めりけんじぞうそん
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神戸港メリケン波止場の北側、みなと公園に鎮座されています。
昭和50年頃に海で亡くなった人や海難に遭われた子供たちの慰霊のために安置されたそうです。
2体の地蔵尊が背中合わせで安置されていて、海と街を両方見守っているのだとか。
メリケン地蔵尊
神戸ポートタワー(工事中でした)
歴史
ここ、メリケン波止場を取り巻く港は、かつて港湾荷役の花形であった「はしけ」の墓地=はしけ溜まりでした。ところが、貨物のコンテナ化とともにはしけの需要は激減し、このはしけ溜まりも廃止されて埋め立てられ、昭和六十二年(1987)、新しいウォーターフロントゾーン「メリケンパーク」として生まれ変わりました。
はしけは、貨物線であると同時に乗組員家族の居住でもあったのですが、子供達の中には船上や岸壁から海に転落して亡くなる子も少なくありませんでした。また、危険な労働の中での殉職者も数多くありました。
このお地蔵さんは、そのような犠牲者の慰霊のため、港湾荷役従事者の小野米吉氏(昭和五十七年没)によって昭和五十年(1975)頃この場所に安置され、「いかり地蔵」と呼ばれて親しまれていたが、昭和六十二年(1987)五月、それまでの廃材を利用した質素な祠にかえて現在の総チーク材の祠が建立されたのを後に「メリケン地蔵」と改名しました。
メリケン地蔵は、今日も港湾神戸の発展の安全を見守ってくださいます。
名称 | メリケン地蔵尊 |
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読み方 | めりけんじぞうそん |
御朱印 | なし |
電話番号 | 090-2105-5687(メリケン地蔵奉賛会) お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
詳細情報
ご本尊 | 地蔵尊 |
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宗旨・宗派 | |
創建時代 | 昭和五十年(1975)頃 |
開山・開基 | 小野米吉 |
ご由緒 | ここ、メリケン波止場を取り巻く港は、かつて港湾荷役の花形であった「はしけ」の墓地=はしけ溜まりでした。ところが、貨物のコンテナ化とともにはしけの需要は激減し、このはしけ溜まりも廃止されて埋め立てられ、昭和六十二年(1987)、新しいウォーターフロントゾーン「メリケンパーク」として生まれ変わりました。
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