熊野本宮大社真名井社

和歌山県 新宮駅

そのまま真那井社に向かいました｡
残念ながら徒歩であと1分の所で通行止めでした｡
工事の作業員の皆様に見守られながら(冷めた目で)手を合わせさせて頂きました(-人-)

父のイザナギに追放されたスサノオが､母のイザナミに会うため根の国に行く前に､姉のアマテラスに別れの挨拶をしようと天上に昇ります。
アマテラスはスサノオが国を奪いに来たのかと臨戦態勢｡
そこでスサノオは自分に敵意が無いことを証明するため､誓約をして子を生むことで潔白を証明しようとします｡
アマテラスはスサノオの剣を借りて三つに折って､天の真名井で振りすすいで､よく噛んで霧を吹き出すと､その霧から３柱の女神が生まれました｡
それに対してスサノオはアマテラスが身に付けていた玉を貰い受けて､天の真名井で振りすすいで､よく噛んで霧を吹き出すと、その霧から5柱の男神が生まれました｡
これによりスサノオは身の潔白を証明しました｡
真名井の聖なる水がこの誓約に必要で､子を生んだ場所が｢天の真名井｣でした。
この神話が真名井社の名の由来であるとされています｡
またこの場は熊野本宮大社様の神が最初に降臨した地とも伝えられます。

熊野本宮大社の末社で、「真名井」は神聖な井戸を表す言葉です。この井戸から汲まれる水は、牛王神符を刷る墨を擦るときの水として使われています。

熊野本宮大社の末社になる真名井社の御朱印です。