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きりしまじんぐう

霧島神宮のお参りの記録一覧
鹿児島県 霧島神宮駅

タンホイザ
2023年04月17日(月)
3243投稿

540年高千穂峯の近くの背門丘(せとお)に社殿を建立したのが始まりと伝わる。
火口に近い場所であったため社殿はたびたび噴火で炎上したため、1484年現在地に遷座した。
現在の社殿は1715年島津吉貴が寄進造営したものである。
2022年本殿・幣殿・拝殿が国宝指定された。

霧島神宮の本殿

勅使殿(重文)・拝殿・本殿

霧島神宮(鹿児島県)

門守神社(重文)・勅使殿(重文)・拝殿・本殿

霧島神宮の本殿

拝殿

霧島神宮(鹿児島県)

登廊下(重文)・拝殿

霧島神宮の本殿

登廊下(重文)・拝殿

霧島神宮(鹿児島県)

登廊下(重文)

霧島神宮(鹿児島県)

勅使殿(重文)

霧島神宮(鹿児島県)

勅使殿(重文)

霧島神宮(鹿児島県)
霧島神宮(鹿児島県)

門守神社(重文)

霧島神宮(鹿児島県)

門守神社(重文)

霧島神宮(鹿児島県)

山神社

霧島神宮(鹿児島県)

山神社

霧島神宮(鹿児島県)

山神社

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惣一郎
2023年03月09日(木)
1269投稿

【日向國 式内社巡り】

霧島神宮(きりしま・じんぐう)は、鹿児島県霧島市霧島田口にある神社。式内論社で、旧社格は官幣大社。現在は神社本庁の別表神社。主祭神は天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊、相殿神は木花開姫尊、彦火火出見尊、豊玉姫尊、鵜鶿草葺不合尊、玉依姫尊、神倭磐余彦尊。旧称は「西御在所霧島権現」で、霧島六所権現の1社(6/6)。昨年(令和4年)に、本殿・幣殿・拝殿が国宝に指定された。

創建には諸説あるが、一説では欽明天皇の御代、僧・慶胤(けいいん)上人が高千穂峰と火常峰(御鉢)の間の瀬多尾(脊門丘)に社殿を造営したのが始まり。奈良時代788年の火常峰の噴火で社殿が焼失した。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「日向國 諸県郡 霧島神社 小」の論社となっており、他の論社として霧島岑神社(宮崎県小林市)、東霧島神社(宮崎県都城市)、霧島東神社(宮崎県西諸県郡高原町)がある。950年に天台僧・性空上人により瀬多尾越(現高千穂河原)に再興奉遷された。鎌倉時代1234年の噴火により社殿、僧坊寺を焼失するが、1484年に真言僧・兼慶上人が島津忠晶の命を受けて社殿を再興している。以後、歴代島津氏の篤い尊崇を受けている。江戸時代には別当寺・華林寺の失火により全焼するも、1715年に第21代当主・島津吉貴の寄進により社殿を再興している(現存)。
一説には1234年の火常峰噴火で社殿を焼失後、社殿を霧島山の東の長尾山(現東霧島神社の社地)に移し、その後現霧島岑神社と霧島東神社に分け、さらに1484年に島津忠昌が霧島東神社を「東社」(霧島東御在所権現:現霧島東神社)と「西社」(西御在所霧島権現:現霧島神宮)に分けたとされる。明治時代に入り、近代社格制度のもと官幣大社に列格した。

当社は、JR日豊本線・霧島神宮駅の北東6kmほどの、霧島山の南西麓にある。周りには何もないが、かつては門前町が相当賑わったようで、今でも旅館や土産物店、飲食店などがぱらぱらと存在する。さすが天孫降臨神話の主人公・瓊瓊杵尊を祀る代表的神社というだけあって、広大な境内、古木が無数に立ち並ぶ深い杜、長い参道、巨大な社殿など、日本有数の大社らしい格式と神聖な空気感を味わえる。たくさんの参拝者が来ても、ピンと張り詰めた神聖な空気を保ち続けているのがすごい。それだけ広大で、キャパシティが大きい感じ。

今回は、日向國の式内論社、旧官幣大社、別表神社、本殿・幣殿・拝殿が国宝であることから参拝することに。参拝時は休日の朝早めの時間で、冬の寒い早朝であったが予想以上に多くの参拝者が訪れていた。

霧島神宮の鳥居

境内の南方数百mの公道上に立っている<一の鳥居>。高さは22.4mあり、全国で第12位。

霧島神宮(鹿児島県)

一の鳥居から北上して<神橋>を渡ると境内入口。

霧島神宮(鹿児島県)

境内南端入口の<社号標>。真っ直ぐの長い階段を登って行く。

霧島神宮(鹿児島県)

階段を登り切ったところにある<二の鳥居>。この後、真っ直ぐな参道が続く。

霧島神宮(鹿児島県)

参道は一度右方向に折れ曲がる。曲がる場所には展望台があって、低い場所が見渡せる。

霧島神宮の景色

折れ曲がる地点から社殿方向を望む。とにかくスケールが大きい。

霧島神宮(鹿児島県)

参道左手の建物。古い社務所かな。この反対側に大きな駐車場と大きな土産物売店がある。
(車で直接駐車場に来ると、ここまでのプロセスは省略されてしまう。もったいない...(^_^;))

霧島神宮の鳥居

いよいよ<三の鳥居>をくぐって、神聖な杜に突入する。

霧島神宮(鹿児島県)

参道の右手にある<手水舎>。

霧島神宮の鳥居

<三の鳥居>の入口に立つと、先の参道がかなり暗いことが分かる。

霧島神宮(鹿児島県)

ピンと張り詰めた神聖な空気感を味わいながら進むと、空がぽっかり抜けたところに煌びやかで豪壮な社殿が現れる。
特に中央部は国宝の拝殿、幣殿、本殿が重なるように見えて非常に美しい。(o^―^o)

霧島神宮(鹿児島県)

社殿に向かって左側は<社務所・授与所>。御朱印はこちら。

霧島神宮の本殿

<社殿周り>全景。深い森にしっかりと包まれているように見える。
現在の社殿はすべて、江戸中期の1715年、鹿児島藩主・島津吉貴の寄進による建立。

霧島神宮(鹿児島県)

拝殿前左側の<門守神社>。これが意外にも、国指定の重要文化財。

霧島神宮(鹿児島県)

拝殿前右側の<門守神社>。国指定の重要文化財。

霧島神宮(鹿児島県)

巨大な賽銭箱と、その奥の<勅使殿>と<拝殿>。<勅使門>も国指定の重要文化財。

霧島神宮の建物その他

賽銭箱前から振り返って境内全景。

霧島神宮の建物その他

勅使殿の脇から内部を覗く。後ろに行くに従い高くなっている。上にのぼる<登廊下>も国指定の重要文化財。

霧島神宮(鹿児島県)

拝殿後ろの<幣殿>と<本殿>。

霧島神宮(鹿児島県)

脇から内部を覗くと、幣殿の壁に煌びやかな絵が描かれているのが見える。
また、幣殿の横ぐらいに<脇社>があるのが分かる。

霧島神宮(鹿児島県)

社殿の南東方向百mほど離れたところにある<神楽殿>。

霧島神宮(鹿児島県)

当社境内図を見ると、境内社が1つあるようなので、神域の北側に向かって進んでみる。

霧島神宮の末社

さんざん迷った挙句に到着した<山神社>の鳥居。

霧島神宮(鹿児島県)

<山神社>の社殿。正体は石製小祠。かなり大事にされている。
本社社殿から徒歩で10分ほど離れた場所にあるが、多くの参拝者が参拝に来ていた。

霧島神宮(鹿児島県)

大型駐車場に戻り、辺りを見て廻ると、なんと<温泉>が。

霧島神宮の自然

駐車場と参道の間にある<招霊木>。朝日に色付く。

霧島神宮(鹿児島県)

最後に<社殿周り>。国宝建造物による、華やかにして荘厳な雰囲気は素晴らしい~♪ (^▽^)/

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