ご神体である国指定の天然記念物、ペグマタイト岩脈について
この岩石は花崗岩の一種で、巨晶花崗岩ともいわれます。
古来日本人は、このような巨岩には、神様が宿っておられる、と感じて崇めていました。
昭和41年には国指定の天然記念物となり、現在に至るまで、この地の守り神として、どっしりと鎮座しています。
この岩脈は宮城県伊具郡から福島県伊達郡霊山町、川俣町、東和町を経て、ここ郡山市西田町、田村町高瀬を過ぎ、更に南下して石川町を通って茨城県に達しており、その全長は140㎞といわれています。
この岩石が生まれてから、約一億年の時が過ぎ、その間の地殻の変動、風化、浸蝕によって、今このような姿を現しています。その間の歴史が刻み込まれた岩肌をぜひご覧ください。
二の鳥居をくぐると杉の参道です。樹齢は400年。両側に夫婦杉がそびえ立っています。
ごつごつした幹に手を当てて、高い梢の方をずうっと見上げると、気持ちがしんとしてきます。
さらに参道を進んで石段を上がっていくと、一歩ごとに空気が澄みわたってきます。知らず知らずのうちに、両手を広げたくなってくることも。
境内は、正面に御社殿があって、その左側にご神体でもあるペグマタイト岩脈が鎮座しています。
神楽殿の脇を通って、さらに鎮守の森を進むと、ペグマタイトの間に境内社や地域の人たちが信仰する小さな祠がたくさん鎮座しています。季節の好いときにはぜひ散策してください。
参拝:2020年11月吉日
11
参拝:2020年10月吉日
8
参拝:2020年11月吉日
13
参拝:2021年02月吉日
12
参拝:2021年01月吉日
15
名称 | 鹿島大神宮 |
---|---|
読み方 | かしまだいじんぐう |
参拝時間 | 参拝可能時間
御朱印受付時間
社務所に神職がいる時には御朱印帳にお書きすることができます。 |
参拝にかかる時間 | 約15分 |
参拝料 | なし |
トイレ | 向かいの駐車場に公衆トイレがあります。 |
御朱印 | あり |
御朱印帳 | なし |
御朱印について | 【鹿嶋大神宮の御朱印】
【境内社の御朱印】
【近隣の神社の御朱印】
|
電話番号 | 024-971-3276 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
FAX | 024-971-3387 |
ホームページ | https://kashimadaijingu.jp/ |
SNS |
ご祭神 | 健御雷之男命 |
---|---|
ご神体 | ペグマタイト岩脈 |
創建時代 | 天応元年(西暦781年) |
文化財 | ペグマタイト岩脈 国指定天然記念物 神馬図(曳馬図) 郡山市指定文化財 |
ご由緒 | 鹿嶋大神宮の鎮座する山は、古くは白石山と呼ばれており、神社が作られる前から、この辺りの人たちに崇められ、守られてきた場所です。 神社が作られたのは、奈良時代の天応元年、9月15日のこと。 茨城県にある鹿島神宮からたけみかづちの大神の御分霊をお迎えして、この地に祀りました。 戦国時代には、三春城主、田村氏の重臣、田村頼顕(よりあき)の三男、顕成(あきしげ)が新田館(にいたやかた)を築き、この神社を崇敬しました。 伊達政宗がこの丹伊田館に滞在して鹿島大神宮を参拝したという話も伝えられています。 時代は下って徳川家光の時代、正保2年には、時の三春城主、秋田俊季(としすえ)公が、鹿嶋大神宮で大祭を執り行いました。
地域の氏子さんたちは、春には今年の豊作を願い、秋には豊かな恵みへの感謝の心で、毎年大祭を行っています。 神楽殿では、昔から受け継がれてきた伝統芸能である、鹿島大神宮太々神楽が奉納され、また、地元西田学園の子どもたちによって浦安の舞も奉納されています。 |
ご利益 | |
体験 |
対策内容 | 鹿嶋大神宮の手水は、向かいの山から流れる清らかな清水です。
|
---|
住所 | 郡山市西田町丹伊田字宮作239 Googleマップで地図を開く |
---|---|
エリア | 三春駅 |
行き方 | 郡山駅より磐越東線で三春駅下車 タクシーで5分 郡山駅東口より西田地区乗合タクシーで30分(前日までに予約・日曜休) |
駐車場 | 県道をはさんだ向かいに広い駐車場があります。 社務所前にも5台停められます。(出入要注意) |