さかもとはちまんぐう
坂本八幡宮
福岡県 都府楼前駅
御朱印
坂本八幡宮の御朱印
真ん中に坂本八幡宮と書かれ、右上に坂本八幡宮の印、左上に梅がデザインされた印、真ん中に「初春令月 気淑風和 梅花之宴 催大宰師」の印が押されています。
坂本八幡宮は、大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅があったとされ、令和の由来となった「梅花の宴」が開催された場所として言い伝わっています。
「初春令月 気淑風和」は、日本最古の歌集である万葉集に収められている梅花の歌三十二首序文にある最初の文言です。
「梅花之宴」は梅花の歌三十二首序文が歌われた宴会の事で、「催大宰師」は「梅花之宴」を開催したのが大宰師の大伴旅人である事を示しています。
御朱印帳
坂本八幡宮の御朱印帳にはオリジナルはありませんが、太宰府オリジナルグッズの御朱印帳「DAZAIFU NOTE」があります。
DAZAIFU NOTE
表面には、万葉集序文の一節「初春令月 気淑風和」と梅花を金や白など6色の糸で織りこまれており、裏面には大宰府政庁跡や四王寺山、梅花を緑の糸などで織りこまれています。
新元号「令和」ゆかりの太宰府市で記念グッズとして発売された御朱印帳です。
授与場所・時間
御朱印・御朱印帳ともに、社殿に向かって左側にある社務所でお受けできます。
御朱印の受付時間は9時~16時。
休務日は月曜日・木曜日。
ただし、月曜が祝日の場合は翌日休み。
御朱印 | 令和の元号の典拠となった和歌「初春令月 気淑風和 梅花之宴 催大宰師」の朱印が「坂本八幡宮」の文字に重ねられています。 | ||
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限定 | - | ||
御朱印帳 | |||
駐車場 | - |
元号「令和」ゆかりの地
元号「令和」の出典は、歌集である『万葉集』の『梅花の歌』の序文にちなんで決められました。この『梅花の歌』は、太宰府の長官であった大伴家持(おおとものやかもち)が開いた『梅花の宴』で詠まれたものです。大伴家持の邸宅は坂本八幡宮の近くであったと考えられており、そのことにちなんで坂本八幡宮は「令和」のゆかりの地として知られるようになりました。
ご由緒
坂本八幡宮の鎮座する地域を太宰府といい、古来から九州の政治・軍事の中心地でした。9世紀ごろには、この地に天台宗の寺院がありました。九州では天台宗の寺院に中に八幡宮をおまつりすることが多く、この寺院でも八幡宮がまつられていました。その後に戦国時代になると、この寺院が廃れてしまった一方で、まつられていた八幡宮が一帯の鎮守として再興されていきました。この八幡宮が坂本八幡宮として今にも残っていると伝えられています。
立て札
坂本八幡宮縁起
この坂本八幡宮は土地神・産土神として崇拝されている神社で応神天皇を御祭神としています。
「圓満山四王寺縁起」に寄れば「嵯峨天皇弘仁二年(八一一)辛卯二月勅宣にて四王院に釈迦仁の像を造立し有智山寺の沙門鳳詮法師及行願具足の僧十一輩を写し開眼供養を遂げられ水田五十町を寄付し給ふ。鳳詮法師は坂本に住して全正寺と号す。又坂本坊と呼り。」とされ、平安時代にはこの坂本の地に四王寺の座主坊としての善正寺が成立していたとされています。
坂本にあったこの寺は中世は天台宗の寺院で、本山の比叡山に習い九州の天台系寺院には境内に八幡宮を祭る形が多く見られます。
当社の勧請時期は「福岡県神社誌」(一九四四刊)の記述によれば「天文・弘治の頃」(一五三二〜一五五七)の戦国時代とされていますが、おそらくこの頃に寺院が廃れ土地を経営する現在の坂本区の原型となる村落ができ、その村の鎮守として寺の境内にあった社が再興されたものと考えられます。
境内入り口南側にある「がらんさま」と呼ばれる立石は天台寺院の故地によく見かけられ、寺の中心地や結果となる境に置かれる事があるようです。
この場所が大字の境で「辻」という小字であることも、当社の鎮守としての性格を現しています。
古代には太宰府や九州を守護する寺であった四王寺が形を変えながら、現在では坂本区のの鎮守として生き続けています。坂本八幡宮の立て札より
名称 | 坂本八幡宮 |
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読み方 | さかもとはちまんぐう |
通称 | 坂本八幡宮(大伴旅人邸跡) |
御朱印 | あり 令和の元号の典拠となった和歌「初春令月 気淑風和 梅花之宴 催大宰師」の朱印が「坂本八幡宮」の文字に重ねられています。 |
限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | あり |
お守り | あり |
ご祭神 | 品陀和気命(応神天皇) |
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ご由緒 | 9世紀ごろには、この地に天台宗の寺院がありました。九州では天台宗の寺院に中に八幡宮をおまつりすることが多く、この寺院でも八幡宮がまつられていました。その後に戦国時代になると、この寺院が廃れてしまった一方で、まつられていた八幡宮が一帯の鎮守として再興されていきました。この八幡宮が坂本八幡宮として今にも残っていると伝えられています。 |
体験 | 御朱印 |
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