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いちきしりじんじゃ

市来知神社
公式北海道 峰延駅

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惣一郎
惣一郎
2022年08月13日(土)
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【北海道 古社巡り】

市来知神社(いちきしり~)は、北海道三笠市宮元町にある神社。旧社格は郷社。祭神は天照大御神、豊宇気毘賣神、大山祇神、大國主神、倉稲魂神、大國魂神、少彦名神の7柱。

1882年に市来知村開村と同時に、達布山に小祠を建立したことに始まる。1886年に現在地に神殿を建て遷座祭、例大祭を執行。1888年に無社格に列し、社名を「市来知神社」と称し、競馬場も新たに完成。1916年に村社に昇格、1941年に社殿等を造営、1943年に郷社に昇格した。戦後1951年に幌内太神社を合祀、1962年に競馬場廃止跡地に三笠市立総合病院を建設、2001年に神幌内神社を合祀した。

当社は、JR函館本線・峰延駅の南東5kmの三笠市の市街地西部、平地にある。幹線道路の道道116号線に面した境内はかなり広々としていて、柵や仕切りがないこともあり、パッと見は広い公園みたい。あまりに広くて境内に公道も通っている。長い参道の突き当りに社殿があってその後ろが林になっている。社殿の横に大きな社務所があり、その前は広場になっていて、祭りを開催するにもかなり余裕がありそうな空間が広がっている。全体に、広々として伸びやかな印象。

今回は、北海道の旧郷社ということ参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分以外には特に参拝者は見掛けなかった。

市来知神社の鳥居

広々として開放的な境内南端入口全景。

市来知神社の建物その他

参道左側にある<渡辺惟精翁顕彰碑>。1881年当地に空知集治監創設、初代典獄となった人物。のち当地、空知地方、北海道(特に炭鉱)の発展に寄与した、当地の英雄。

市来知神社の鳥居

いよいよ<一の鳥居>をくぐり、まっすぐ北に伸びる参道を進む。味のある石製灯籠がいい。
参道の両側は公園のようになっていて、児童遊具が置かれているほか、赤松の保護樹林にもなっている。

市来知神社(北海道)

参道は一度公道で分断されている。

市来知神社(北海道)

さらに進むと<手水舎>や<二の鳥居>などが見えてくる。

市来知神社(北海道)

参道左側の<手水舎>。

市来知神社(北海道)

手水石には綺麗な花が浮かべられていた。

市来知神社の鳥居

さらに進んで<二の鳥居>。左後ろの高い木は<御神木>。

市来知神社(北海道)

参道左側の<狛犬>。黒い石材、太い尻尾と、北海道の古狛犬の特徴が。独特な表情には味がある。(o^―^o)

市来知神社の狛犬

参道右側の<狛犬>。左の狛犬とは作風がまったく違うような。台座には昭和九年(1934年)の銘がある。

市来知神社の本殿

<拝殿>遠景。社殿は周りを樹木で囲われている感じ。

市来知神社の本殿

<拝殿>全景。躯体に比してかなり大きな向拝。

市来知神社の本殿

<拝殿>正面。珍しく横書きの扁額。

市来知神社(北海道)

<拝殿>内部。きれいにされている。

市来知神社の建物その他

拝殿から振り返って境内全景。とっても広々。

市来知神社の本殿

斜めから<社殿>全景。1941年造営と古いが、手入れが行き届いている。

市来知神社の本殿

拝殿後ろの<本殿>。拝殿に比してコンパクト。

市来知神社(北海道)

拝殿に向かって右手にある<神輿殿>。

市来知神社(北海道)

拝殿に向かって左手にある<社務所>。御朱印はこちら。

市来知神社の建物その他

社務所の南側にある<演舞場>。

市来知神社の自然

社務所から見た<御神木>。のびのびと成長している感じ。

市来知神社(北海道)

最後に<社殿>全景。広々と開放的な空間に、凛として佇む神の社。(^▽^)/

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歴史

明治15年(市来知村開村と同時)達布山に小祠を建立したことに始まる。明治18年6月6日集治監による農耕の祭祀を達布山に於いて斎行、同19年には現在地に境内を定め神殿を建て7月7日遷座祭並びに初めて例大祭を執り行う。同21年10月10日無格社に列せられ社名を市来知神社と称え、競馬場も新たに完成、同34年集治監廃監後例祭日を8月5日に、同42年から9月5日に変更する。大正5年社殿改築社務所新築鳥居建設し同9年9月6日村社に昇格。昭和16年神社及社務所を造営、同18年11月19日郷社に昇格した。同21年宗教法人令により法人神社の登記を完了する。同26年幌内太神社合祠、同37年競馬場廃止跡地に三笠市立総合病院を建設(三笠市に用地貸与)、同56年市来知神社創祀百年記念として境内地に演舞場を建設、平成3年神社創祀百拾年祭を奉仕する。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
幌内太神社 創祀不明 昭和26年合祀

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市来知神社の基本情報

住所北海道三笠市宮本町488
行き方

JR岩見沢駅より中央バスにて「宮本町」下車、「市立病院前」下車、「市立病院」下車3分

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名称市来知神社
読み方いちきしりじんじゃ
御朱印あり

限定御朱印なし
電話番号01267-2-2071
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。
お守りあり
絵馬あり
SNS

詳細情報

ご祭神《主》天照大神,《配》大山祇神,豊受比売神
創建時代明治15年(1882)
本殿神明造
ご由緒

明治15年(市来知村開村と同時)達布山に小祠を建立したことに始まる。明治18年6月6日集治監による農耕の祭祀を達布山に於いて斎行、同19年には現在地に境内を定め神殿を建て7月7日遷座祭並びに初めて例大祭を執り行う。同21年10月10日無格社に列せられ社名を市来知神社と称え、競馬場も新たに完成、同34年集治監廃監後例祭日を8月5日に、同42年から9月5日に変更する。大正5年社殿改築社務所新築鳥居建設し同9年9月6日村社に昇格。昭和16年神社及社務所を造営、同18年11月19日郷社に昇格した。同21年宗教法人令により法人神社の登記を完了する。同26年幌内太神社合祠、同37年競馬場廃止跡地に三笠市立総合病院を建設(三笠市に用地貸与)、同56年市来知神社創祀百年記念として境内地に演舞場を建設、平成3年神社創祀百拾年祭を奉仕する。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
幌内太神社 創祀不明 昭和26年合祀

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