毎月28日は眞久寺のご本尊である不動明王の護摩供法要を行っていますが、6月28日(月)は年に一度の不動尊明王例大祭の日です。例大祭では、大護摩供法要の中で『大般若経』を転読する「大般若転読会(だいはんにゃてんどくえ)」を行います。
大般若転読会とは、僧侶が『大般若経』をパラパラとめくりながらお経をお唱えする法要です。『大般若経』は全600巻もあり、すべてをお唱えするには途方ない時間がかかるため、伝統的にこのような方法でお参り致します。
僧侶が蛇腹の経典を空中でザーッと広げて読経する姿、どこかで見たことがありませんか?
どなた様でも無料でご参拝いただけますので、是非ご参拝ください。
【ご参列の際は、マスク着用・手指の消毒・ソーシャルディスタンスの維持にご協力をお願い致します。】
また、本法要はインスタライブにて法要の生中継を行います。ご興味のある方は、以下のURLからアクセスください!
https://www.instagram.com/naritasan_shinkyu_ji/
※6月28日(日)13:00より配信予定
『大般若経』全600巻のうちの50巻分です。この箱が全部で12箱あります。
中はこのようになっています。
10巻分を取り出すとこのようになります。
経本の中は、このようになっています。全部読むと途方も無い時間がかかるので、法要の中で転読(てんどく=パラパラとめくって読んだことにする)します。
僧侶が大般若経を転読する様子です。転読する時に発生する風(般若の梵風)には、無病息災の功徳があると言われています。