15日は午前中のみ
十日夜(とおかんや)とは旧暦10月10日に行われる収穫祭です。稲刈りが終わり田の神様が山に帰る日とされ、稲の収穫を祝ってお餅をついて食べたり、稲の茎をたばねた「わらづと」や「わら鉄砲」で地面を叩きながら唱えごとをして地面の神を励まし、作物にいたずらをするモグラを追い払ったりします。また、「かかしあげ」といって田んぼを見守ってくれたかかしにお供えものをして、かかしにお月見をさせてあげる地方もあります。
秋になると収穫に関わる行事が多いのは、豊作への強い祈りと感謝、そして一年間の苦労が報われる季節だからです。