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ほりかねじんじゃ

堀兼神社(浅間宮)
埼玉県 新狭山駅

御朱印について
御朱印
あり
限定
-
御朱印帳
-
ありません
パーキング
駐車場
あり

あり

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タケ
タケ
2021年10月14日(木)
491投稿

鎌倉街道散策(堀兼道)1
『堀兼道』
 鎌倉街道上道は現西武新宿線新所沢駅南で入間川道(上道本道)とその支道の堀兼道とに分岐する。堀兼道は狭山市堀兼を経由して狭山市柏原の城山砦方面と川越市上戸の河越氏館へと繋がっていく。

【散策ルート】
 入曽駅〜①堀兼神社〜堀兼の井〜②権現橋〜③羽黒神社〜④三ツ木原古戦場〜新狭山駅

 入曽駅を降りて、川越方面(東へ)へ行くと堀兼神社の交差点。地名になる程の神社。鎌倉幕府倒幕時には何度か登場する地名。
 新所沢の分岐点から行くのが筋と思われるが、1時間以上掛かるので今回はちょっと楽をして一番近い入曽駅からスタートしました。

①堀兼神社
 狭山市堀兼にある旧村社の神社です。創建年代等は不詳ながら、「堀兼の井」とかかわるものと考えられ、平安末期には既に「堀兼の井」が広くしられていたことから、平安時代以前に祭られたのではないかと思われます。祭神は木花咲耶姫命、相殿として大山咋命ほか五神。

【堀兼の井】
 狭山市堀兼にある名所旧跡です。堀兼の井の造成については不詳ながら、近くにある「七曲井」は「竪堀り井戸を掘る技術が確立していなかった頃に、平安中期に開拓と交通の便を図るため武蔵国府によって造成されたのではないか」としていることから、堀兼の井も同様ではないかと思われます。    
 また、堀兼の井は、「枕草紙」や藤原俊成の「千戴集」にも記載されており、当井戸が中世より詠われてきた「堀兼の井」であろうと推測されています。
「武蔵野の堀兼の井もあるものをうれしく水の近づきにけり」千戴集、藤原俊成
「あさからす思へはこそほのめかせ 堀金の井のつつましき身を」俊頼集 源俊頼
「くみてしる人もありなん自づから 堀兼の井のそこのこころを」山家集 西行法師
「いまやわれ浅き心をわすれみす いつ堀兼の井筒なるらん」拾玉集 慈円

堀兼神社前の鎌倉街道を加佐志方面へ。不老川を渡る橋が権現橋。

②権現橋
 この地区には鎌倉街道支道の堀兼道があり、この街道ぞいには『権現橋』という小さな橋がかかっている所がある。そして、この橋の下を流れている川が不老川です。
むかし、権現橋の袂には、大きなケヤキの木が聳えていて、夏には日陰をつくり、冬には冷たい風を防いでいたので、旅人たちは、ケヤキの根っこに腰をおろして一息入れていた。
また、権現橋の袂には、こんもりとした塚もあり、塚のわきには、子の権現さまやお地蔵さま、そして道祖神さまが祀ってある。土地の人や旅の人たちは、子の権現さまに願掛けていたそうです。

堀兼神社(浅間宮)の周辺

西武新宿線入曽駅

堀兼神社(浅間宮)の周辺

堀兼神社までの風景

堀兼神社(浅間宮)(埼玉県)

①堀兼神社 一ノ鳥居

堀兼神社(浅間宮)の鳥居

①堀兼神社 ニノ鳥居

堀兼神社(浅間宮)の手水

①堀兼神社 手水舎

堀兼神社(浅間宮)の建物その他

①堀兼神社 拝殿前石段

堀兼神社(浅間宮)の本殿

①堀兼神社 拝殿

堀兼神社(浅間宮)の本殿

①堀兼神社 拝殿

堀兼神社(浅間宮)の末社

①堀兼神社 境内社

堀兼神社(浅間宮)の末社

①堀兼神社 境内社

堀兼神社(浅間宮)の末社

①堀兼神社 境内社

堀兼神社(浅間宮)(埼玉県)

①堀兼神社 神木

堀兼神社(浅間宮)の建物その他

①堀兼神社 堀兼の井 板碑

堀兼神社(浅間宮)の建物その他

①堀兼神社 堀兼の井 石碑

堀兼神社(浅間宮)の建物その他

①堀兼神社 堀兼の井 説明文

堀兼神社(浅間宮)の建物その他

①堀兼神社 堀兼の井

堀兼神社(浅間宮)(埼玉県)

①堀兼神社 堀兼の井

堀兼神社(浅間宮)の周辺

権現橋までの風景1

堀兼神社(浅間宮)(埼玉県)

権現橋までの風景2

堀兼神社(浅間宮)の建物その他

②権現橋 欄干

堀兼神社(浅間宮)の周辺

②権現橋 不老川

堀兼神社(浅間宮)の仏像

②権現橋 石仏群

堀兼神社(浅間宮)の建物その他

②権現橋 鎌倉街道標柱

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名称堀兼神社(浅間宮)
読み方ほりかねじんじゃ
参拝料

なし

御朱印あり

限定御朱印なし
御朱印帳なし
電話番号049-235-1682(宮司宅)
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。
ホームページhttps://www.city.sayama.saitama.jp/manabu/dentou/jinjya/horigane_chiku/horiganejinjya.html

詳細情報

ご祭神主祭神:木花開耶姫尊
合祀神:大山咋命・天照皇大神・迦遇突知命・素盞鳴男命・倉稲魂尊
境内社には、小御嶽神社、下浅間神社、八坂神社、井上稲荷神社、日枝神社、金毘羅神社、天満宮などがあります。
創始者日本武尊、松平伊豆守信綱、長谷川源右衛門
文化財

随身門及び二神像(狭山市指定文化財)
堀兼の井(埼玉県指定文化財)

ご由緒

社伝によれば、日本武尊が東国平定の際、当地において水がなく、苦しむ住民を見て、水を得ようと富獄(富士山のこと)を遥拝し、井戸を掘らせ、水を得ることができたため、浅間宮を祭った、と創祀を伝えています。
その後、江戸時代に至って慶安三年(一六五〇)、川越城主松平伊豆守信綱が深くこの神社を崇敬し、家臣の長谷川源衛門に命じて社殿を再建させました。
明治維新後は「堀兼浅間神社」と称していたが、明治五年に村社となり、同四十年から同四十二年にかけて村内の神社十二社を合祀し、社名を現在のものに改称した。
境内にある旧跡「堀兼之井」は県指定文化財であり、「随身門及び二神像」は、市指定文化財です。
元旦祭、春祭、秋季大祭、天王さまには堀上囃子が奉納されます。

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