ずいせんじ|臨済宗円覚寺派|錦屏山(きんぺいざん)
瑞泉寺
神奈川県 鎌倉駅
9:00-17:00(通年) 入門は16:30まで
チャリで行く!鎌倉 11
「鎌倉宮」バス停より徒歩10分。鎌倉三十三観音霊場第6番、鎌倉二十四地蔵霊場第7番札所の臨済宗寺院。
ご本尊は釈迦如来です。
1237年夢窓礎石が開山として創建、その後足利基氏が夢窓礎石に帰依して中興しました。以降、鎌倉公方足利家の菩提寺となりました。
鎌倉随一の花の寺で、この時期はスイセンが咲き始めました。また来月には黄梅が開花します。
境内は禅寺らしく落ち着いた雰囲気であり、裏手には書院庭園の起源とされる夢窓國師が作った庭園があります。
小高い丘の上にある寺院なので、夏の時期にお参りすると市内よりは暑さが少し和らぐそうです。
山門が見えて来ましたが、まだ少し先です。
もう少しチャリで移動します。
ここから徒歩です。
長い参道と階段。
苔むしたキツい階段は男坂。
緩やかな階段が女坂。
チャリをこいできたので女坂へ。
ひっそりとした佇まいの禅寺に到着です。
やっぱり冬は鍋。湯豆腐が食べたい。
地蔵堂です。
ここの地蔵は、堂守が寝ている間夢枕の中に出て来て、「どこも苦、どこも苦」を言ったところから「どこもく地蔵」と呼ばれています。
裏手の崖が書院の庭園です。
本堂です。
季節の花々が四季折々に楽しむことができます。
茶室です。
ここまで観光客が足を運ぶのは少ないので、静寂さを味わう。どこか侘びさびの世界が広がります。
瑞泉寺(ずいせんじ)は、神奈川県鎌倉市二階堂にある臨済宗円覚寺派の寺院。山号は錦屏山(きんぺいさん)。本尊は釈迦如来。鎌倉三十三観音6番札所。鎌倉随一の花の寺として知られ、梅、つつじ、牡丹、マンサクなど一年中花が絶えないが、スイセンがとくに有名。境内は国の史跡、庭園は鎌倉期の唯一の庭園として国の特別名勝となっている。
創建は鎌倉時代末期の1327年、開基は鎌倉幕府の重臣であった二階堂道蘊、開山は夢窓国師(夢窓疎石)、当初<瑞泉院>と称した。その後、初代鎌倉公方の足利基氏(足利尊氏の四男)が夢窓疎石に帰依し当寺を中興、寺号を<瑞泉寺>と改め、以後鎌倉公方の菩提寺とした。1387年に関東十刹(鎌倉十刹、鎌倉五山に次ぐもの、現在でも鎌倉残っているのは瑞泉寺と大慶寺のみ)に列した。
当寺は、JR鎌倉駅からバスで北東方向に2km進んだ大塔宮バス停(鎌倉宮前)から、さらに右方向(東方向)になだらかな山道を1km弱登った「紅葉ヶ谷(もみじがやつ)」と呼ばれる谷戸(やと)にある。山間の高台の一部を寺院としたような造りで、境内は植物園の中に伽藍が存在する感じ。本堂裏の崖地に夢窓礎石が作庭したという岩盤を削った禅宗様庭園がある。
参拝時は週末の午前中で、梅の時期だと思って行ってみたが、ほとんどの木がまだ咲いていなかった。参拝者は途切れることなく来ていた。
寺院入口。他の観光客がいなければ、間違って迷い込んだと思いかねない景色。小さな建物は料金所。撮影位置の後ろ側は小さな駐車場。
参道を進み、ここから坂道。左脇の石碑には<名勝瑞泉寺庭園 史跡瑞泉寺境内>の文字。
階段を少し登ると、参道が二つに分かれている。こちらが石畳の参道コース。
もう一つが、苔むしたボコボコ階段コース。自分はこちらを選択。
階段を上がり切った辺りにある<松陰吉田先生留跡碑>。
境内入口の<山門>。
山門をくぐって、はじめに見える景色。まだ葉も花もない、たくさんの落葉樹が植わっている。写真左手は大梅林。
山門をくぐって、左手に進むと<鐘楼>。梵鐘は<錦屏晩鐘>という。
本堂からまっすぐ伸びる道に戻って、右前方の庭園・建物を望む。
本堂遠景。
本堂近景。本堂は正式には<大雄寶殿>といい、中央に本尊釈迦牟尼仏、右側に開山夢窓国師坐像、左側に阿弥陀如来と千手観世音を祀ってある。
本堂を斜めから。本堂中央の前には<黄梅(オウバイ)>という珍しい梅の木がある。花のピークだと相当映えそう。
本堂から左奥に進むと<地蔵堂>がある。中に<どこもく地蔵>を祀る。
名勝瑞泉寺庭園。野性味あふれる洞穴と池。洞穴は<天女洞>という。
別カット。鎌倉期の庭園と思えばすごいかも。
本堂に向かって、境内左手にある<寺務所>。御朱印はこちら。
21.12.15。先の永福寺跡より徒歩5分。鎌倉市二階堂にある臨済宗円覚寺派寺院。
《鎌倉三十三観音霊場第六番札所》
《鎌倉二十四地蔵尊霊場第七番札所》
山号:錦屏山(きんびょうさん)。
創建:鎌倉時代 嘉歴2年(1327年)。
開山:夢窓国師。
本尊:釈迦如来。
鎌倉公方足利家四代の菩提所となった当寺は、鎌倉五山に次ぐ関東十刹の首位に列せられ、塔頭の数十余が知られております。江戸時代には徳川家から庇護を受け、多くの高徳が住職をされました。
元禄2年(1689年)に水戸光圀公が上山、一覧亭を復興、千手観世音菩薩を安置されたこと、嘉永4年(1851年)に吉田松蔭が叔父である当寺二十五世竹院和尚を慕って初めて上山、後に二度訪問されたことなども、公に記録されているところであります。
〜当寺リーフレットより〜
「古都・鎌倉紅葉巡り」第四弾、「鎌倉三十三観音霊場巡り」その9として参詣。鎌倉市の奥まった閑静な住宅地にあり、訪れていた人も紅葉の時期としては少なく、カメラ通と思しき何人かがおられ撮影に専心している姿が印象的でした。
鎌倉三十三観音霊場第六番札所。
鎌倉二十四地蔵尊霊場第七番札所。
総門へ向かう途中の《寺号標》。
総門。
拝観所。
→拝観料200円!
参道。
寺号標。
参道。
夢窓国師古道場碑。
参道が続きます。
吉田松蔭留跡碑。
山門。
山門入って右手の紅葉。
本堂方向。
錦屏晩鐘。
本堂。
どこもく地蔵堂。
どこもく地蔵尊。
↓
本堂裏手の庭園。
→名勝 国指定史跡!
同上。
水戸光圀公お手植え!
冬桜。→ほんの少しだけ咲いてました!
寺務所。
→こちらで直書きの御朱印を拝受とリーフレットを頂戴しました。
リーフレット。
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