天台宗法隆山
千蔵寺
神奈川県 東門前駅
京急大師線「東門前駅」下車、徒歩2分。
天台宗寺院。ご本尊の「厄神鬼王」は、初代住職の教学院了善が修行中に失神し、お告げで彫ったもので、のみと小づちで病根を削り取る厄除けの鬼です。
一番のご利益は熱病除けと言われています。また、鬼門という言葉があるように、移築改築、リフォームの方位よけでもあるそうです。
正式名を「教学院千蔵寺厄神堂」で、元々は麻布にあった寺院を明治30年に現在地に移ってきました。
節分の日には、鬼を集めて改心させて、世間へ戻すといった法要をしています。
そこから豆まきは「鬼は内、福は外」になるそうです。
庫裏にて御朱印をいただきました。
本堂です。裏手は大型ショップに囲まれています。
お参りの作法は、いつもの寺院の作法とは少し違います。
庫裏にて御朱印を待っている間。
「大きな斧」みたいなものが飾ってありました。
「一隅を照らす」は、天台宗ならではです。
いただいた御朱印です。
近くまで来たので立ち寄り参拝しました。見落としかねない小さなお寺です。本尊は厄神鬼王。千蔵寺の由来は江戸時代末期に遡ります。羽黒山の修験行者であった教光院了善が東京大森海岸での修行中、海神の導きを受けて『仏説却温黄神呪経』の説くところの厄神七鬼神王を感得し、記憶の尊像を彫刻し道場に奉ったのがはじまりです。
節分の日は、「鬼は内、福は外」と云う掛け声で豆をまきます。本堂に世間の家庭から追い出された悪い鬼を集めて、山の幸海の幸を献上し読経により改心させ、世間に戻すという珍しい法要をおこなわれます。但し、節分の日は、鬼以外の訪問を断り秘法とされているとのこと
厄神鬼王を祀るお堂
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