【普門寺・仏事のあれこれ‼️】お葬式とは？

お葬式は、葬儀・告別式（故人と最期のお別れをするための式典）を含めた場合が多いです。

▷お葬式の中で「葬儀」こそ弔いの中心
故人の霊魂が、御仏の世界へ旅立つ（還る）ための旅支度を整える大切な儀式です。

▷真言宗における葬儀の内容とは？
導師（儀式の中心となる僧侶）が以下の作法を執り行います。
①故人を仏様の弟子とするため剃髪を行う出家の作法
②故人が仏弟子として歩むための戒めを授ける
③故人が戒めを授かった証として、戒名（仏様の世界での名前）を授ける
④故人が仏様との絆を深めるために、手に結ぶ秘密の印・真言（仏様の言葉）を授ける
⑤諷誦文（ふじゅもん）を奉読する。故人の供養のために葬儀を執り行っている旨を神仏に申し述べる供養の御文

▷3つの力により故人は仏様の世界へ旅立ちます。
①仏様が故人を仏の世界へ誘ってくれる力
②僧侶が供養の作法・読経する力
③残された人々が故人のことを想い偲び供養する力

【次回予告】葬儀の前に執り行なう「枕経・お通夜」とは？

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