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かんのんじ

観音寺
公式福岡県 田主丸駅

御朱印について
御朱印
あり
限定
-
御朱印帳
あり
パーキング
駐車場
-

巡礼

その他の巡礼の情報

九州西国霊場第19番札所
百八観音霊場第94番札所
筑後三十三箇所観音霊場第3番札所

歴史

石垣山観音寺は、673年(白鳳二年)に天武天皇の勅願寺(時の天皇上候の発願により、国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと)として創建されました。

寺伝に依れば、708年(和銅元年)には行基菩薩が西下し、翌年709年、七堂伽藍(しちどうがらん)(寺の主要な7つの建物。塔・金 堂・講堂・鐘楼・僧房・食堂)を造営、元明天皇より「観音寺」の勅号を賜りました。

本尊は十一面観世音菩薩を内蔵した聖観世音菩薩。713年(和銅6年)の境内地は24000坪あったと伝えられています。

毘沙門天

847年(承和14年)、慈覚大師円仁が入唐求法(ぐほう:仏法を求めること)の帰途、この寺に立ち寄り、毘沙門院多聞堂や諸堂の創建と共に、「円成院」の院号を名づけ胎蔵界(たいぞうかい)の十三大院(じゅうさんだいいん)になぞらえて13ヶ寺を選ばれました。また、これまでの「法相宗」から「天台宗」 に改宗しました。

近年境内より9ヶ所の経塚(きょうづか)が発掘され、なかでも1112年(天永3年)の華麗な銅製経筒(きょうづつ)には埋蔵紙本写経として「法華経全巻」が揃った日本最古ともいわれる経文が内蔵されていました。

なお写経では、高麗版の「橡染紙銀字大般若経」、伝菅公筆「紺紙金泥写経文」など、未指定調査中の文化財も多く、平安後期の「木造毘沙門天像(県文化財指定)」や中国元代の絹本着色「羅漢渡海図」のほか、伝説のミイラになった妖怪「牛鬼(うしおに)の手」なども秘蔵されています。

観音寺は開山以来、観音信仰がたゆみなく脈々と続いており、九州西国霊場第19番・筑後国第3番の札所として現在でも多くの巡礼の方々とご縁を結んでいます。

毎年1月の第三日曜日に開催される「初観音大祭」では、採灯大護摩供(さいとうおおごまく)(火渡り)を厳修しており、県内外から参詣者が訪れ、今年1年間の無病息災や身体健全など、それぞれの願い事が書かれた護摩木が毎年3000本以上集まり、豪壮な火と共に一本ずつ行者によって投げ入れられ祈願されます。

また、5月・9月の第3日曜日は「御開帳法要(護摩供)」、毎月18日は「観音縁日」として護摩供を修しています。

ハルサザンカ

観音寺の自然に目を向けてみると、境内中央に推定樹齢350年の「ハルサザンカ」(久留米市指定天然記念物、幹回り158センチの原木、高さ8メートル)が2月から3月にかけて可憐な紅色の花を咲かせ、鳥や人の心を和ませています。

なお2月の第3日曜日には「さざんか祭」を開催し「ハルサザンカ」の開花と共に自然の恵みに感謝しています。

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名称観音寺
読み方かんのんじ
参拝にかかる時間

約20分

参拝料

無料

御朱印あり

限定御朱印なし
御朱印帳あり
電話番号0943-77-3490
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。
ホームページhttp://ishikakizan-kannonji.jp/

巡礼の詳細情報

九州西国三十三箇所

第19番

御本尊:十一面観音

御詠歌:

数々の 形を分けて 縁ある 人を導く 法教ゆなり

詳細情報

ご本尊十一面観世音菩薩を内蔵した聖観世音菩薩
宗旨・宗派
創建時代673年(白鳳二年)
文化財

木像毘沙門天立像(平安末期・県文指定)

ご由緒

石垣山観音寺は、673年(白鳳二年)に天武天皇の勅願寺(時の天皇上候の発願により、国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと)として創建されました。

寺伝に依れば、708年(和銅元年)には行基菩薩が西下し、翌年709年、七堂伽藍(しちどうがらん)(寺の主要な7つの建物。塔・金 堂・講堂・鐘楼・僧房・食堂)を造営、元明天皇より「観音寺」の勅号を賜りました。

本尊は十一面観世音菩薩を内蔵した聖観世音菩薩。713年(和銅6年)の境内地は24000坪あったと伝えられています。

毘沙門天

847年(承和14年)、慈覚大師円仁が入唐求法(ぐほう:仏法を求めること)の帰途、この寺に立ち寄り、毘沙門院多聞堂や諸堂の創建と共に、「円成院」の院号を名づけ胎蔵界(たいぞうかい)の十三大院(じゅうさんだいいん)になぞらえて13ヶ寺を選ばれました。また、これまでの「法相宗」から「天台宗」 に改宗しました。

近年境内より9ヶ所の経塚(きょうづか)が発掘され、なかでも1112年(天永3年)の華麗な銅製経筒(きょうづつ)には埋蔵紙本写経として「法華経全巻」が揃った日本最古ともいわれる経文が内蔵されていました。

なお写経では、高麗版の「橡染紙銀字大般若経」、伝菅公筆「紺紙金泥写経文」など、未指定調査中の文化財も多く、平安後期の「木造毘沙門天像(県文化財指定)」や中国元代の絹本着色「羅漢渡海図」のほか、伝説のミイラになった妖怪「牛鬼(うしおに)の手」なども秘蔵されています。

観音寺は開山以来、観音信仰がたゆみなく脈々と続いており、九州西国霊場第19番・筑後国第3番の札所として現在でも多くの巡礼の方々とご縁を結んでいます。

毎年1月の第三日曜日に開催される「初観音大祭」では、採灯大護摩供(さいとうおおごまく)(火渡り)を厳修しており、県内外から参詣者が訪れ、今年1年間の無病息災や身体健全など、それぞれの願い事が書かれた護摩木が毎年3000本以上集まり、豪壮な火と共に一本ずつ行者によって投げ入れられ祈願されます。

また、5月・9月の第3日曜日は「御開帳法要(護摩供)」、毎月18日は「観音縁日」として護摩供を修しています。

ハルサザンカ

観音寺の自然に目を向けてみると、境内中央に推定樹齢350年の「ハルサザンカ」(久留米市指定天然記念物、幹回り158センチの原木、高さ8メートル)が2月から3月にかけて可憐な紅色の花を咲かせ、鳥や人の心を和ませています。

なお2月の第3日曜日には「さざんか祭」を開催し「ハルサザンカ」の開花と共に自然の恵みに感謝しています。

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