「大祓式・茅の輪神事」のご案内
「大祓(おおはらえ)」は毎年六月と十二月に、宮中を始め全国の神社で絶え間なく斎行されています。
大祓とは、おのれの我儘(わがまま)などを取り去り、本来の自己に立ち返り、不浄を清浄にして不完全なことを完全にし、不良を善良にすることです。更には災厄を除き、幸せと平和をもたらし、新しい生命の出現と発展を願うものとされ、自身の罪穢れを「人形(ひとがた)」に移し、神社に納めて身代わりとして大祓を受けます。
「茅の輪(ちのわ)」は、ある時スサノオの神が宿を求めたとき、蘇民将来(そみんしょうらい)は貧しいながらも快く泊めて優遇しました。スサノオの神は、お礼に蘇民に茅の輪を渡し、「もしも疫病が流行したら、その茅の輪を腰につけなさい」といって去りました。何年かのち疫病が流行した時、そのとおりに茅の輪をつけたら、疫病から逸れることができた故事が「備後国風土記」に記されています。
・大祓式・茅の輪神事
6月30日 16時30分~
・茅の輪の設置期間
6月25日~7月1日
※当日参列できない方は事前に神社にお申込みください。
大祓で心身を清め、暑い夏を乗り切りましょう!