かみくらじんじゃ
神倉神社(熊野速玉大社摂社)のお参りの記録一覧(4ページ目)
熊野三所大神が一番最初に降臨された聖地で、熊野根本神蔵権現、熊野速玉大社奥院と称される。
源頼朝が寄進したと伝わる急勾配の鎌倉積み石段538段は、登り始めは非常に急ですが、中腹まで進めば少し緩やかとなります。
ただ足場が悪いので、しっかりした靴で登ることをお勧めします。
※ご朱印は熊野速玉神社で授与されます。
社務所
猿田彦神社・神倉三宝荒神社
本殿
※あまりの急こう配にカメラを持って登れず、写真は「写真AC」さんのフリー素材を添付します。
過去(2016年<平成28年>)参拝時のものです。
熊野速玉大社参拝後に15分程度歩いて、境外摂社である神倉神社へ着きました。
天気も良く、非常に暑い日でしたので、ここから538段の階段を上るのには体力を消耗します。
そばに杖が置いてありましたので、借りて上ることにしました。
以前に東霧島神社で過激な石段を上ったことがあるので、それに比べると段数は多いものの遥かにこちらのほうが楽でした。
汗をかきながらひたすら上って行きましたが、クリアすると新宮市内を一望できる絶景が広がり、清々しい気持ちが広がります。
ここまで来た甲斐があったと改めて感じます。
神社が鎮座するこの場所は、熊野の神々が最初に舞い降りたと言われる場所でもあり、ご神体とされるゴトビキ岩があります。
ゴトビキというのはヒキガエルのことで、この地方の呼び方です。
岩の雰囲気は確かにヒキガエルに似ています。
石段を最後の最後まで上り詰めたところに無人のお社がありますが、そこから眺める新宮市街の景色は最高です。
石段を下りるのは楽でした。当然上る時より少ない時間で鳥居のところまで下りることができました。
ちなみに、熊野の火祭りの時に行者が走りながら上から下ってくる時間は約1分半とのことです。
御朱印は熊野速玉大社で頂きました。
この場所は大変楽しめました。また行きたいと思います。
神社名標
猿田彦神社
神倉神社の敷地内にあり、鳥居より手前に鎮座していた神社です。
神倉神社の由緒書き
御祭神は高倉下命(たかくらじのみこと)と天照大神(あまてらすおおみかみ)です
手水舎
神倉神社の鳥居です
ここから538段という過酷な石段の歩行を強いられます
杖が置いてありますので借りることもできます
石段は木々に囲まれていて風情があります
鳥居のあるほうへ向かうとゴトビキ岩が現れます
右側の石段を上ると稲荷神社があります
行き止まりなのであとで分かれ道のところへ戻ることになります
ご神体の「ゴトビキ岩」と朱色が綺麗な社殿
岩をよく見ると確かにカエルに似ています
横へ回るとこんな感じです
ここから見ると社殿が岩を守っているように見えます
ゴトビキ岩の右手に岩の割れ目がありました
東霧島神社の岩もそうでしたが、とても人間が割ったものとは到底思えないものです。
新宮市内が見渡せる絶景
遠くに海も見えます
木陰から覗き見るような社殿とゴトビキ岩の雰囲気もまた良いものがあります
神倉神社の御朱印
熊野速玉大社で頂くことができます
熊野速玉大社で元宮の神倉神社まで徒歩でもいくことはできると聞き参拝。
上に上がるにつれて石段の段差は小さく歩きやすくなっていくが、最初のうちはちょっとした石垣を登っているのかというような場所もあるので歩きにくい履物ではおすすめしない。(この参道で火祭りをするというのはすごいことだと思う)
ただ、難易度が高いというほどでもないが参拝にはそれなりの気合が必要なためか神域としての空気が保持されているように思った。
下から見るとさして高いところにあるように見えないのだが、上から街を一望すると熊野権現が降臨した地というのもなるほど、と思わせられる。
息を上げて登ってきた参道途中でふわっと優しい受け入れのような空気を感じたときはとても嬉しかったし、個人的にも好みな空気だったので好きな神社の一つになった。
街を見下ろすご神体と拝殿
ある程度登るまで石段の段差が大きく傾斜がわりときつい
へばりつくように登った石段を振り返ってみおろしても傾斜がきつくて逆によくわからない
数はさほどでないはずなのに登っても登っても石段、と思ってしまう。脚が動くうちに来ておきたい神社だと思う。
お社までもう少し。ここまでくると空気が変わる気がする。
見えてきた
ご神体、ゴトビキ岩と拝殿
下から見るとこんな感じ
急な石段は急げないおかげで苔とか植物をじっくり見られました。
石段ですれ違うと「頑張って、あと少しよ!」と声をかけ合ったり、地元の方に植物の名前を教えてもらったりしました。
近くのお店で売ってる「鈴焼」が大好き!
急で不揃いな石の階段
拝殿とご神体のゴトビキ岩
あんな上の方に!
大好きな鈴焼!
熊野参詣で参拝させて頂いております。
熊野の神様が最初に降り立ったのが、ゴトビキ岩をご神体とするこの地とのことです。
海岸沿いの神社は高台に建っていることが多いですが、ここであれば万が一津波がおこっても守ってもらえると思います。仙台の塩竈神社さんの参道の階段なんてまさに津波に耐えるためにお避難地としか思えない高さです。
参道を駆け降りる古くからの火祭り神事が伝わっていますが、石段の幅が狭く登るのも大変です!「こんなところ走って降りるんか!?」と思っていたところ、地元の子供たちはスイスイ登っていきます。こうやって地元の伝統は受け継がれていくのでしょう。
余所者がいきなり来て、夜に松明をもってみんなで走って降りたら怪我をするだけだと思います。伝統を普段からそれに慣れ親しんだ次世代がいてこそ守られるのだと思います。
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