ぶにやまいなりじんじゃ
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171から茨木へ帰る際に検索したらあったので参拝。
住宅や田んぼに囲まれる、森がある神社ですね。
参道入口付近に、夜間は静かにしてくれとかそういう看板がいくつも貼っていました(後述)
鳥居横には昔使われていたと思われる井戸がありましたね、厳重に塞がれていましたが。
ここはアジャリの森と呼ばれるそうで、当時三島を収めていた三島県主飯粒(みしまのあがたぬしいいぼ)が安閑天皇に良田四十街を献上。
その田を耕すために大河内直味張(おおしこうちのあたいあじはり)という豪族が春秋それぞれ500人の農民を遣わすことになったそうです。
アジャリの森と呼ばれ、この付近に五百住(よすみ)という地名が残った経緯となっています(あじはりが訛ってアジャリ)
祭神は宇迦之御魂神。
社殿はコンクリートで覆われており、内部を覗くと木造の本殿が見えました。
この辺だと雨避けとかで覆いがある社殿が多いですが、コンクリートは初めて見ましたね。
社殿裏に周ると多数の塚があります。
味張稲荷、弁財天、白龍...これは伏見稲荷でよく見る光景ですね。
こういうのって、この辺りに昔あった村とかの寺社を合祀した際のものだと思っているんですがどうなんでしょう?
詳しい人がいたら教えていただきたいです。
この後は長いので無視してもらって良いです。
ここは心霊スポットとして有名らしいです。
調べたらYoutuberとかが突撃してるみたいなので。
なので、入り口に警告文が貼られています。
霊感は元々ありませんが、そもそも伏見稲荷に何度もお参りしているのでむしろ北摂でこういう光景は珍しいなぁと思ってしまいます(多数の塚とか)
この周りは地域住民が多数住んでおられるので静かに参りましょう。
こういっては身も蓋もありませんが、神社で首吊りがあったとか神社裏の塚がやばいとかそういうのはあくまでも思い込みです。
心霊スポットによくありますが、ここで誰かが自殺した「らしい」とかの文があってそのソースはどこ?
と調べてもほぼ大抵出てこないのです。
また、こういう心霊スポットと信じておられている方は必ずと言っていいほど夜に行きます。
普段神社に参られている方なら分かると思いますが、神社って木々の揺れる音や、木から実が落ちたり。
鳥や猫とかが境内を歩いたりする音とか聞こえません?
それが夜になると何も見えないので結果ギャーギャー騒ぐのだと思います。
お稲荷さんとしてお参りするなら近隣の方も何も言わないと思いますが、遊び半分で騒いで行くような場所ではないと思います(それは全国津々浦々、どこの寺社でもそうです)
参道
社殿、そういえば狛犬的なものがない
説明文、結構立派ですね
裏の塚。
伏見稲荷でよく見た光景。
赤鳥居は古いものの、入口の鳥居は平成末期に建てられたとあります
写真は納められませんでした。
ここは通称「阿闍梨の森」と呼ばれ、お参りしてはいけない神社として有名です。
興味本位で行かれるのはやめた方が良いと言われました。
しかしながら綺麗に清掃され、例祭も春と冬にあり何処かの神社さんが巫女さんと共に執り行うのだそうです。
追記
歴史的にはこの神社はとても古い神社だそうです。
津之江の鎮守社として建てられたのだそうで第27代天皇・安閑天皇(あんかんてんのう)の時代らしく、西暦536年の頃かな?と。
何時の頃からかは判らないのですがこの神社の裏に無数の墓石が集められてしまいました。そこからこの神社に良くない噂が広がり、後に自殺者がここで多発したという話も聞きます。
今もその墓石がたくさん残っており、今では大阪屈指の心霊スポットになっています。
追記2
大祭は4月1日だけのようです。(ジンジャーさんの投稿より)
日本書紀に記載がある歴史ある古社。
近隣では旧石器時代のキャンプ跡も発見されるなど、古くから人が住み着いていたようです。
天皇に献上した良田を耕すために豪族が500人の農民を遣わした事から「五百住」の地名の由来となっています。
立派な案内板が建てられていました
この案内板に記載されていて写真まで添えられている、もう1つの神社である「筑紫津神社」の境内にはこのような案内板は建てられていません
オカルト的な噂を払拭したい市の意向でしょうか?
筑紫津神社と、こちらの位置情報
拝殿
頑丈なコンクリートの内陣に木造の本殿が収められています
近畿では珍しいと思います
本殿裏手のお塚
お塚
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