御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
神社寺院のホームページが無料でかんたんに作れる!

三津厳島神社の日常(150回目)愛媛県三津駅

8月1日の言葉「盆はうれしや 別れた人も 晴れてこの世に 会いに来る」

投稿日:2021年08月01日(日)
8月朔日(ついたち)の言葉は「盆はうれしや 別れた人も 晴れてこの世に 会いに来る」

この歌は福島県いわき市で受け継がれている「じゃんがら念仏踊り」の一節です。

お盆の期間はご先祖様があの世からこの世に帰って来られるといわれ、各地でお盆の行事が行われます。

愛媛では月後れで行われ、今月13日が迎え盆、16日が送り盆とされています。

地域によっては「精霊馬(しょうりょうま)」と呼ばれる、キュウリの馬とナスの牛とが飾られます。

これはこの世に帰るときは馬のように早く帰ってくるように、あの世に戻るときは牛のようにゆっくり戻って頂くようにという
「少しでも長くこの世にいてほしい」という家族の願いが込められています。

お盆は仏教の行事のように思われますが、元々は神道の祖先崇拝の考えを仏教が取り入れたものです。
よく「盆と正月」といわれるように、古来からお盆とお正月はご先祖が帰って来られる時期と考えられていました。
お正月には家に帰る目印として、門松を立て「家の中もきれいにしていますよ」という印として、しめ飾りを付けました。
そしてお盆の迎え火にあたる提灯を家ごとに掲げました。そして送り火として「どんど焼き」を行ったのです。

「折節(おりふし)の移り変わるこそ、ものごとのあはれなれ」(季節の移り変わりに心が奪われてしまいそうだ)から始まる徒然草の第十九段には、大みそかには提灯を家ごとに掲げて「亡き人の来る夜とて魂(たま)祭る」(ご先祖が降臨する夜だから、みたま祭りを行う)とあります。

鎌倉時代にはすでに先祖祭りの習慣があったことが分かります。

「先祖あっての自分」とよく言われますが、両親がいなければ今の自分は存在しません。
父母、その父母と連綿と命がつづいてきたからこそ今の自分の命がある。
自分の命は自分だけのものではなく、身体の中にご先祖の尊い命、魂(たましい)が息づいている。
それを思えば自分自身を大切にして、悔いのない人生を送ることが、ご先祖を大切にする事につながります。

お盆はご先祖の大切さを改めて思い起こし、今の自分の生き方を振り返るいい機会かもしれませんね!  
感謝の気持ちを込めてご先祖をご供養しましょう。

心の幸福は感謝の気持ちから始まり、ひたすら祈ることによってより大きくなります!
三津厳島神社の自然
三津厳島神社の自然

すてき

みんなのコメント0件)

ログインしてください

ログイン無料登録すると、投稿へコメントできます。

ホトカミ見ました! で広がるご縁

ホトカミを見てお参りされた際は、
もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、情報を発信しようという気持ちになりますし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。
三津厳島神社のお知らせをもっと見る579件
三重四天王寺の御朱印横浜御嶽神社の御朱印

三津厳島神社

限定御朱印最新情報を

メールで受け取ろう

受け取る

①ホトカミに登録

②受け取りたい公式神社お寺をフォロー

コメント
お問い合わせ