たいさんじ|天台宗|三身山
太山寺兵庫県 総合運動公園駅
8:30〜17:00
神戸市内唯一の国宝建立物です。休日だったのですが参拝者はほとんどいませんでした。感想を言うと、もったいない。市内の高齢者も「大きなお寺」という感想しかなく、市や県がもっと保護してPRしてもいいのかなと感じました。駐車場の案内やすれ違いできない道路幅など問題も多くありますが、本堂は壮大で焼失も免れ現存しているのは素晴らしい。神姫バスの停留所もあり、山道や長い階段もありません。すぐ近くに日帰り温泉施設もあり。この施設が最寄りの駅へ送迎バスを出しているので、参拝帰りに温泉施設を利用するのも良いかも。
御朱印(500円)手書きです。
本堂。鎌倉時代。国宝です。
三重塔(1688年建立)
阿弥陀堂(1688年建立)。阿弥陀如来像も鎌倉初期のもの。
兵庫県神戸市西区にあるお寺です。
山号は三身山(さんしんざん)
宗旨宗派は天台宗
ご本尊は薬師如来
です。
神戸で大自然を感じることのできる、心穏やかにお参りできるお寺です。
本堂には新西国三十三箇所第25番札所本尊の十一面観音も祀られています。
「播州太山寺縁起」によれば、元正天皇の勅願寺として716年に発願者である藤原鎌足の孫の藤原宇合が堂塔伽藍を建立したとされます。
開山(初代住職)は勧請開山として藤原鎌足の長男・定恵としている。
創建時の建物は1285年の火災で焼失しており、現存する建物はそれ以降に再建されたものです。
支院41ヶ坊、末寺8ヶ寺・末社6ヶ社に僧兵を有していた往時の繁栄をしのばせる大規模な本堂は国宝で、重要文化財は仁王門、阿弥陀如来坐像をはじめ19件を数えます。
現在塔頭は龍象院・成就院・遍照院・安養院・歓喜院の5ヶ坊のみとなっています。
伊川を挟んで奥の院があります。
また境内には、四国八十八霊場巡りを模した林があります。
天台宗 三身山 太山寺
太山寺には年に何度かお参りしますが、今回初めて追儺式に参加しました。
午後2時からの予定だったため1時半前には到着。
あいにくの小雨が降る中でしたが、本堂内は既に多くの方がいらっしゃいました。
1月1日から続いている修正会法要が本堂内陣で行われており、その結願法要として毎年1月7日に追儺式が行われます。
まずはご住職がご挨拶をされ追儺式の説明をされました。
この追儺式は、安土・桃山時代から伝わる伝統行事で、世界平和、国家安泰、五穀豊穣を祈願して行われ、登場する鬼は悪者ではなく、仏様を守り厄払いをしてくれるおめでたい行事です。
式次第は以下のようになっていました。
1. 走り鬼 (山)
2. 三つ鬼 (山)
3. 走り鬼 (里)
4. 三つ鬼 (里)
5. 悪魔祓い(山)
6. 喜び (里)
7. 走り鬼 (山)
8. 餅切り (山)
9. 走り鬼 (里)
10. 廻り (里)
11. 三つ鬼 (山)
そして最後に餅撒き(餅配り)
山というのは向かって右側、里は向かって左側で、鬼が登場する側を表しています。
太鼓の音に合わせて鬼が舞い、そして走ります。
本堂の正面と左右の扉は開けられていますが、基本的には本堂内は薄暗く、松明の炎が幻想的でした。
最後に走り鬼・三兄弟・小鬼さんたちから参拝者に餅が配られて終了となります。
私も小鬼さんからお餅をいただいて、今年一年健康で過ごせそうな気がします。
下記写真は、同じような写真が多くてスミマセン😅
薄暗く、動きもあるため結構写真がブレブレになってます。
実際には気付いたら写真を170枚も撮っていました🤣
追儺式前の修正会
1月1日~1月7日の間、内陣で世界平和、国家安泰、五穀豊穣を祈願して法要が行われます。
追儺式の式次第
まずはご住職による説明がありました。
最初に小鬼さんたちの登場です。
小鬼さんたちは、つなぎ役みたいなもので、次の内容に移る際の準備時間の間、二人一組で樫の棒を打ち合わせながら踊ります。
まず最初は山側から出てきた走り鬼。
次に登場したのは三つ鬼。
三つ鬼は三兄弟で、太郎鬼・次郎鬼・婆々鬼。
左側が長男の太郎鬼。
角は一本、左手に松明、右手に振り槌もしくは斧を持っています。
喜びを表す笑いの鬼です。
笑ってる顔には見えませんが。。。😅
次男の次郎鬼。
角は二本、左手に松明、右手に鉾。
泣き虫の鬼です。
三男の婆々鬼。
角は二本、左手に松明、右手に剣。
暴れん坊で怒りの鬼です。
確かに一番荒々しい感じがありました。
次郎鬼との違いは口が閉じているところです
餅切りの場面
太郎鬼が斧を大きな餅に当てます
三兄弟で松明を掲げるシーン
時々松明の火が床に落ちてヒヤヒヤします。
床には水が撒いてあるのですが、国宝の本堂が燃えたら大変なことです!
追儺式終了後、本堂から出てくる参拝者の皆さん
太山寺は、かつて41の小寺院(塔頭)に囲まれ、七堂伽藍を配した壮大な寺院でした。現在は本堂を中心に、阿弥陀堂、三重塔、護摩堂、羅漢堂、釈迦堂、鐘楼、観音堂、仁王門を配しており、周囲には、安養院、歓喜院、成就院、龍象院の4つの塔頭があります。
兵庫県下には、姫路城を代表とする国宝建造物が6箇所14棟ありますが、太山寺本堂は神戸市内で唯一のものです。昭和39年に修復された本堂は、鎌倉時代に建てられた13世紀の代表的で大規模な仏堂です。
名称 | 太山寺 |
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読み方 | たいさんじ |
参拝時間 | 8:30〜17:00 |
参拝料 | 大人300円 |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | あり |
電話番号 | 078-974-0250 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | http://www.do-main.co.jp/taisanji/ |
新西国三十三箇所 第25番 | 御本尊:十一面観音 御詠歌: 祈りなば 三つの世やすし 三身山(みつみやま) 浮世のほかの 月の照らして |
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播州薬師霊場 第1番 | |
神戸十三仏霊場 第4番 | 御本尊:普賢菩薩 御真言: おん、さんまや、さとばん 御詠歌: あづさゆみ 播磨のうみに ひく網の めにもらさじと 救ふみほとけ |
ご本尊 | 薬師如来 |
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山号 | 三身山 |
宗旨・宗派 | 天台宗 |
開山・開基 | 藤原宇合 |
文化財 | 本堂(国宝)
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ご由緒 | 太山寺は、かつて41の小寺院(塔頭)に囲まれ、七堂伽藍を配した壮大な寺院でした。現在は本堂を中心に、阿弥陀堂、三重塔、護摩堂、羅漢堂、釈迦堂、鐘楼、観音堂、仁王門を配しており、周囲には、安養院、歓喜院、成就院、龍象院の4つの塔頭があります。
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体験 | 国宝重要文化財札所・七福神巡り |
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