よしつねじんじゃ
義經神社
北海道 富川駅
資料館:9:00〜17:00(月曜休館)
義経北行伝説の地「義経神社」
沙流川より東。平取町の中心地に近い山の中腹。街道沿いに大きな看板や大鳥居が見える。
駐車場は、鳥居横か裏街道を通って拝殿近くか。
黒い鳥居を潜って結構な段数がある階段を登り境内へ。
まっすぐ進み二の鳥居を潜って階段で拝殿。
拝殿左手に静御前と常盤御前の石碑。石碑前に絵馬板がある。
そのまま左に進むと授与所、横に資料館。
御朱印は拝殿内で書置きをいただける。御朱印帳購入は授与所で声掛けでその場で御朱印も書いていただけた。
資料館は箱に入場料を入れるタイプ。資料規模は小さい。
平泉で自害したとされる源義経が、実は自害に見せかけて弁慶らと蝦夷地に渡ったとされる「義経北行伝説」が残る地。
この地に辿り着きアイヌ民族に技術を教え「ハンカンカムイ」と親しまれたとされる。
平取町にはコタン(アイヌ民族の集落)に入れない義経一行が過ごしたとされる「義経洞窟」がある。その洞窟内に鎌倉時代の刀や鎧が出たことも義経北行伝説の所以になっている。
義経が馬の名手であったこと、平取町や日高町が競走馬の馬産地であることから、境内で馬上から破魔矢を射る初牛祭の神事がある。
幟に「愛馬息災」と馬の名前が書かれていた。地元では全く見ることがないので珍しい。
10/1緊急事態宣言が明けたので資料館が再開されました。
神社HPによりますと、
創祀は詳らかではないが、「ご祭神である源九郎判官義經公が北行されたいう伝説と、江戸末期の幕吏近藤重蔵翁が義經公のご神像を平取の地に寄進されたことに起源を発する」(神社HPからの引用)とのことです。
御朱印・御朱印帳をいただきました。
御朱印を頂いた際に宮司様とお話しさせていただく機会を得ました。
平取町の二風谷にはアイヌコタンがありアイヌの方々が多く住んでいるとのことですが、当神社のお祭りでは平取アイヌ文化保存会の方々が参列され、また踊りを奉納されるとのことです。
宮司様はこのようなことを含めて、アイヌと大和の共生の道を模索され歩まれているとのことでした。
いただいた御朱印帳も神社としてのデザインに、さらにアイヌ文様が施されたものになっています。
参拝させていただいた一週間ほど前の10/9未明に当神社境内付近で熊の目撃情報があり、10/13に斎行された例大祭は安全に配慮して崇敬会員の参列を辞退し、平取アイヌ文化保存会の方々の参列のもと「10/9にお出ましになられたキムンカムイ(山の神たる熊)をも丁重にお祀り」(神社HPからの引用)されたとのことです。
お忙しいなか貴重なお話をいただきました。
感謝です!!拝。
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