あつまじんじゃ
厚真神社
公式北海道 早来駅
毎朝午前7時朝拝
授与所午前8時〜午後5時
厚真神社さまは、胆振地方の東部のマチの丘の上に鎮座なされております。
平成30(2018)年、震度7の「北海道胆振東部地震」によって、大きな損害を受けました。
家屋倒壊、大規模地すべり、電気の「ブラックアウト」などなど、北海道としては大災害でした。
胆振東部地方と言いますと、北海道における、一番大きな苫小牧近辺の火力発電所が損害を受けたため、北海道の電気が不足してしまいました。
200万人が住む、札幌のマチも「ブラックアウト」し、何日も電気が使えず、日々の食事や夜間の照明に、非常に苦労しました。
ワタシも、夜寝てるときに、札幌でもいきなり大きな揺れがあり、ベッドから転げ落ちて、壁や床にしたたか頭を打ってしまいました。
今は、大分復旧も進んできましたが、まだまだ完全に復興出来た訳ではありません。
昨日、インスタで、「本殿が修復され、神社庁の方が視察に訪れた」記事が出ておりました。
ワタシが出来るのは、「「御朱印帳」と「初穂料」を持って行くしか、支援の方法が無い」、とコメントしました。
ワタシは、昔は、全国を飛び回る「建築技術系公務員」でした。月間250時間を越える残業や土日も無い勤務に体を壊し、辞めてしまいました。
これから、派遣の仕事で、厚真神社さまの近くの農業法人で、「イモ掘り」に行く予定です。
札幌から随分と入り組んだ場所にあるため、バイクで通う、安平町をまわるルートを覚えるため、予行演習を兼ね、厚真神社さまにお詣りに行く事にしました。
8月の御朱印は、「織姫」・「彦星」(2枚組)もあるそうです。本殿一面物ではなく、そちらを頂戴して参りました。
この対の御朱印を頂戴しましたので、「キラキラ輝く御守」も頂戴しました。
宮司さまと30分位お話ししましたが、「地震」の際、ちょうど震源の位置に当たり、社務所兼住居も破壊され、3か月「避難所生活」をされたとか。
この地震で亡くなった方も居り、その方が持っていた「不動明王像」が、遺族より「魂抜き」に出されたそうです。
宮司さまは以前より「不動明王像」を崇拝しており、「魂抜き」はせず、厚真神社さまの「ご祭神の一柱」になされたとか。
一応、「災害公営住宅」や、土砂崩れが起こった場所が、それ以上崩れないように工事をし、住民生活は落ち着いたようですが。
でも、胆振地方東部のマチは完全に復興したと言えない感じがします。
ワタシは、被災した一人一人あてに支援をする事は無理です。
出来る事は、せめて、マチの氏神さまから元気になってもらうため、お詣りして御朱印を頂戴し、初穂料を納めるだけしか手立てはありません。
「織姫」・「彦星」 二枚組御朱印
「キラキラ輝く御守」
あずまや・手水舎
手水舎
新本殿
旧本殿(大正12年築とか)
あずまやに揺れる「風鈴」
最近はコロナ禍もあって、御朱印の郵送頒布を行っている寺社も増えてきました。
郵送で御朱印をお受けして遥拝する、ということなのですが、参拝をして御朱印をいただきたいというこだわりもあり、基本的には郵送での頒布にはあまり手を出さないようにしています。
ただし、例外が3つあります。
ひとつ目は金吾龍神社です。
金吾龍神社はまだそうしたこだわりのない時期に郵送で拝受したことがあるのですが、それから信じられないくらい運が好転しました。
以来、金吾龍神社を崇敬し、現在は崇敬会員となって会費を納めています。
ですから金吾龍神社の御朱印を郵送で拝受することはかまわないと思っています。
ふたつ目は写経を郵送納経して納経印をいただくことです。
もともと御朱印は写経を納経して納経印をいただいたことに始まると言われています。
ですから郵送であっても納経することで納経印をいただくことは本来の姿だろうと思っています。
そしてみっつ目は多少苦しいのですが、実際に参拝したことのある寺社からは、どうしても欲しいと思う御朱印が見つかったときは郵送で拝受してもかまわないと決めています。
これまでは帰厚院さんの4枚組の御朱印をこれで拝受しました。
そしてこのたび、厚真神社の御朱印も、このみっつ目の例外を適用して拝受しました。
厚真神社は震災翌年に参拝しています。
今回拝受した御朱印は、シマエナガも描かれた春の御朱印です。
一目見ただけで、惚れ込んでしまいました。
早速送っていただいたのですが、たまたまこの日に申込用紙が届いたようで、一粒万倍日である4月5日の日付が入れられていました。
たいへんありがたく拝受しました。
台紙に挟んで送っていただけました。フクロウの栞も同封されていました。
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