むらかみじんじゃ
村上神社
兵庫県 山陽須磨駅
JR神戸線「須磨駅」から徒歩5分、さきほど投稿した関守稲荷神社からは徒歩2分ほどになります。
山陽電鉄線のすぐ南側に鎮座していて、南側の鳥居は国道2号線に面しています。
といっても小さな鳥居なので、車で走っていると見過ごしてしまいますが。
兵庫県神社庁には「村上神社」と記されていますが、神社の社号標には「村上帝社」となっていて、さらに南側の鳥居横にある小さな標石には、「村上帝社琵琶達人師長」と刻まれていました。
これは、平安時代末期、琵琶の名手藤原師長がさらに奥義を極めようと唐に渡るため須磨まで来たところ、村上天皇と梨壺女御の霊が現れて琵琶の奥義を伝えたので、入唐を思いとどまったそうです。
そして龍宮から師長に捧げた名弦「獅子丸」をここに埋めたと伝えられています。
この伝説は、謡曲『弦上(げんじょう)』で謡い語られています。
南側の鳥居
左下の小さな標石に「村上帝社琵琶達人師長」と刻まれています
末社 天隆稲荷
西側の鳥居
R2沿い、山陽須磨駅から東へ5分ほどにある小さな神社。
駐車場なしだが神社前はタイムズ。
神社すぐ後ろは山陽電車の線路。
石鳥居の横に「村上帝社」の石柱。
鳥居をくぐり、左手中央が拝殿、左側が「天降稲荷大明神」、右側はお地蔵さんが複数並んでおり、横の木が倒れそうなのか立ち入り禁止になっていた。
国道沿いの駅近で人の往来が多いが、年季入った神社になっている。
村上天皇にまつわる伝説があることから「村上帝社」と呼ばれているが、googlemapでは「村上神社」になってた。どっちや。
琵琶の名人・藤原師長が竜宮からもらった琵琶を埋めた地といわれ、線路で横断されてしまっており、神社北側の線路挟んで反対側の地域福祉センターの庭に「琵琶塚」がある。
鳥居、左側は山陽電車の線路。
拝殿
琵琶塚
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。
6
0