随願寺の御朱印・御朱印帳

兵庫県 野里駅

富士登山競走に参加する前の登り練習で何度も走った急坂の先にあるお寺さんです。
荘厳な感じながら落ち着きを感じるお寺さんです。
お参りさせていただいた後、少し先にある寺務所にて、御朱印を授けていただきました。　
待っている間、御朱印のご説明を見せていただき、写真に撮っても良いですよ、と言っていただいたので撮らせていただきました。御住職も奥様もとてもご丁寧なご対応でした。

初穂料300円（直書き）

圓教寺、廣峯神社から隋願寺へ。

隋願寺は、聖徳太子が慧便（えべん）に命じて開基した増位寺が前身で、後に秀吉の命によって行基が中興したようです。後に天台宗に改宗し、849年に隋願寺の寺号を授けられたとあります。16世紀ごろは圓教寺と並ぶ大寺院であったようですが、焼き討ちにあう等して、後に姫路藩主榊原忠次の手によって再建されました。

伺ったときは住職は修理の最中でしたが、手を止めて御朱印をお書きくださいました。

天台宗　増位山　随願寺

播磨西国三十三箇所観音霊場　第4番札所
播州薬師霊場　第15番札所

ご本尊　木造薬師如来座像

姫路市の増位山。
先日投稿した廣峯神社から東に直線距離で約1kmのところに位置しています。
山の中を歩いて向かうこともできるようなのですが、今回は車で移動させていただきました。
今回は「播州薬師霊場巡り」で立ち寄らせていただきました。

御朱印を書いていただいている間、縁側で冷たいお茶とお菓子まで出していただきました。
そしてご住職自らが納経帖をお持ちいただいたのですが、「墨が乾くまで少しお日様の力を借りよう」と縁側で乾かしている間、少しばかりお話させていただきました。
「播州薬師でお参りされる方は珍しいよ」とのことで、「専用の納経帖もどちらで入手？」と聞かれたので、太山寺で購入させていただいた旨のお話をすると、太山寺の前ご住職のお話や播州薬師霊場が始まった際のお話をお聞かせくださいました。

奈良時代の創建と伝えられる古刹ですが、聖徳太子が高麗僧慧便に『増位寺』として創建させたのが前身で、のちに行基が中興して現在の増位山に移されたとされています。
はじめ法相宗だったそうですが、天長10年(833年)に天台宗となります。
天正元年(1573年)三木の別所長治に攻められて焼失しますが、天正13年(1585年)秀吉により再興されます。
慶安2年(1649年)に姫路藩主榊原家の菩提寺となり、現在の本堂は寛文8年(1668年)、姫路城主榊原忠次の建立によるものだそうです。
本堂、開山堂、経堂、鐘楼、唐門、平安期作の毘沙門天立像は国指定重要文化財となっています。