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普門寺(切り絵御朱印発祥の寺)の日常(669回目)愛知県二川駅

大黒天 出開帳 ~遠江と三河でつながる祈りの心~

投稿日:2022年10月06日(木)
500年前に造られた 普門寺 大黒天像を住職が抱きかかえ、天竜浜名湖鉄道様に乗車して移動後、遠江國一宮 小國神社様にて仏像ご開帳を執り行います。

▷令和4年10月30日(日)31日(月) 両日とも午前10時~午後3時・遠江國一宮 小國神社様 境内にて

▷つながり:遠州と三河は、山の峰々(霊峰)を繋ぐ祈りの道により人・物・文化の交流が盛んに行われてきた歴史があり、古来より深い縁によって結ばれてきた地域です。現代の宗教観からすると神社とお寺が協働することが新鮮に感じるかも しれませんが、仏教伝来後の日本に於いては、渡来してきた仏様を排除せず「まれびと(稀に訪れてくれる聖なる者)」「まろうと(客人の意)」として包摂し、神仏を融合調和させ、分け隔てなく大切にする祈りのこころが培われてきました。

小國神社 御祭神「大己貴命(おおなむちのみこと)」別名「大国主命(おおくにぬしのみこと)」「大国様(だいこくさま)」は、大黒天とも深い 繋がりがあります。大黒天は、元々インドの神として信仰されてきた歴史があり、サンスクリット語で「マハーカーラー」と呼ばれていました。マハーは偉大な、カーラーは黒色の意があり、身体の色が黒色の偉大な財福の神としてインド寺院の台所でお祀りされていました。インドから中国に仏教が伝来した後も財福の神として寺院に祀られ、中国から日本へ仏教が伝来した際には、大国主命と発音の類似から同一致視されて、私達がイメージする袋を背負う姿の  大黒天が誕生しました。左手に袋を持って背負い、右手に打出の小槌(財宝を出す小槌)を持ち、二俵の米俵を並べた上に立つ姿は、日本的色彩の濃い姿とされています。

▷ 普門寺 大黒天像は、室町時代 天文11年(1542)当寺26世 信盛が願主となり造像され招福、五穀豊穣、商売繁盛、財福授与、子孫繁栄の御利益があります。出開帳を通じて日本古来の 多様性を認め、神仏を分け隔てなく敬う祈りのこころ、遠州と三河地域で培われてきた深い繋がりを改めて感じて頂けると幸いです。
普門寺(切り絵御朱印発祥の寺)(愛知県)

すてき

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