かんのんしょうじ|単立|繖山(きぬがさざん)
観音正寺のお参りの記録一覧(3ページ目)
西国33所巡礼で参拝。32番札所。
裏参道から本堂に回る途中にある奥の院。鳥居を潜って上にあがれる事に31回目にして気づく。
奥之院は崩れた岩が洞穴のようになっている。
麓は桜吹雪だった。
本堂
奥之院
奥之院
【西国三十三所巡り(15/33)】
観音正寺(かんのんしょうじ)は、滋賀県近江八幡市安土町石寺にある天台宗系単立の寺院。山号は繖山(きぬがささん)。本尊は千手観音菩薩。西国三十三所第32番札所。
寺伝によると、聖徳太子が諸国遍歴の際、殺生で人魚となった漁師の成仏のため、千手観音像を刻み堂宇を建てたのが始まり。はじめ仏法興隆寺、願成就寺と呼ばれ、現在の本堂より100m上に七堂伽藍を構えていた。のちに近江國蒲生郡佐々木荘領主・佐々木氏が観音寺城を築城したため、当寺は南の観音谷に移され、織田信長による落城後の1597年に現在の鐘楼付近に移転、明治に入り現在地に移された。なお、江戸時代末期まで、本堂須弥壇裏に人魚のミイラを安置していたが、当時の酒好き住職が酒屋にミイラを預け、取り戻した時には尾ひれがなくなり、30㎝ほどに縮まったと言われている。
当寺は、JR琵琶湖線・近江八幡駅の東方2kmの観音寺山(標高433m)の南側中腹にある。南側山麓の門前町・石寺から参道があるが、自然石を並べただけの1200段の過酷な階段。山の南西側にある五個荘観光センターから有料道路で境内500m手前まで入ることができるが、そこからでも400段以上の過酷な階段が待っている。きつい山登りの末辿り着く境内は南北に細長く広くはないので、北端に大きな本堂があるがそれ以外には見どころは少なめ。境内からの眺望は素晴らしい。
今回は、西国三十三所の札所であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中で、自分以外にも多くの参拝者が訪れていた。
山裾の入口から1200段ある石段を、有料道路を使って残り400段余りの場所までショートカット。ここが中腹の駐車場からの参道入口。
石段を登っても登っても先が見えず、だんだん不安になってくる。
(参拝時点では石段の段数を知らなかったこともあり...)
有料道路の料金所のおじさんが「途中休みながら登った方が良い」といった理由がここら辺でやっと分かる。なるほど。。。
自然石の石段はやっぱりハード。(^_^;)
400段以上の石段を登り切ったところ(境内南側)。登っている途中はそれなりに辛いので長い時間に感じたが、実測15分弱で到着。
入口は特に山門などはなく地味な印象。
登り切った右手から、南側の景色が見える。東海道新幹線が走っているのが見える。
長い列車だと400mを超える新幹線の一編成全体を見たのは初めてかも。(o^―^o)
境内南側の東寄りにある<鐘楼>。江戸時代まではこの辺りに本堂があったらしい。
境内南側の西寄りにある<水神舎>。
水神舎前から本堂のある北方向を望む。参道は絶賛工事中...(^_^;)
参道左側の<吽形仁王像>。
参道右側の<阿形仁王像>。
参道を進むと、左側に現れる<拝観受付>。
参道右側には、ちょっとした池がある。
池の対岸にある<弁財天>。
参道左側にある<聖徳太子像>。
参道左側にある<地蔵堂>。樽のような形と茅葺屋根がユニーク。
参道左側にある<大日如来>と<子授・子育地蔵尊>。
参道左側にある<大仏>。
参道左側から見た、観音寺山西側の景色。遠くまで見渡し良好。(o^―^o)
参道左側にある<巨木>。
巨木の根本には小祠がある。
参道右側の<書院>。当寺の最古の建物で江戸時代後期の1796年建立。なお、昨年2021年に書院をはじめ、書院庭門、地蔵堂、護摩堂、札堂、鐘堂、手水舎の7棟が国の登録有形文化財に指定された。
参道右側の<水屋>。
参道右側の<札堂>。
<札堂>内部。
参道右側の<護摩堂>。
参道右側の<太子堂>。
参道が少し上がっていき、突き当りにある<本堂>。明治期に彦根城の欅御殿を拝領して本堂としていたが1993年に焼失、2004年に再建。
<本堂>正面。
<本堂>を斜めから。
本堂の右手には、巨岩が積み重なっている。
巨岩の壁の麓にある<水かけ観音>。
巨岩の壁の様子。独特な外観。
<本堂>内部の中央には大きな赤提燈が掛かっている。
本堂の左手(西側)にある<納経所>。御朱印はこちら。
本堂から見た境内全景。
本堂から出て、斜めから見た本堂。
本堂右側奥にある<おちゃこ(お茶子)稲荷>。当寺の鎮守社。
本堂の北側にある、本堂と繋がっている建物。
最後に、<本堂>全景。大きく堂々とした構え。(^▽^)/
滋賀県寺巡りの3寺目は2寺目の石馬寺と同じ山塊の繖山(きぬがさやま)に在る繖山 観音正寺です。繖山に市境がありますのでこちらは近江八幡市です。
西国三十三所観音霊場 第32番、天台宗で、本尊は千手観音。
車で行くには、近江八幡市側の表参道ルートと東近江市側の裏参道ルートの2つあり、表参道ルートは駐車エリアが少なく約400段の割と急な石段を上がる必要がありますので、裏参道ルートの方が断然楽に行けますが、現在裏参道ルートは豪雨による崩壊で通行止めです。(両ルートとも駐車料金は不要ですが、林道整備協力金が必要です。一緒の事ですが。)
伝えによれば、605年に聖徳太子がこの地を訪れ、自ら彫った千手観音を祀ったのが始まりとの事である。(湖東地域には聖徳太子の伝承が多数あり、あながち作り話だけではないかもしれない。)
綿々と法灯を受け継いできましたが、1993年失火により本堂を焼失、国の重文指定されていた本尊も焼失した。2004年に本堂を再建、新たにインドから白檀を輸入し本尊も再製した。
焼失前に本尊のお前立観音が2012年に見付かり、現在秘仏となっていますが、来年の2022年に開帳されます。
先に記載しましたが、表参道ルートで駐車場へ向かったところ案の定満車状態。Uターンして少し下がって路肩の少し広い所に駐車。400段上がりました。8分掛かって境内に到着。
仁王の間を抜けて、拝観受付で拝観料を納めます。右側は諸堂が並んでいますが、工事中で柵がしてあり近寄れません。正面突き当たりには再建された本堂です。右側奥から靴を脱いで本堂に上がります。内陣真ん中に真新しい大きな千手観音が祀られています。(別料金を納めると内陣に入って観音に直に触れることができます。)
下陣で手を合わせてから左側の納経所で御朱印を戴きました。
繖山の南斜面中腹370mに位置するため、南方向の眺望はいいです。
尚、麓に在る紅葉が有名な教林坊は、観音正寺の塔頭の1つでした。(現在は独立)
御朱印(軸装納経帳)
ここから約400段
鐘楼
門はないが仁王像
書院
手水
北向地蔵尊(一願地蔵)
礼堂
護摩堂
地蔵堂
本堂
本堂からの眺望
西国三十三所、観音正寺です。駐車場は林道通行料600円で表参道🅿️🚗に駐車。石段440段、お年寄りには少し危険です。裏参道をお勧めします。入山料500円が必要です。
御朱。
鐘。
左右に仁王像。
案内図。
本堂です。
奥は撮影禁止でした。観音観音寺
観音像があります。
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