参りしてきました。
新宿から河辺駅まで一本で行けます。
河辺駅から塩船観音寺までバスで10分ほど、そこから歩いて7分ほどのところに塩船観音寺はあります。
春はつつじが美しいとのことで、
また来たいなぁと思います。
ちょうどお昼だったので、
おそばを食べて、お団子も頂きました。
美味しかったです。
都会から少し離れ、自然も豊かかつ、
車の音も聞こえないような静かな場所で午前中を過ごすことができて、良い時間でした。
やおびくにちゃん!かわいい、好き。
バス停から7分ほど歩いて到着。立派な山門が迎えてくれます。
なかなか広いですね〜
山門の金剛力士像
大きな立派な杉
薬師堂
弘法大師さまも。
本堂
かわいいお守り。
ざるそば(500円)美味でした。(おばちゃん、おじちゃんとめちゃお話しした)
お団子(一本80円)バスまで時間があったので、お団子食べて休憩。
本堂隣で頂いた御朱印(300円)かっこいい!
護摩堂となりの事務所にて頂いた御朱印(300円)
バスが少ないので帰りに要注意。(時刻表は2017.6.8のもの)
#観音寺 #塩船観音寺
ご本尊は千手観音。左右に眷属の二十八部衆も祀る。
#二十八部衆
二十八部衆のメンバーには独特な尊名が多いが、多くは親しみのある仏様の別名か、その関係者だ。
まず、功徳天は吉祥天、神母天は鬼子母神、マケイシュラ王は大自在天のこと。マケイシュラ王をそのまま大自在天と記載する寺院もあった。
東方天は持国天、ビルロクシャ天は増長天、ビルバクシャ天は広目天、ビシャモン天は多聞天のこと。四天王が全員、二十八部衆に加盟する格好だ。
コンピラ王は薬師十二神将のクビラ大将に同じ。讃岐のコンピラさまも、役行者がクビラ大将を祀ったことに端を発する。
バス仙はあまりなじみがないかもしれない。彼は吉祥天の兄と言われ、兄妹で千手観音の脇侍を務めることも多い。
サンシ大将は鬼子母神の夫で吉祥天の父。ビシャモン天の眷属・八大ヤシャ大将にも名を連ねる。
蓮華王院(京都市東山区)によれば、満善車(まんぜんしゃ)王も八大ヤシャ大将の1尊。八大ヤシャ大将としては満賢(まんけん)大将というと。
ナンダ龍王とサガラ龍王は八大龍王のメンバー。ナンダ龍王は長谷寺(奈良県桜井市)の十一面観音や、醍醐寺(京都市伏見区)のジュンテイ観音の脇侍。サガラ龍王はなぜか、浅草寺(東京都台東区)のお水舎に単独で祀られている。八大龍王の中でも特に観音さまと関係が深い2尊と言えそうだ。
#観音寺 #塩船観音寺
ご本尊は千手観音。左右に眷属の二十八部衆も祀る。
#二十八部衆 #風神
二十八部衆に言及する経典は複数あって、メンバーの顔触れもまちまちらしい。密教大辞典は2通りの組み合わせを載せる。ここ塩船観音寺と同じよく知られた陣容と、千手観音造次第法儀軌という書物の掲げるものだ。
千手観音造次第法儀軌は複数の仏様を一括して1尊とカウントし、総数は28よりもずっと多い。
例えばナンダ龍王。弟のバツナンダ龍王ともども、難陀跋難陀と書かれているらしい。兄弟とも八大龍王のメンバー。
サンシ大将と満善車(まんぜんしゃ)王。それぞれ散脂大将弗羅婆、満善車鉢真陀羅という表記だそうだ。このうち真陀羅は薬師十二神将のシンダラ大将のこと。サンシ大将はビシャモン天の眷属・八大ヤシャ大将の1尊だ。密教大辞典は弗羅婆について、蓮華王院(京都市東山区)は満善車鉢について、同じく八大ヤシャ大将の満賢(まんけん)大将だとする。
神母天は鬼子母神のこと。千手観音造次第法儀軌では神母女等大力衆。密教大辞典によれば、大力衆はヒョウギャラ天など彼女の子供たちを指すと。
水化雷電神という名前も挙がる。密教大辞典には、そもそも風神・雷神を千手観音の眷属と解する理由は、二十八部衆のメンバーとして水化雷電神が挙げられていることだ、とある。
#観音寺 #塩船観音寺
ご本尊は千手観音。左右に眷属の二十八部衆も祀る。蓮華王院(京都市東山区)とは異なり、風神・雷神も二十八部衆に含まれる。
#二十八部衆 #雷神
僕はいまだ懐疑的だが、蓮華王院HPに、風神・雷神の起源はインド神話のヴァーユとヴァルナだとある。彼らは風天・水天と漢訳されて日本へ伝わっており、十二天にも名を連ねる。
風神・雷神と風天・水天では姿がまるで違う。パラグライダーのような袋に風をはらませる風神や、太鼓を背負う雷神のイメージは、あちらによれば完全に日本オリジナルで、蓮華王院の像が以降の作風を固定させたと。
ヴァルナは水天と訳されたように、元は雨を含む水の神様。大昔は全能の神とされたらしいのだが、お釈迦さまよりも遥かに前のことだ。
一方、雷の神様はインドラ。帝釈天のことだが、彼はすでに二十八部衆にいる。それ以前に、日本の帝釈天には雷神という性格がほとんど残っていないと聞く。
密教大辞典には、そもそも風神・雷神を千手観音の眷属と解する理由は、千手観音造次第法儀軌という書物に、二十八部衆のメンバーとして水化雷電神が挙げられていることだ、とある。これでは風神・雷神ではなく水神・雷神にならないか、という気がしないでもない。が、水の神と風神・雷神を結び付けることは、全く根拠を欠く俗説でもない、とだけは言えそうだ。
関東八十八ヶ所霊場第72番札所の真言宗寺院。ご本尊は十一面観音です。
「塩船観音寺」と親しまれ、地形が小高い丘に囲まれ、船の形に似ており、
仏が衆生を救おうとする大きい願いの舟になぞらえたと云われています。
また、山頂の大きな観音様と四季彩りの花々で覆われる寺院と言う事で
もう少し時間に余裕があったらと思いました。
帰りの交通手段のバスですが、都営バスと西東京バスにそれぞれ「塩船観音入口」というバス停がありますが、別の場所でしかも離れているのでご注意を。
特に西東京バスの本数は少なくなっています。
HPから抜粋した境内の全図。
確かに舟の形になっています。
山門。仁王門とも呼ばれています。
阿弥陀堂です。
薬師堂。「ボケ封じ」のご利益があるそうです。
本堂です。
護摩堂です。
その背後に立っているのが「塩船平和観音像」。
2010年と比較的新しい建立です。
近くまで上がって行く事が出来ますが、時間も押し詰まっていたのでまた次回に。
東京都のおすすめ2選🌸
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