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げっしょうじ|曹洞宗人麿山

月照寺のお参りの記録一覧
兵庫県 人丸前駅

くるくるきよせん
2024年01月13日(土)
1444投稿

兵庫県明石市にあるお寺です。
明石天文科学館の裏手(北側)の丘の上にあります。
科学館の塔を背景に見ることができ 瀬戸内海を望む景色はとても美しいです。
壽祥松を配した枯山水庭園はとても美しいです。
山号は人丸山 宗旨宗派は曹洞宗 ご本尊は十一面観音です。

由緒については
811年(弘仁2年)空海がかつて明石城のあった赤松山に創建した湖南山餘鵜楊柳寺にはじまると伝えられる。
887年(仁和3年)覚証が鎮守社として人丸社(現在の柿本神社)を建て 寺号も月照寺と改めたという。
当初は真言宗の寺院であったが 1575年(天正3年)曹洞宗の僧安室が入寺して曹洞宗に改められた。
江戸時代に入り1617年(元和3年)小笠原忠真が信濃国松本から播磨国明石に転封となって明石城が築城されることとなり 1619年(元和5年)現在の場所へ移された。
1744年(延享元年)山号が現在の人丸山に改められた。
とありました。

月照寺(兵庫県)

山門まではしばらく階段を上がります

月照寺(兵庫県)

疲れ始めた頃に山門に到着します

月照寺(兵庫県)

山門くぐってすぐにお地蔵様

月照寺(兵庫県)

ふれ愛観世音菩薩

月照寺(兵庫県)

洗心長寿の観世音菩薩

月照寺(兵庫県)

天文科学館の塔が背景に

月照寺(兵庫県)

美しい枯山水庭園

月照寺(兵庫県)

壽祥松の説明

月照寺(兵庫県)

鐘楼

月照寺(兵庫県)

本堂

月照寺(兵庫県)

八ツ房の梅

月照寺(兵庫県)

日本標準時子午線表示柱 がありました

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きどっち
2023年06月11日(日)
1156投稿

曹洞宗 人麿山 月照寺

明石西国霊場 三十三番札所

東経135度の日本標準時子午線が境内を通っているお寺さまです。
こちらもお隣の柿本神社さまと同じく、明石海峡を望むことができる高台に位置しています。
これまでも何度かお参りさせていただきましたが、いつもタイミングが合わず御朱印をいただけておりません。
今回こそはと思ったのですが、ちょうど本堂内で法要が行われていたため今回も断念😅
まだまだ功徳を積みなさいということですかね。

山門をくぐってすぐ左手に人丸観音がいらっしゃいます。
その手前に小さな石碑があり、以下の一文が刻まれています。
「亀齢井と称する霊泉あり、掬するに清冷水の如し」
これは永井荷風の「断腸亭日乗」という日記の一節だということで、なんとなく気になりちょっと調べてみました。
永井荷風は昭和20年に12日間ほど明石に滞在していたそうで、その頃に書かれた日記の一部になります。
このとき神戸大空襲(6月5日)があり、明石も時間の問題ということで岡山に疎開していったそうですが、その空襲前の日記ということになります。
前後の文面を含めると次のような日記だったようです。
「漫歩明石神社を拝し林間の石径を上りまた下りて人丸神社に至る、石橙の麓に亀齢井と称する霊泉あり、掬するに清冷水の如し神社に郊して月照寺といふ寺あり、山門甚古雅なり、庭に名高き八房の梅あり、海湾の眺望城址の公園に劣らず、石級を下り電車通に至る間路傍の人家の庭に芥子矢車草庚申薔薇の花爛漫たるを見る、麦もまた熟したり、正午過寺に帰る、食後寺の女主人また苺を馳走せらる」

ちなみに現在、明石市立文化博物館にて「柿本人麿と明石」という企画展が7月2日まで開催されているそうです。
その中で、ここ月照寺の秘仏・「海上波切船乗十一面観世音菩薩」も展示されているそうで、通常は60年に一度の開扉とのことです。
私も近いうちにぜひこの目で拝んできたいと思います。

縁起~月照寺HPより~
弘仁2年(811年)弘法大師 空海が明石の岡、赤松山(現在の明石城祉)に湖南山 餘鵜楊柳寺を創建した。仁和3年(887年)楊柳寺覚証和尚は、大和の柿本山 広安寺より人麿念持仏であった船乗十一面観世音を勧請して奥の院に奉祀し、寺号を月照寺と改めた。
天正2年(1574年)真言宗から曹洞宗に改宗。
元和7年(1621年)明石築城によって境内が城地となり、翌8年(1622年)人丸社、月照寺の新殿が現在地に竣工した。延享元年(1744年)山号を人麿山と改め、明治4年(1871年)神仏分離令により人丸社は月照寺より分離して柿本神社となった。

月照寺の建物その他

本堂正面の入り口
山門はもう少し西側にあります

月照寺の建物その他

蛙が坐禅を組んでいますね

月照寺の山門

山門

月照寺の歴史
月照寺の本殿

本堂

月照寺の芸術
月照寺の仏像

人丸観音

月照寺の建物その他

こちらが永井荷風の「断腸亭日乗」の一節を刻んだ碑

月照寺の仏像

ふれ愛観音

月照寺の地蔵

水子地蔵尊

月照寺の庭園

壽祥松
もう少し左側から見ると「寿」という字の形に見える松ですが、
明石市立天文科学館を一緒に収めたかったのでこの角度から撮ってしまいました。

月照寺の自然

八つ房の梅(三代目)
赤穂浪士の一人、間瀬久太夫正明が大石内蔵助良雄と共に参詣し、持参の鉢植の梅を手植したのがこの梅。

月照寺の自然

大きな実が生っていました

月照寺の建物その他

子午線大梵鐘
東経135度日本標準時子午線上に吊るされています

月照寺の歴史
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ハマの「寺(テラ)」リスト
2022年05月20日(金)
2783投稿

天文科学館の北側の丘は、柿本神社の緑多き丘を上がります。
その大きな寺院が曹洞宗寺院である月照寺。ご本尊は釈迦如来です。

1170年弘法大師が現在の明石城址の場所に創建した事が始まりです。

山号である「人麿山」は、万葉集の歌人でもある柿本人麻呂からでここの鎮守神となっています。

ちなみに最寄駅の「人丸前」は柿本「人麻呂」の事で江戸時代には人麿信仰が盛んだったそうです。

小高い丘を上がると明石海峡大橋や淡路島を望む事ができます。
ちょうど訪れた時は、16時過ぎ。少し夕闇がかっていた事もありましたが眺めは最高でした。

月照寺の景色

柿本神社の階段を上がると明石の街並みが見えてきます。
手前は天文科学館のプラネタリウムの屋根。瀬戸内の入口にあたり穏やかです。
山門前には柿本人麻呂が詠んだ句碑があります。

ともしびの明石 大門に入らむ日や 漕ぎ別れなむ 家あたりの水

天皇家にも仕えていた人麻呂は、明かりが門に映える様子を見て、のちに山陰へ流される身となる人麻呂は、別れを予感して旅立ったのだろうと勝手に思いを更けてしまいました。

正面が淡路島です。

月照寺の周辺

天文台の裏手には子午線(東経135°)が走っている目印の柱です。

月照寺の山門

山門(大門)。もともとは伏見城の薬医門で、明石城の切手門を経て明治時代に移築されました。

月照寺の地蔵

山門脇には地蔵菩薩が千体安置されています。

月照寺(兵庫県)

ふれあい観世音。

特に視力の弱い方にお祓いの誓願があるそうです。

月照寺(兵庫県)

境内の枯山水。この松の他に赤穂浪士の一人が手植えした梅の木があります。

月照寺(兵庫県)

本堂です。

月照寺の建物その他

鐘楼です。ちょうどここを子午線が走っています。

月照寺の像
月照寺の仏像

奥には観音堂があり、人麻呂を念持仏として祀り、明石海峡の安全をお守りしています。

月照寺(兵庫県)

ここを下ったところにあるのが「亀の水」と呼ばれる湧水です。

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きどっち
2021年09月24日(金)
1156投稿

曹洞宗 人麿山 月照寺

以下、月照寺HPより一部抜粋しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
弘仁2年(811年)弘法大師 空海が明石の岡、赤松山(現在の明石城祉)に湖南山 餘鵜楊柳寺を創建した。仁和3年(887年)楊柳寺覚証和尚は、大和の柿本山 広安寺より人麿念持仏であった船乗十一面観世音を勧請して奥の院に奉祀し、寺号を月照寺と改めた。
天正2年(1574年)真言宗から曹洞宗に改宗。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こちらはいつ伺ってもお庭がきれいです。
すぐ南側には明石市立天文科学館があり、境内を日本標準時子午線が縦断しています。

明石市人丸町1-29

月照寺の建物その他

JR明石駅から月照寺へ向かう参道の途中に「亀の水」という湧き水があり、常にどなたかが水を汲みに来られています。
水を吐いている亀は、享保4年(1719)12月に作られたものらしいです。

月照寺の建物その他

水を受ける手水鉢は、「常陸国(茨城県)」の「飯塚宜政」により寄進されたもの

月照寺の建物その他
月照寺の建物その他
月照寺の建物その他
月照寺の本殿

本堂

月照寺の芸術

本堂の彫刻

月照寺の芸術
月照寺の自然

八ツ房の梅
赤穂浪士の一人、間瀬久太夫正明が大石内蔵助良雄と共に参詣し、持参の鉢植の梅を手植したのがこの梅とのこと。

奥に見えているのが、明石市立天文科学館です

月照寺の自然
月照寺の庭園
月照寺の建物その他

観音堂

月照寺の仏像

ふれあい観音と人丸観世音菩薩

月照寺の山門

山門

伏見城の薬医門→元和4年(1618年)明石城の切手門→明治6年月照寺山門として移設

月照寺の御朱印
月照寺の地蔵

子安千体地蔵尊

写真では判りにくいですが、とても小さな地蔵が並んでいます

月照寺の地蔵
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