ばんしゅうきよみずでら|天台宗|御嶽山
播州清水寺のお参りの記録一覧(2ページ目)
天台宗 御嶽山 清水寺
西国三十三所観音霊場 第二十五番
播磨西国三十三ヶ所観音霊場 第二十一番
播磨薬師霊場 第十番
昨年12月にお参りして以来となります。
今回は播磨薬師霊場巡りとしてお参りさせていただきました。
前回は雪もうっすらと積り、とても寒い中の参拝でしたが、そのときに紅葉の頃に来たらきれいだろうなと感じていたことをふと思い出しての参拝となりました。
多少緑も残っていましたが、紅葉も見れましたし良いお参りになりました。
推古35年(627年)推古天皇勅願により根本中堂が建立され、法道仙人一刀三礼の十一面観世音菩像を御本尊として安置。
法道仙人が水神に祈願すると霊水が湧き出たとのことで、このことから「清水寺」と名付けられたそうです。
さらに神亀2年(725年)、聖武天皇の勅願で行基菩薩が大講堂を建立。
ご詠歌
あはれみや あまねきかどのしなじなに なにをかなみの ここにきよみず
仁王門
前回は参拝される方もほぼいらっしゃらなかったですが、今回は行楽シーズンということもあり、大型バスも何台か停まっていました。
紅葉が映り込んできれいでした!
放生池越しの大講堂
大講堂にお参りする前にまずは薬師堂です。
播磨薬師霊場巡りでお参りですからね。
十二神将が薬師如来様をお守りしています。
毘羯羅大将(子)と招杜羅大将(丑)
真達羅大将は招杜羅大将の右側ですが、画角的に厳しかったのでまた今度。
摩虎羅大将(卯) 波夷羅大将(辰) 因達羅大将(巳)
珊底羅大将(午) 頞儞羅大将(未) 安底羅大将(申)
迷企羅大将(酉) 伐折羅大将(戌)
宮毘羅大将も今回は撮りきれなかった。。。
大講堂
中に入ってお参りできます。
御朱印もこちらでいただきます。
ちょうど後ろから団体さんが迫ってきていたので、急いで御朱印をいただくために並びました。
大講堂からの景色
この景色を見たかったんですよね
逆に下から大講堂を見上げてみました。
ここは撮影ポイントなのか、本格的なカメラを持った方々がたくさんいらっしゃいました。
本坊玄関
本坊前のお庭
根本中堂(本堂)に向かう途中、振り返って大講堂方向
地蔵堂
鐘楼
「開運の鐘」と呼ばれていて、今回もしっかりと撞かせていただきました
鐘楼全景
稲荷社
滾浄水(おかげの井戸)
この井戸をのぞき込んで自分の顔を写すと寿命が3年延びるとのこと
ということで、のぞき込んでみました!
寿命が3年延びたかな?
根本中堂(本堂)
こちらも中に入ってお参りできます。
播州薬師霊場御朱印
特別御朱印(書き置き)
兵庫県の寺院巡りの3寺目は、兵庫県加東市に在る御嶽山 清水寺です。一般的には播州清水寺と呼ばれています。2寺目の加西市の一乗寺から東へ約40kmの所にあります。隣の市なのですが、加西市の西端から加東市の東端へ行く必要がありそこそこ時間が掛かります。西国三十三所観音霊場 第25番。
天台宗で、本尊は十一面観音(秘仏)。札所本尊は千手観音。
今から1,800年前に法道仙人が創建したと伝わります。(先の一乗寺も同じく法道仙人の創建と伝わるが450年も開きがある。)また、627年に推古天皇の勅願により根本中堂を建立、725年に聖武天皇の勅願により行基が大講堂を建立したと伝わります。1913年の火災により焼失したりして再建しているため、建物は大正、昭和時代のものが殆どです。
県道311号線から斜め左に少し入った所に料金所があり、そこで入山料(500円)を支払い、舗装された山合の道を上がって行くと開けた所に無料駐車場です。目の前には朱色の仁王門。仁王門をくぐって、石垣に沿って左へ進みます。(石垣の道と呼ぶ)少し行くとフジバカマの花に多くのアサギマダラが止まって蜜を吸っていました。アサギマダラは秋に本土から南西諸島・台湾への渡りをする蝶として知られ、1,500 km以上移動した個体も見付かっています。体に栄養を蓄えて飛び立って行くのでしょうか?
石垣沿いにもう少し行くとお堂が見えてきます。薬師堂です。昭和時代の再建で堂内の壁に掛けられている十二神将は、奈良のキャラクターである「せんとくん」をデザインした薮内佐斗司さんの作です。その前には大講堂、こちらは大正時代の再建。西国三十三所観音霊場の札所になります。堂内は先の一乗寺と同様に外陣と内陣が格子で仕切られていて(天台宗では多い造り)、内陣には入れませんので外陣で手を合わせました。札所本尊は大正時代作の千手観音坐像で、外陣からでも観る事ができます。外陣左側の納経所で御朱印を頂きました。
大講堂を出て右側の石段を上がります。直ぐ右側に地蔵堂、少し上がって左側奥に鐘楼です。石段を上りきると正面に根本中堂があります。こちらも大正時代に再建したもので、本尊の十一面観音立像、毘沙門天立像、吉祥天立像(3躯とも市指定文化財)は、30年に1度開帳の秘仏との事で厨子の中で観れません。外陣から手を合わせました。根本中堂の左側少し下に稲荷社があり、荼枳尼天尊が祀られています。
駐車場に戻ってきたら16時少し前。予定ではこの次に最終目的地の兵庫県三田市(みつだしではなく、さんだしと読む)に在る番外札所の花山院菩提寺へ行く積りでしたが、このまま行っても入山時刻に間に合わないため(入山は16時30分まで)、残念ながら今回はここで最後となりました。兵庫県までは結構遠いので次に訪れるのはいつになるやら。
御朱印(軸装納経帳)
仁王門
手水
薬師堂
壁に掛けられている十二神将は奈良のキャラクターである「せんとくん」をデザインした薮内佐斗司さんの作
大講堂
大講堂 外陣
地蔵堂
根本中堂
鐘楼
稲荷社(祭神 荼枳尼天尊)
アサギマダラ
西国三十三観音(25番)にて参拝。
すでに4時を過ぎていて、閉門まであまり時間がありません。駐車場から急いで大講堂に向かいます。
大講堂でお参りを済ませ御朱印を頂き、何とか薬師堂、地蔵堂、根本中堂にお参りできました。
もっと奥まで行きたかったのですが、今回は断念。見どころが沢山あるお寺なので、時間に余裕を持って訪れるべきでした。
境内には、いろんな植物が植えられているので楽しみも多いです。紅葉はまだまだ先のようです。途中、今年初めてのアサギマダラを見ることができました。(参拝は10月4日です)
大講堂
薬師堂
地蔵堂
地蔵堂の10月桜🌸少しですが咲いていました。
鐘楼
根本中堂
アメリカフヨウ
ザクロ
フジバカマにアサギマダラが集まっていました
駐車場に義経伝説の看板
開山法道仙人が水神に祈って涌水した霊泉[滾浄水]が今も涌いている、おかげの井戸があり清水寺といわれる由緒。
推古天皇、聖武天皇の勅願所。
薬師堂には[せんとくん]の生みの親で知られる藪内左斗司大学院教授作のユニークな十二神将が奉られている。
仁王門
大講堂
聖武天皇の勅願所
本坊
根本中堂
推古天皇の勅願所
おかげの井戸
鐘楼
引退ポスト
薬師堂
薬師如来像と十二神将
赤松氏範の切腹石
月見亭
石垣の道
播州清水寺 参拝日 令和4年8月13日
播磨西国三十三所観音霊場第二十一番と播州薬師霊場第十番の御朱印を頂きました
播磨西国宝印帳のページ
播磨西国三十三所観音霊場第二十一番の御朱印
播州薬師霊場納経帳のページ
播州薬師霊場第十番の御朱印
山の中にあり標高500メートルなので花がほとんど咲いていませんでした
日曜日のため参拝される方が多くいらっしゃいました
仁王門
奈良せんとくんの作者さんの作品です
【おかげの井戸】
『井戸の水面に顔を映すと寿命が3年延びる』と云い伝えられる人気のパワースポットです。
推古天皇勅願所。推古35年(627年)に創建されました。
本尊 十一面観音は開山法道仙人一刀三礼の秘仏となっています。
大講堂 前からうまく撮れなかったので横の写真です
日本遺産、西国二十五番の札堂で、聖武天皇の勅願所でもあります。
神亀2年(725年)創建。大正2年焼失、同6年7月に再建されました。
綺麗な灯篭でした
本坊 客殿 庭園
多宝塔跡
かろうじてこの梅だけ咲いていました
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