【2月15日・お釈迦様が入滅された日】お釈迦さまの入滅を偲ぶ法要に関わる 普門寺の寺宝紹介‼️

「四座講式」室町時代 永禄2年（1559）に書写

「常楽会法則」江戸時代に刊行

▷高野山 金剛峰寺の大広間で行われる「涅槃会（ねはんえ）」は「常楽会（じょうらくえ）」と呼ばれ、正面にお釈迦さまが入滅された場面を描いた涅槃図を掲げて、全山を挙げてお釈迦様の入滅を偲ぶ法会が厳修されます。

この法要は以下4つの物語に節をつけた四座講式（こうしき）と呼ばれる声明を中心に厳修されます。

①お釈迦さまを慕い、涅槃を哀しむ心を語る「涅槃講」

②羅漢（修行を完成された人達）によりお釈迦さまが残された尊い教えを伝える恩徳を語る「羅漢講」

③お釈迦様にまつわる聖地をはるかに慕う思いを語る「遺跡講」

④仏舎利尊崇の心を語りかける「舎利講」

▷金剛峯寺 常楽会
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、明日午前9時より舎利講のみ厳修されるようです。