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じゃっこういん|天台宗清香山玉泉寺

寂光院
京都府 鞍馬駅

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巡礼

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神仏霊場巡拝の道第105番(京都第25番)

寂光院について

建礼門院徳子ゆかりのお寺


源平合戦に敗れた後、建礼門院徳子が侍女たちと共に閑居し平家一門の菩提を弔い終生を過ごした地。東背後に建礼門院徳子の墓所と伝わる"大原西陵"がある。

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くるくるきよせん
くるくるきよせん
2023年10月30日(月) 22時31分17秒
3010投稿

大原と言えば三千院と寂光院。
とてもわくわく期待してお参りしました。
天台宗尼寺として有名で 開基は聖徳太子と伝わります。
平清盛の娘・建礼門院徳子が 平家滅亡後隠棲した場所であり 『平家物語』ゆかりの寺として知られています。(出家したのは東山にある長楽寺とも伝わります)
また 柴漬け発祥の寺とも言われています。
確かに 大原には柴漬けの名店がありますね。
山号は清香山
宗旨宗派は天台宗
ご本尊は地蔵菩薩
です。
本堂は2000年に放火で全焼してしまいました。
その時にご本尊も本体は焼損しましたが 像内納入品は無事で 焼損後も「木造地蔵菩薩立像(焼損)」の名称で 像内納入品ともども重要文化財に継続して指定されています。
現在は本堂よりも高台にある収蔵庫に安置され 特定日のみ一般に公開されます。
現在のご本尊は 国宝修理所の故小野寺久幸仏師によって 形・大きさともに元通りに復元
されたものが安置されています。
境内は広く 美しい庭や宝物殿など 見どころ満載です。
諸行無常の鐘楼は江戸時代建立のものであり 名前から想像するに 人の世の悲しさを響かせるもののような気がしました。(突きたかったぁ~)
建礼門院跡など 苔がとてもきれいに生えており 苔マニアの私は大興奮でした。
時間がとてもゆっくり過ぎていきました。

寂光院(京都府)

柴漬けと大原女発祥の地 の碑

寂光院(京都府)

謡曲「大原御幸」について

寂光院(京都府)

寂光院(京都府)

柴漬け発祥の地の標

寂光院(京都府)

少し階段を上がります

寂光院の山門・神門

山門

寂光院(京都府)

四方正面の池

寂光院(京都府)

書院

寂光院(京都府)

本堂

寂光院(京都府)

汀の池

寂光院(京都府)

本堂横から

寂光院のその他建物

諸行無常の鐘楼

寂光院(京都府)

一番奥にある 寂智殿(?)

寂光院(京都府)

建礼門院御庵室跡

寂光院(京都府)

かわいらしいお地蔵様がぽつんと 緑と赤のコントラストがすてき

寂光院(京都府)
寂光院(京都府)
寂光院(京都府)

孤雲庭園入り口

寂光院(京都府)

孤雲庭園

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歴史

寂光院は天台宗の尼寺で、山号を清香山、寺号を玉泉寺といい、推古2(594)年に聖徳太子が父・用明天皇の菩提を弔うために建立されたと伝えられる。当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊であったが現存しない。
鎌倉時代に制作された旧本尊(重要文化財)は、平成12(2000)年5月9日未明に発生した火災により焼損したため、文化庁の指導を受けて財団法人美術院によって修復されて、境内奥の収蔵庫に安置されることとなり、現在は美術院によって模刻された地蔵菩薩像が本堂に安置されている。
初代住持は聖徳太子の御乳人であった玉照(たまてるひめ)[敏達13(548)年に出家した日本仏教最初の三比丘尼の御一人で慧善比丘尼という]で、その後、代々高貴な家門の姫君らが住持となり法燈を守り続けてきたと伝えられるが、史料がなく詳細が分からないため、阿波内侍(あわのないし、藤原信西の息女)を第2代と位置づけている。崇徳天皇の寵愛をうけた女官であったが、出家のあと永万元年(1165)に入寺し、証道比丘尼と称した。出家以前は宮中にあった建礼門院に仕え、この草生の里では柴売りで有名な「大原女」のモデルとされている。
第3代の建礼門院(平清盛息女、高倉天皇中宮、安徳天皇母)は、文治元年(1185)年9月に入寺し真如覚比丘尼と称した。源平の合戦に敗れた後、寂光院に侍女たちとともに閑居し壇ノ浦で滅亡した平家一門と、我が子安徳天皇の菩提を弔いながら、終生を過ごした。
平成12(2000)年の火災で焼失する前の本堂の内陣および柱は、飛鳥・藤原様式および平家物語当時の様式を改修の度ごとに残しながら後世に伝えられたもので、外陣は慶長8年(1603)に豊臣秀頼が片桐且元を工事奉行として修理させた桃山様式のものであった。また、その後江戸時代初頭には、豊臣秀頼や淀君、徳川家康らが再興に手を尽くした。現在の本堂は古式通りに忠実に復元したものである。
本堂前西側の風情ある庭園は『平家物語』にも描かれるもので、心字池を中心に千年の姫小松や汀の桜、苔むした石のたたずまいが好ましい風情をかもしだしている。
姫小松は、『平家物語』灌頂巻の大原御幸に「池のうきくさ 浪にただよい 錦をさらすかとあやまたる  中嶋の松にかかれる藤なみの うら紫にさける色」と伝わる松である。
文治2年(1186)の春、建礼門院が翠黛山(本堂正面に対座する山)の花摘みから帰って来て、後白河法皇と対面するところにも登場する。

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寂光院の基本情報

住所

京都府京都市左京区大原草生町676

行き方

京都バス大原停留所より徒歩15分

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名称

寂光院

読み方

じゃっこういん

参拝時間

9:00〜17:00(冬季〜16:30)

参拝料

大人600円、中学生350円、小学生100円

トイレあり
御朱印あり
限定御朱印なし
御朱印帳に直書きあり
御朱印の郵送対応なし
御朱印帳なし
電話番号075-744-3341
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。
ホームページhttp://www.jakkoin.jp
絵馬

あり

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詳細情報

山号

清香山玉泉寺

院号

寂光院

宗旨・宗派天台宗
創建時代

創建年 伝・推古天皇2年(594年)

開山・開基

伝・聖徳太子

文化財

重要文化財
・木造地蔵菩薩立像(焼損)・像内納入品

ご由緒

寂光院は天台宗の尼寺で、山号を清香山、寺号を玉泉寺といい、推古2(594)年に聖徳太子が父・用明天皇の菩提を弔うために建立されたと伝えられる。当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊であったが現存しない。
鎌倉時代に制作された旧本尊(重要文化財)は、平成12(2000)年5月9日未明に発生した火災により焼損したため、文化庁の指導を受けて財団法人美術院によって修復されて、境内奥の収蔵庫に安置されることとなり、現在は美術院によって模刻された地蔵菩薩像が本堂に安置されている。
初代住持は聖徳太子の御乳人であった玉照(たまてるひめ)[敏達13(548)年に出家した日本仏教最初の三比丘尼の御一人で慧善比丘尼という]で、その後、代々高貴な家門の姫君らが住持となり法燈を守り続けてきたと伝えられるが、史料がなく詳細が分からないため、阿波内侍(あわのないし、藤原信西の息女)を第2代と位置づけている。崇徳天皇の寵愛をうけた女官であったが、出家のあと永万元年(1165)に入寺し、証道比丘尼と称した。出家以前は宮中にあった建礼門院に仕え、この草生の里では柴売りで有名な「大原女」のモデルとされている。
第3代の建礼門院(平清盛息女、高倉天皇中宮、安徳天皇母)は、文治元年(1185)年9月に入寺し真如覚比丘尼と称した。源平の合戦に敗れた後、寂光院に侍女たちとともに閑居し壇ノ浦で滅亡した平家一門と、我が子安徳天皇の菩提を弔いながら、終生を過ごした。
平成12(2000)年の火災で焼失する前の本堂の内陣および柱は、飛鳥・藤原様式および平家物語当時の様式を改修の度ごとに残しながら後世に伝えられたもので、外陣は慶長8年(1603)に豊臣秀頼が片桐且元を工事奉行として修理させた桃山様式のものであった。また、その後江戸時代初頭には、豊臣秀頼や淀君、徳川家康らが再興に手を尽くした。現在の本堂は古式通りに忠実に復元したものである。
本堂前西側の風情ある庭園は『平家物語』にも描かれるもので、心字池を中心に千年の姫小松や汀の桜、苔むした石のたたずまいが好ましい風情をかもしだしている。
姫小松は、『平家物語』灌頂巻の大原御幸に「池のうきくさ 浪にただよい 錦をさらすかとあやまたる  中嶋の松にかかれる藤なみの うら紫にさける色」と伝わる松である。
文治2年(1186)の春、建礼門院が翠黛山(本堂正面に対座する山)の花摘みから帰って来て、後白河法皇と対面するところにも登場する。

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