多家神社の御朱印・御朱印帳

広島県 矢賀駅

コロナの影響で、現在は書き置きのみの御朱印とのことでしたが、　
神社の由緒など、丁寧に説明してくださいました。

式内名神大社「安芸国安芸郡 多家神社」の後継神社として、明治6年（1873年）に創祀された。
社伝では、式内多家神社は神武天皇が東征の際に7年間滞在した阿岐国（安芸国）の多祁理宮（『古事記』）あるいは埃宮（『日本書紀』）の跡に創祀されたものとしている。『延喜式神名帳』では名神大社に列している。
中世には武士の抗争により社勢が衰退し、所在がわからなくなった。江戸時代になると、境内社に「たけい社」のあった「松崎八幡宮」と、安芸国総社である「総社」が式内多家神社の後裔社を主張し、論争となった。結局、明治6年両社を廃止し、現在地の「誰曽廼森（たれそのもり）」に社殿を造営して、両社で祀られていた神を祀る「多家神社」が新たに創建された。この際、両社に伝わる古記は、後の争いを避けるために全て焼却されたという。翌明治7年に県社に列格した。

田所明神社にてご由緒を伺った多家神社に参拝させていただきました。
表参道から階段を上ると、茅葺の洒落た社殿が正面に見えましたが、宝蔵ということで広島城から移築された歴史ある建造物でした。
御朱印は、書置きに日付を記入いただき拝受致しました。