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みついつくしまじんじゃ

三津厳島神社からのお知らせ一覧(3ページ目)
公式愛媛県 三津駅

【10月1日の言葉】明日から変われる言葉

ある男性が中学時代を振り返りながら、このように話しました。

僕は中学の頃、やんちゃで万引きやけんかを何度もしていました。
ある日、僕が事件を起こして、僕と母さんが学校に呼ばれました。
僕の家は母子家庭で、母さんは毎日寝る間もなく働いていました。
だから母さんが学校に来るのはその日が初めてでした。

部屋に入ると先生が母さんに
「お子さんが悪いのはあなたのしつけが原因でしょう?」
と言いました。
そしたら母さんが何て言ったと思います?
怖い顔で先生を見ながら
「この子は悪い子ではありません。やったことは間違っていますが本当はとってもいい子なんです。」
と言ったんです。

僕はそれを聞いて驚きました。
母さんがそんな風に考えているなんて、今まで全く知らなくて。
母さんに申し訳ない気持ちで涙が止まらなくなりました。

次の日から万引きもけんかもすべてやめました。
これからは僕を信じてくれる母さんが喜ぶ生き方をしようと決めたんです。

今月は「明日から変われる言葉」として、ある実話を紹介しました。
言葉は人を変える力があります。人を救う事もあれば、凶器にもなりえます。
私たちは人の言葉から影響や刺激を受け、同時に自分が何気なく話した言葉が、相手を傷つけたり、ずっと心に残る影響を与えてたりしているのかもしれません。

皆さんは周りの人からどのような言葉をもらっていますか?
皆さんは大事な人にどのような言葉を伝えていますか?

今日も良い一日を!

三津厳島神社(愛媛県)

【9月15日の言葉】「暁(あかつき)の宮出し」と「けんか神輿(みこし)」

今年も秋祭りが近づいて参りました。
「新型コロナウイルス」も5類指定になりましたので、今年は通常通りの賑々しいお祭りになりそうです。

神社では、春、神様に「五穀豊穣や地域の発展、住民の幸せ」などをお祈りします。
すなわち「神様にお願いする」のが「春祭り」です。

それに対して「おかげさまで五穀豊穣、地域も順調に発展し、住民も幸せに暮らしております」と
「神様に感謝申し上げる」のが「秋祭り」です。

まず「祭典(さいてん)」(10月6日 午前10時)で神様に感謝の祈りを捧げ、
その後「神輿」(みこし)に乗り、町内をお回り戴き、
より一層のご加護をお願いします。

神様が神社を出られるのが宮出し(7日午前1時)です。
宮出し前には初代松山城主の加藤嘉明の朝鮮での虎退治にちなんだ「虎舞」が奉納され、
祭りムードが一気に高まります。

宮出しは夜明け前に行なわれることから「暁(あかつき)の宮出し」と呼ばれます。
薄暗い中、提灯の明かりと共にかき手が一斉に社殿に走りこんでいく様子は、当社独特の勇壮で幻想的な雰囲気があります。

そして宮出しの際に行なわれるのが「けんか神輿」(はち合わせ)です。
これは私たちも飛んだり跳ねたりすると体が熱くなってくるように
「神様も豪快に練ったり、激しくぶつけ合うことで、神様の力がより大きくなり、ご利益を戴ける」との信仰から行なわれる神事です。

「けんか神輿」で、何度も神輿をぶつけることによって、ご神威をよりパワーアップして町内を回って頂き、ご利益を戴くために行なうわけです。

そして各地区をお回りになった神様が、神社にお帰りになるのが宮入り(7日午後9時頃)です。
宮入りでも再び豪快な鉢合わせを行い、再びご神威を高めて本殿にお戻り頂きます。
今年も秋祭りに是非お参りいただき、よりパワーアップした神様のご利益をお受け下さい!

多数のご参拝をお待ちしております!

三津厳島神社(愛媛県)

【9月1日の言葉】自分が変わる小さなきっかけ

早いもので今年も一年の三分の二が終わりました。

古くから正月、五月、九月は「正、五、九月」と言って大事な月とされてきました。
農業社会においては、年の初めの正月、田植えの時期の五月、収穫の時期の九月が節目とされていましたが、今でも一年の三分の一ずつの節目の月という事で、大切にされています。

こういう節目、節目にまた新たな気持ちを奮い起こして、明日からの生活をより良くしていこうというのが、昔ながらの日本人の生活の知恵でもあります。
今年も残り3カ月、九月朔日(ついたち)の言葉は明日からの生活を高めて行くために「自分が変わる小さなきっかけ」を挙げてみました。

1 「健康」は「早起き」から 
朝起きてすぐ太陽の光を浴びると、幸せホルモン「セロトニン」が分泌され、精神を安定させて、安らぎを与えてくれます。また、「セロトニン」は14時間後には「メラトニン」という「睡眠ホルモン」に変化して、夜ぐっすり眠れるそうです。

1 「食事」は「野菜」から 
最初に食物繊維を取れば、血糖値の上昇を抑えてくれます。糖質をコントロールしたい人、体重が気になる人は是非、お試し下さい。

1 「挨拶」は「自分」から
  朝一番に笑顔で「おはようございます」と挨拶出来る人はとても素敵です。
一瞬で、好印象と安心感を相手に与えます。

1 「人生の豊かさ」は「学び」から
  いくつになっても、学ぶことは大切です。本で学び、人に学び、旅で学ぶ。学ぶ事で視野が広がり、色んな経験をしたくなります。そして多くの経験が、人生を豊かにしてくれます。

1 「幸福」は「感謝」から
  常に周りに感謝できる謙虚な気持ちが幸福をもたらします。
感謝の心が自分を磨き、感謝の心が自分の運命を開いてくれます。

自分が変わるきっかけは、日常の中にあります。
出来る事から少しずつ実行していきましょう。
今日も良い一日を!

三津厳島神社(愛媛県)

【8月15日の言葉】人は生きてきたように死んでいく

お盆も終わりました。

大勢の方が先祖供養やお墓参りをされたことでしょう。
「先祖あっての自分」とよく言われますが、自分の命は自分だけのものではなく、
身体の中にご先祖の尊い命、魂(たましい)が息づいています。
それを思えばいつも感謝の心で、悔いのない人生を送ることが、
ご先祖への恩返しにつながることでしょう。
今月15日の言葉は、金城大学元学長の柏木哲夫氏の言葉を取り上げました。
以下原文を引用します。

「昭和59年、45歳の時にホスピス病棟を立ち上げました。
そこで20年以上かけて、二千五百人の方を看取ってきました。
そうして実感しているのは『人は生きてきたように死んでいく』という事です。

ですから、しっかり生きてきた人はしっかり亡くなっていかれますし、
周りに感謝をして行きてこられた人は、我々にも感謝して亡くなられるし、
不平ばかり言ってきた人は不平ばかり言って亡くなっていくんですね。
このことは『良き死を迎えるためには、良き生を生きなければいけない』と言うことを教えてくれていると思うんです。

では、良き生というのはいったい何か。
人によって皆違う。ただ、二千五百名の看取りの中で私が感じることは、やはり前向きな人生と言うこと、それから周りに感謝できるということ。
この二つに集約されるような気がして仕方がないんです。

物事には必ずプラスとマイナスがありますが、ものごとのプラス面をしっかり見た生き方をしてこられた方。そういう方々の生は、やっぱり前向きで良き生なんだろうなと思うんです。
それから、感謝というのはとても重要なキーワードだと思うんです。

家族に対して、周りの人に対して、最後に『ありがとう』と言いながら、そして自分も相手からありがとうと言ってもらいながら生をまっとうできるのも、良き生だと思うんです。」

「人は生きてきたように死んでいく」 深い言葉ですね!

感謝の心が運命を開きます。  
今日も良い一日を!

三津厳島神社(愛媛県)

【8月1日の言葉】いずれ訪れること

今年もお盆が近づいてきました。人はいずれ年を取り、お迎えが来ます。

普段はなかなかそういう事は思わないし、考えようともしませんが、いずれそういう時期が訪れます。

8月朔日(ついたち)の言葉はお盆に当たり、今は亡き、ご先祖や家族、親戚の事を思い出しながら、
「いずれ訪れること」を取り上げてみました。

今は自由に好きな所に行けるけれど、いつか近所のコンビニにすら行くのすら、つらい日がやってくる。

今はおいしいものを好きなだけ食べられるけど、噛むことすらもつらくなって、食欲がなくなっていく。

今は当たり前に一緒にいる人も、いつか必ず別れる時が来る。

今は美しく見える景色も、だんだん曇って、ぼやけて、見えなくなっていく。

今は鮮明に覚えている色んな思い出も、だんだん記憶から消えてしまう。

なんとなく、気が滅入りますが、これが「いつか訪れる事」の現実です。
いずれ皆、そういう日がやってきます。

今、当たり前だと思っていることは、実は当たり前ではありません。
それを自覚した上で、出来なくなる日が来る前に、出来ることを積み重ねて、いい思い出を作って行きましょう! 

昨日できたことが、今日もできるように、体力づくりや運動も忘れずに、努力を積み重ねて行きましょう!

一日一日を大切に生きていきましょう!

三津厳島神社(愛媛県)

【7月15日の言葉】疫病と夏祭り

「新型コロナウイルス感染症」も第一類から第五類に移行され、
各神社の夏祭りも通常通り盛大に行われる所が多いようです。

全国各地で行われる夏祭りですが、実は疫病(伝染病)と大いに関係があります。

古くから日本人は、いろいろな疫病に苦しめられてきました。
今のように医学が発達していない時代、身内の誰かが疫病(伝染病)にかかれば、家族や一族すべての生死に関わる重大な事態でした。
ですからそのたびに、疫病を鎮めるために疫病退散の神様「スサノオノミコト」をお祀りしてきたのです。

祇園神社や素鵞神社、八坂神社など「スサノオノミコト」をお祀りする神社は当時流行していた疫病を鎮めるために建立されました。

夏祭りの由来も疫病と大いに関係があります。
京都では今から約1100年前の平安時代に疫病が流行して大勢の方々が亡くなりました。
祇園祭は祇園社(八坂神社)に66本の鉾を作って疫病退散を祈願したのが始まりです。
博多の祇園(ぎおん)山笠(やまがさ)も770年前の江戸時代に当時流行(はや)っていた疫病を鎮めるため、
臨済宗の僧侶、聖一国師(しょういちこくし)が施餓鬼棚(せがきだな)の上から祈祷水をまいたのが始まりと言われています。

いつの時代も私達日本人は、自分では防ぎようもない疫病や災害に出会う度に、神様をお祀りして祈りを捧げてきた訳です。
今回のコロナ騒ぎで自粛生活がいかに大変か、私たちも身にしみましたが、
当時の人々は想像以上に大変な生活を余儀なくされてきたことでしょう。

当社の夏祭り十七夜祭は広島の安芸の宮島の「管弦(かんげん)祭(さい)(6月17日)(船の上で雅楽を奉納して神様の御心を慰め奉るお祭り)」にちなんで月遅れの7月17日に行っておりますが、疫病退散の願いとともに、地域の皆様がこの夏を元気で過ごせますように神様のご加護をお祈りするお祭りです。
ともに祈りを捧げて、暑い夏を乗り切りましょう!

また、8月31日まで夏詣を行っております。
残る半年の平安を願いながら、また新たな気持ちで生活していきましょう!

物は積み重ねるほど、増えていく。
経験は積み重ねるほど、人生が深くなる。

今日も良い一日を!

三津厳島神社(愛媛県)

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