いぐさはちまんぐう
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楽しみ方井草八幡宮のお参りの記録一覧

台風の影響でしょうか、空には入道雲がかかっているものの、全体としては晴れ間が広がり、風もわずかに吹いているように感じられました。しかし、その風はまるで意志を持たないかのように、体感的な涼しさをもたらすには至らず、暑さという自然の猛威に対しては無力な存在に思えました。むしろ、容赦という言葉そのものがこの日だけ世界から消え失せてしまったかのような、極めて厳しい炎天の下に私は立っていたのです。
照り返す地面の熱は足元からも体をじわじわと蝕んでいきます。そんな中でたどり着いた手水舎は、まさに救いの場のように見えました。手と口をそっと清めるその一連の所作のなかで、水が指先に触れた瞬間の感覚は、まさに雪解けの谷から湧き出たばかりの清流のよう。心地よい冷たさが、指先から腕、そして胸の内へと広がっていくように感じられたのです。
この水はもちろん、身体を冷やすためのものではありません。清め、整えるための神聖な水です。だからこそ、この涼やかさと清冽な感覚を、たとえ一時のものに過ぎなくとも、できる限り深く記憶に刻んでおきたい——そんな思いが自然と湧き上がってきました。
その清らかな余韻を胸に抱きつつ、私は静かに拝殿へと向かい、深く一礼してから参拝いたしました。熱気に包まれた境内で、ひときわ澄んだ水の感触を心に携えながらの参拝は、いつも以上に特別で、深く、そして静謐なひとときとなりました。


木が傷みます




文華伝

井草八幡宮の境内にあって、車道を挟んだ向かい側に静かに鎮座しているのが浅間神社です。もともと浅間神社は、富士山を信仰の対象とする富士講との関わりが深く、富士山信仰を伝える神社として知られています。そのため、浅間神社が井草八幡宮の境内社として祀られているのは非常に自然なことであり、本社の歴史や性格にもよく調和しています。
社の背後には、富士山を象った人工の山「富士塚」が築かれており、かつては信仰者たちがこの富士塚に登ることで、実際に富士山に登拝したのと同じ御利益があると信じられていました。現在でもその姿をとどめていますが、安全管理上の観点からなのでしょうか、富士塚は柵に囲われており、中に立ち入って登ることはできません。境内の別の地点にあったものを昭和末に現在の地に移設したとのこと。かつて多くの人々がその上に立ち、遥か彼方の富士山に思いを馳せたであろう風景を想像しながら、遠くからそっとその姿を見守るように参拝しました。
井草八幡宮を訪れる際には、ぜひこの浅間神社にも足を運び、富士信仰の面影を感じてみることをおすすめします。


青梅街道の喧騒を一歩離れると、そこには時がゆるやかに流れる異界が広がっていた。立派な社叢が参道をすっぽりと覆い、真夏でも涼を感じさせるほど。街の喧噪を忘れさせるこの深い緑こそが、長くこの地に息づいてきた神域の息吹なのだろう。
この地にはかつて春日社が祀られていたという。源頼朝が戦勝祈願に訪れた折、干ばつに見舞われ一行は水に困った。頼朝自らが弓で地面を穿ち、七度目にようやく湧き出した清水に「遅野井」と名をつけたという逸話が伝わる。この湧水はやがて善福寺川の源流となり、地名としても残された。以来、この地には八幡宮が奉斎されるようになったそうだ。
参道を進むと、朱塗りの楼門が目を惹く。木漏れ日に映えるその姿は、訪れる者に一瞬の静寂と敬意を促す。楼門をくぐると視界が開け、左右に美しい回廊が広がる。神門の先、回廊に囲まれるようにして鎮座する御社殿は、重厚でありながらもどこか凛とした佇まい。見上げれば屋根の反りに細やかな意匠がほどこされ、長い歳月が培った風格が漂う。
なお、参拝の際には駐車場に注意が必要だ。青梅街道沿いにある北駐車場は現在閉鎖されており、裏手の南駐車場を利用するのが正解。周辺には案内板も少ないため、事前の地図確認をおすすめしたい。
季節の移ろいの中で、静かに歴史と向き合える場所。風が揺らす木々の音に耳を澄ませば、遅野井に湧いた水音が聞こえてくるような気がする――そんな時間が、ここにはある。

社号標

大灯籠に北鳥居

北参道

楼門

境内より楼門を望む

神門

回廊

回廊

扁額

拝殿

拝殿

祓戸神社

三宮神社

三谷稲荷神社

三峯神社

新町稲荷神社

浅間神社

大きい鳥居って、ほんとに感動する
厳かですね
そして、駐車場がひろいっ
駐車場があるのって結構重要(うんうん







御神木、触れる状況であれば必ず抱きついてます(笑)パワー感じますよねー

あまりにも格好良くて、つい買っちゃいました♪♪

東京都杉並区善福寺に鎮座する井草八幡宮。初めて訪れた際、車窓から目に飛び込んできたのは、圧倒的な存在感を放つ鮮やかな朱色の大鳥居でした。思わず息を呑んだその光景は、今でも鮮明に記憶に残っています。鳥居の大きさもさることながら、境内の広大さもまた印象的です。
鳥居をくぐり、神門までゆっくり歩みを進めると、およそ五分ほどの道のり。参道には木々が立ち並び、都心にいることを忘れるほど落ち着いた空気が漂います。青梅街道からほど近いにもかかわらず、境内に足を踏み入れた途端、外の喧騒から切り離されたような静けさに包まれ、自然と心が鎮まっていきます。創建は九百年以上前と伝えられ、長い歴史の重みを感じさせます。
御祭神は八幡大神と応神天皇。古来より武運長久や安産祈願の神として厚く信仰され、今も地域の守護神として親しまれています。また、この地は縄文時代の遺跡が発掘される場所でもあり、太古から人々が暮らし祈りを捧げてきた土地であることがうかがえます。
大鳥居をくぐり、長い参道を抜けて神門へと至る時間そのものが、参拝をより厳かな体験へと導いてくれるのです。都心近くの杉並にありながら、静寂と自然、そして歴史の重みを併せ持つ特別な神社です。都会の喧騒を離れ、心にゆとりを取り戻させてくれる、そんな場所だといえるでしょう。



創建不詳。
境内や周辺から石器時代の住居跡や縄文土器が発見されており、古代から存在していたと推定される。
1189年奥州藤原氏討伐の戦勝祈願で源頼朝が参詣した記録が残る。
1477年太田道灌が石神井城の豊島氏征伐のため戦勝祈願したとも伝わる。
江戸時代に3代将軍徳川家光が社殿を造営している。
現在の本殿(覆殿内)は1664年今川氏尭が改築したものである。

拝殿

拝殿

拝殿


中門

回廊

回廊

楼門



神輿庫

大鳥居


石灯籠

石灯籠

石灯籠

石灯籠

三宮神社

祓戸神社

三谷稲荷神社

三峯神社

新町稲荷神社

文華殿

文華殿

招神殿

神楽殿

西鳥居

力石

力石

浅間神社

浅間神社

富士塚

富士塚

北鳥居

大灯篭

大灯篭
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