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ちょうこうじ|高野山真言宗鹿野山

朝光寺のお参りの記録一覧
兵庫県 比延駅

くるくるきよせん
2024年04月19日(金)
1461投稿

兵庫県加東市にあるお寺です。
西国三十三所の播州清水寺にお参りする途中 国宝に指定されている本堂のお寺だということでお参りさせていただきました。
兵庫県民なら知っている 東条湖おもちゃ王国の奥にあります。
山奥というわけではないですが 山寺です。
川沿いの駐車場に車を停め 参道を歩いていると 奥に滝が見えました。
あまりにきれいなので お寺にお参りする前に 滝を見に行きました。つくばねの滝という名前でした。
階段を上がるとやや傷んだ山門があります。とても古いもののように見えます。
正面には 国宝の本堂があります。
とここまで歩いてきたら 案内ボランティアの方がついてくださいました。
もともと朝光寺は 奈良時代に別地に建立されたそうで 平安時代末期にこの地に移されたそうです。
室町時代 江戸時代 昭和時代に大修理が行われたそうで その時代の木材など 使えるものは残す形での修理がされたそうです。
例えば屋根瓦 室町時代のものも江戸時代のものも残っています。
本堂の柱は 江戸時代のものと昭和時代のものが両方あるのですが 確かに木の古さが違います。
山寺だから傷みが激しいのかもしれませんが 新旧両方のものを見ることができるという点において さすが国宝だと思いました。
山寺ならではの工夫もあり 高床式の本堂になっています。
そこにさらに一工夫 完成させていないのです。
「完成してしまうと 後は廃れていく」という考えから わざと未完成にしておく建て方は 日光東照宮などでも有名です。
さらにすごいことを教えていただきました。
もともと別地にあったお寺を移築していますので その際だろうと考えられているのですが ご本尊が2体あるのです。
それが 「どうも三十三間堂の あの有名な千手観音立像と似ている」ということで調査されたそうで 足を台座に固定するための部分を調べたところ 作者が同じだということが分かったそうです。
ということは 三十三間堂の千手観音立像がこの地に運ばれたと考えられるのです。
理由などは分かっていませんが これはすごいことです。
三十三間堂の千手観音立像が国宝に指定されたことから こちらのご本尊も重要文化財に格上げされたそうです。
境内外れには つくばねの滝という滝があります。
これを那智の滝に見立て すぐそばに西国三十三か所1番札所の青岸渡寺のご本尊の祠をおかれています。
ミニ西国三十三か所巡りになっていました。
いやあ ボランティアガイドさん 素敵な情報をありがとうございます。

ちなみに由緒などについては
山号は鹿野山(ろくやさん) 宗旨宗派は高野山真言宗 ご本尊は十一面千手千眼観音2躯
創建年は伝・白雉2年(651年) 開基は伝・法道仙人 札所等は宝の道福神22番です。
文化財は本堂(国宝)・鐘楼・木造千手観音立像(西本尊)(重要文化財)・多宝塔・木造千手観音立像(東本尊)(県文化財)です。
御朱印は塔頭の総持院で拝受できます。
いやぁ すてきな寺院に巡り合いました。

朝光寺(兵庫県)

朝光寺案内板

朝光寺(兵庫県)

つくばねの滝

朝光寺(兵庫県)

水量も多くてきれいです

朝光寺(兵庫県)
朝光寺(兵庫県)

説明

朝光寺(兵庫県)

山門に続く階段

朝光寺(兵庫県)

山門(仁王門)

朝光寺(兵庫県)

仁王門もとても立派です

朝光寺(兵庫県)

由縁

朝光寺(兵庫県)
朝光寺(兵庫県)
朝光寺(兵庫県)

本堂屋根の修理跡

朝光寺(兵庫県)

文化財の説明

朝光寺(兵庫県)

山門わきにお地蔵様

朝光寺(兵庫県)

手水舎

朝光寺(兵庫県)

手水は緑龍でした

朝光寺(兵庫県)

本堂(国宝)

朝光寺(兵庫県)

本堂の修理の履歴

朝光寺(兵庫県)

本堂の由縁

朝光寺(兵庫県)

本堂の歴史

朝光寺(兵庫県)

本堂の下は高床式になっています 山寺ならではの工夫です

朝光寺(兵庫県)

本堂の柱の1つは大きく曲がっていてきれいに仕上げていません

朝光寺(兵庫県)

本堂が未完成だということにしてあるということです 完成させていないというのは日光東照宮と同じ考えだそうです

朝光寺(兵庫県)

本堂内陣

朝光寺(兵庫県)

格子から外を眺める

朝光寺(兵庫県)

手前の柱は昭和の大修理で取り換えられた柱 奥の柱は江戸時代のものだそうです

朝光寺(兵庫県)

本堂の説明

朝光寺(兵庫県)

昭和の大修理時の写真

朝光寺(兵庫県)
朝光寺(兵庫県)

逗子にしまわれていて 秘仏になっています

朝光寺(兵庫県)

本堂のご本尊の説明

朝光寺(兵庫県)

ご本尊は 千手観音立像です

朝光寺(兵庫県)

もう1体 千手観音立像があります

朝光寺(兵庫県)

こちらもご本尊です

朝光寺(兵庫県)

撮影で使用された刀

朝光寺(兵庫県)

レジェンド&バタフライのロケ地だそうです

朝光寺(兵庫県)

本堂の木組みは美しいです

朝光寺(兵庫県)

梁には彫刻もあります

朝光寺(兵庫県)

手前から2本目は大きく曲がっています

朝光寺(兵庫県)

曲がった木も わざと整えられていません

朝光寺(兵庫県)

本堂裏手

朝光寺(兵庫県)

鐘楼

朝光寺(兵庫県)

由縁

朝光寺(兵庫県)

多宝塔

朝光寺(兵庫県)

蔵でしょう

朝光寺(兵庫県)

摂社

朝光寺(兵庫県)

首から上のないお地蔵様

朝光寺(兵庫県)

修行僧像

朝光寺(兵庫県)
朝光寺(兵庫県)
朝光寺(兵庫県)
朝光寺(兵庫県)

不動明王

朝光寺(兵庫県)

つくばねという木はこの1本だけになってしまったそうです

朝光寺(兵庫県)

境内の外れに滝の上の川があります

朝光寺(兵庫県)

滝すぐそばに 青岸渡寺

朝光寺(兵庫県)

金剛宝寺

朝光寺(兵庫県)

粉河寺   と続きます

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四季
2023年09月09日(土)
469投稿

国宝 鹿野山 朝光寺 

山号  鹿野山(ろくやさん) 
宗派  高野山真言宗
御本尊 十一面千手千眼観音二躯 
創建年 白雉2年(651年) 
開基  法道仙人  

札所等
(吉祥院)
宝の道七福神 第22番

文化財
【国宝】御本堂 
【国重文】鐘楼 
     木造千手観音立像(西本尊)
【県文化財】多宝塔 
     木造千手観音立像(東本尊)

朝光寺は、法道仙人の開基と伝えられ、国宝の本堂は、細部に和様・唐様の折衷様を呈した方七間の堂々たる建造物で、室町時代初期の建築といわれています。
緑に包まれた静寂の境内に、近くのつくばねの滝の水音が聞こえてきます。
毎年5月5日には、勇壮な鬼追踊が奉納されます。
鬼追踊は県指定重要無形民俗文化財に指定されています。踊の構成は、翁1人と鬼方4人で演じられます。踊は単調な鐘の拍子にのり、大きく飛躍したり、採物を振るなどの所作を繰り返し、五穀豊穣・無病息災を祈ります。
踊の由来は明らかではありませんが、その起源は室町期に求められます。

朝光寺御朱印は 総持院、
宝の七福神(※播磨七福神 )第22番
朝光寺 福禄寿尊 は
吉祥院で授与下さいます。

「つくばねの滝」は、鹿野川にかかる滝で、
朝光寺の周辺にツクバネが多く自生していることからこの名で呼ばれ、親しまれています。

ツクバネはビャクダン科の植物で、果実の形が羽子板で突く羽根に似ているので、衝羽根(つくばね)と名付けられました。 全国的にも大変珍しく、昭和58年(1983年)に社町の天然記念物に指定され、保護されている植物です。

兵庫県自治振興事業

兵庫県加東市畑609番地
0795-44-0735(総持院)
0795-44-0733(吉祥院)

#国宝朝光寺 
#総持院
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#兵庫県 
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朝光寺の本殿

御本堂

朝光寺の本殿
朝光寺の建物その他

鐘楼堂

朝光寺の建物その他
朝光寺の建物その他
朝光寺の塔

多宝塔

朝光寺の塔
朝光寺の塔
朝光寺の末社
朝光寺の建物その他

吉祥院

朝光寺の建物その他
朝光寺の建物その他
朝光寺の建物その他
朝光寺の建物その他
朝光寺の仏像
朝光寺の御朱印帳

宝の七福神御朱印

朝光寺の建物その他

総持院

朝光寺の建物その他
朝光寺の庭園
朝光寺の建物その他
朝光寺(兵庫県)

おみくじも左右頂戴しました🐾💝

朝光寺の授与品その他
朝光寺の御朱印
朝光寺の御朱印
朝光寺の授与品その他
朝光寺の授与品その他
朝光寺の自然

つくばねの滝へ

朝光寺の自然
朝光寺の自然
朝光寺の自然
朝光寺の自然
朝光寺の周辺

おまけ
駐車場にコミュニティーバス停🚏
「総持院駐車場」

朝光寺の自然
朝光寺の周辺
朝光寺(兵庫県)

道の駅とうじょう
山田錦のふるさと加東市

朝光寺の山門
朝光寺の本殿
朝光寺の本殿
朝光寺の本殿
朝光寺の本殿
朝光寺の本殿
朝光寺の本殿
朝光寺の本殿
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きどっち
2022年11月27日(日)
1160投稿

高野山真言宗 鹿野山 朝光寺

加東四国八十八カ所霊場第23番札所
宝の道七福神霊場第22番札所

2023年1月に公開される映画『レジェンド&バタフライ』の中で、比叡山延暦寺として焼き討ちのシーンでロケが行われたそうです!
木村拓哉さんや綾瀬はるかさんが出演される映画です。
しかしセットじゃなくて本物の国宝のお寺で撮影するとはびっくりですね。

朝光寺の本堂は国宝に指定されているんです。
昨年10月に初めて訪れた際には、ボランティアのガイドさんにいろいろと教えていただき、またツクバネという珍しい植物の自生地として、本当に羽子板の羽根にそっくりな実にとても驚きました。
今年も気付けばもう11月!ってことで、ツクバネ見たさに再び朝光寺を訪れました。
少し色が茶色になりかけてはいましたが、今年もツクバネを見ることができて大満足でした。

そして本堂にお参り後、境内をぐるりと散策していると、去年とは別のボランティアのガイドさんが説明を申し出てくださったのですが、「去年も説明していただいたので大丈夫ですよ」ということで、少し雑談をしていたのですが、ガイドさんから先ほどの映画撮影の話が出て、しっかりPRもされていました。

白雉2年(651年)法道仙人の開創。
当初は権現山にありましたが、三草山の合戦(1184年、源義経と平資盛の戦い)によって兵火にかかり、文治5年(1189年)後鳥羽天皇の命によって現在の地に再建されます。
ご本尊は2体の十一面千手千眼観世音菩薩立像ですが、秘仏として厨子内に安置されています。
生きているうちに御開帳されるかな???

朝光寺の山門

参道から見上げた山門

朝光寺の山門

山門
山門をくぐる前に、その手前を左に。
ここにツクバネの木があるんです。

朝光寺の自然

ツクバネの実です。

朝光寺の自然

羽子板の羽根にそっくりですよね。

朝光寺の本殿

本堂
こちらが国宝になります。
折衷様式の仏堂です。

朝光寺の本殿

本堂内
内陣と外陣とが格子戸で分けられていて、もちろん内陣には入れません。
天井は「鏡天井」で禅宗様式となるのだそうです。

朝光寺の本殿
朝光寺の建物その他

多宝塔

朝光寺の建物その他

多宝塔の扉に彫られていました。

朝光寺の地蔵
朝光寺の仏像
朝光寺の建物その他

鐘楼(国指定重要文化財)

朝光寺の建物その他
朝光寺の仏像
朝光寺の仏像
朝光寺の本殿
朝光寺の建物その他
朝光寺の自然
朝光寺の周辺

山門を出て今回もつくばねの滝へ。
なぜか近くで見たくなるんですよね。

朝光寺の周辺
朝光寺の建物その他
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惣一郎
2022年06月30日(木)
1269投稿

【播磨國 古刹巡り】

朝光寺(ちょうこうじ)は、兵庫県加東市畑にある高野山真言宗の寺院。山号は鹿野山(ろくやさん)。本尊は十一面千手千眼観音菩薩(2躯)。本堂は国宝、鐘楼は国指定の重要文化財。

創建は不詳。寺伝によると、法道仙人が権現山に開基したとされる(ただし、法道仙人は天竺(インド)から紫の雲に乗って日本に来たという伝説上の人物)。1189年に現在地に移転し再建された。1413年に本堂を再建した際に、京都・三十三間堂の十一面千手千眼観世音菩薩立像1躯を本尊(西本尊)として安置した。戦国時代には播磨の守護大名・赤松義村が再興した。

当寺は、JR加古川線・滝駅の東方7kmの丘陵地帯の中にある。周辺には寺院が2寺あるのみで、他には何もなく、境内は山林の中にある。国宝の本堂はサイズが大きく壮観。その近くに建物がいくつかあって、その中に国重文の鐘楼も含まれるが、見て廻るエリアは以上。建物の価値からすると有料拝観でも良さそうだが、住職さんはいないようで無料。ただし、参拝当日はボランティアガイドのご老人が数人いて、希望者には丁寧に説明をされていた。

今回は、本堂が国宝、鐘楼が国指定の重要文化財であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、わりと多くの人々が参拝に訪れていた。

※ボランティアガイドさんによると、御朱印は近くにある2つの寺院(総持院、吉祥院)の持ち回りで領布しているとのこと。そこで、現在当番の総持院を訪れたところ、ピンポンを押しても反応がなく、残念ながら御朱印は断念した...(^_^;)

朝光寺(兵庫県)

公道からの入口は、目立ったもんや看板などはなく、公衆トイレの脇だったので写真は撮らず。林の中の小道をしばらく進む。

朝光寺(兵庫県)

小道の左手に、仁王門への階段が現れる。

朝光寺(兵庫県)

小道の先には「つくばねの滝」が見える。

朝光寺の山門

階段を上がったところにある<仁王門>。

朝光寺の像

仁王門左側の<吽形仁王像>。筋骨隆々とした躍動感がカッコイイ。(o^―^o)

朝光寺の仏像

仁王門右側の<阿形仁王像>。ちょっと進撃の巨人っぽいかも。(^_^;)

朝光寺の本殿

仁王門をくぐると、正面に国宝<本堂>。

朝光寺の手水

仁王門をくぐって左手にある<水屋>。左手には水屋以外に建物はない。

朝光寺(兵庫県)

仁王門をくぐって右手の眺め。いくつかの建物が見える。

朝光寺の本殿

<本堂>全景。室町時代1413年ごろの建立。桁行7間、梁間7間、単層寄棟造、檜皮葺。堂々たるサイズ。向拝は江戸時代後期1829年に後付け。

朝光寺(兵庫県)

<本堂>正面。和様を基調として、扉の桟唐戸や組物中備の双斗など唐様を取り入れた密教寺院の折衷様式の典型と言われている。

朝光寺の本殿

本堂内部外陣。

朝光寺の本殿

本堂内部、内陣中央。厨子の嵌板には室町初期応永年間の仏壇造営記録銘等があり、本堂の様式手法も同時代に一致するとされている。

朝光寺(兵庫県)

厨子の扉は閉まっているが、中にはこのように仏像が並んでいるみたい。

朝光寺の本殿

本堂内部、内陣左側。

朝光寺(兵庫県)

本堂内部、内陣右側。

朝光寺の建物その他

本堂から見た、境内南東側の<多宝塔>。

朝光寺(兵庫県)

本堂から見た、境内北東側の鐘楼などの建物群。

朝光寺(兵庫県)

境内東側から見た<本堂>全景。

朝光寺(兵庫県)

<多宝塔>全景。江戸時代中期の1710年再建。姫路城主・池田三左衛門輝政の再建寄進銘がある。

朝光寺の建物その他

<鐘楼>全景。室町時代後期の建造。桁行三間、梁間二間、四注造銅板葺袴腰付。国指定の重要文化財。
和様を基調とする様式手法で、屋根の優美な曲線などに鎌倉後期の建築の特徴をよく表現していると言われ、本堂よりも早い時期の建立とみられている。寄棟造で下部に袴腰がつく様式は類例が少ないとのこと。

朝光寺(兵庫県)

鐘楼の右側にある<鎮守社>(左)と<護法社>。

朝光寺の仏像

多宝塔近くの不動明王像。

朝光寺(兵庫県)

多宝塔前の石像石碑群。写真中央は「六面石幢(ろくめんせきどう)」。石塔の六面すべてに地蔵菩薩像が半肉彫りされている。

朝光寺(兵庫県)

境内西側から<本堂>全景。

朝光寺の建物その他

ボランティアガイドの方に教えてもらった、1本だけある変な柱。

朝光寺(兵庫県)

本堂上部との繋がりを見ると、1本だけ変なことがよく分かる。1本だけ不完全な形とすることで、未完の美しさを表現しているとのこと。なるほど。。。

朝光寺の本殿

最後に<本堂>向拝部分。

朝光寺(兵庫県)

仁王門近くにある鎮守社。

朝光寺(兵庫県)

仁王門近くにある仏像①。

朝光寺の仏像

仁王門近くにある仏像②。

朝光寺の建物その他

仁王門から階段を下る。

朝光寺(兵庫県)

本堂から少し離れたところにある<吉祥院>。

朝光寺(兵庫県)

本堂から少し離れた、別のところにある<総持院>。御朱印を拝受できず残念...(^_^;)

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きどっち
2021年10月05日(火)
1160投稿

高野山真言宗 鹿野山 朝光寺

本堂は国宝とされており、鐘楼は国の重要文化財、多宝塔は兵庫県指定重要有形文化財です。
なんと国宝にもかかわらず本堂の拝観は無料です。
しかもボランティアのガイドの方の説明付です。

法道仙人により白雉2年(651年)頃に開基されたと伝えられています。
もとは権現山に建立されていましたが、三草山の合戦(1184年、源義経と平資盛の戦い)によって兵火にかかり、文治5年(1189年)後鳥羽天皇の命によって現在の地に再建されました。

御本尊は木造千手観音立像ですが、西本尊と東本尊があります。
西本尊はヒノキの寄木造りで、1251年~1266年頃の制作とみられています。
京都の蓮華王院(三十三間堂)の千手観音立像と共通する部分があることから、蓮華王院から何らかの経緯でもたらされたものだろうとのことですが、詳しいことは不明なようです。
なおこちらは国の重要文化財に指定されているとのこと。
東本尊はヒノキの完全な一木造りだそうです。
平安時代後期頃の制作ではないかとのことで、西本尊が祀られる前から安置されているそうです。
こちらは県の重要有形文化財に指定されています。
御本尊は厨子の中に安置されているそうで、数十年に一度御開帳されるそうですが、いつあるか判らないとのことでした。

毎年5月5日には鬼追踊(県指定重要無形民俗文化財)があるのですが、昨年・今年とコロナの影響で見送られたとか。
踊りに使われる面は、室町から江戸時代に作られたものだそうで、大変伝統ある踊りだそうです。

ガイドの方も大変気さくな方で、こちらの時間の都合に合わせて説明してくれます。
またこちらのお寺だけではなく、兵庫県の他のお寺との関係なども併せて教えてくれるため大変参考になりました。

なお御朱印は塔頭寺院である総持院さんでいただきました。

兵庫県加東市畑609

朝光寺の建物その他

駐車場から参道を通ると階段が見えてきます

朝光寺の山門

階段を上った先には山門があります

朝光寺の像

阿形金剛力士

なんとなく常に視線が追いかけてる感じがします

朝光寺の像

吽形金剛力士

朝光寺の歴史
朝光寺の末社
朝光寺の仏像

境内には石仏がたくさんありました

朝光寺の本殿

本堂(国宝)

本堂内はひんやりとして涼しかったです。
ガイドの方の話に聞き入ってしまい、写真を撮り忘れる失態😅

朝光寺の建物その他

本堂の柱には1本だけ不完全なものが。
これはわざとまっすぐではなく、不完全な状態にしてあるそうです。

朝光寺の歴史
朝光寺の手水

手水舎
こちらは比較的新しそうですね

朝光寺の塔

多宝塔(県指定重要有形文化財)

朝光寺の建物その他

鐘楼(国指定重要文化財)

永正年間に赤松義村によって再建されたものだそうです

朝光寺の歴史
朝光寺の末社

鎮守社

朝光寺の末社

護法社

朝光寺のお墓

鎮守社と護法社の間には五輪塔

朝光寺の建物その他
朝光寺の仏像
朝光寺の像
朝光寺の庭園

つくばねの滝

大きな滝ではありませんが、とても癒やされる場所でした

朝光寺の自然

これがツクバネです。
白檀科の植物で、羽子板の羽根の形に似ているから衝羽根と名付けられたそうです。
大変珍しい植物とのことでした。

朝光寺の歴史
朝光寺の授与品その他

御朱印

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みーまゆ🐯
2021年09月19日(日)
350投稿

西国三十三所参りの道中で国宝❗️😍の看板に導かれ、寄り道して参拝に。ナビの電波状況が良くなく、なかなか山門が分かりづらくて、山道から人が出てこられたのでわかりました。

見事な本堂に寄り道正解でした。滝にも癒されました。

朝光寺の自然

道中は彼岸花だらけで、秋を感じますね😉

朝光寺の山門

山門

朝光寺の歴史
朝光寺の像
朝光寺の手水

手水社

朝光寺の本殿

国宝の本堂

朝光寺の建物その他

本堂の床下です!

朝光寺の建物その他
朝光寺の本殿
朝光寺の本殿
朝光寺の建物その他
朝光寺の塔
朝光寺の建物その他

よく見ると、蜂の巣!😱これを見て奥の方には回れなくなりました!

朝光寺の歴史
朝光寺の自然
朝光寺の自然
朝光寺の動物

何トンボでしょう?羽根を、閉じたり

朝光寺の動物

開けたり!めっちゃ羽根ある!😳

朝光寺の動物

こちらは赤トンボ!

朝光寺の歴史
朝光寺の歴史

見所満載でした。大満足!🤗

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